今日もKは先発で投げさせてもらいました
相手チームはシード校
手強い
午後１時 炎天下の中、プレイボール
初球 ボール・・・
ちょっと嫌な予感
試合内容を綴って思い出にしたいのですが
緊張で覚える余裕もなく
そして、思い出すのも辛くて、、、
覚えていることと言えば
２回表に大量点を奪われたこと
長打を３～４本打たれました
Sho-kunがリリーフ準備に入りました
「２回にして、最後のマウンドになるかもしれない」
「しっかり目に焼き付けておこう」
そんなことを考えていました
２回表が終わって５対０
コールドゲームは免れたい
すると、そのウラの攻撃にミラクルがおきました
相手ピッチャーがリズムを崩し
４点を返しました
「まだまだいける！」
３回以降も毎回のピンチをしのぐKチーム
そして同点にした
でも、どこで同点にしたんだっけ？
タイムリーヒットだっけ？
押し出しだっけ？
誰がホームを踏んだんだっけ？
いつもはゲーム内容を覚えられるhinaですが
だめ
まったく冷静じゃなかったことがわかります
とにかく同点に追いついたのです
「押せ押せだ、勝てる！」
逆転のチャンスが訪れました
しかし、ダブルプレイ
そして三振（←K）
すると次の回に大波乱が待っていました
１アウト１・２塁
打球を見て「よっしゃダブルプレイだ！」
・・・・・しかし
相手チームに追加点が入りました
２点差
でも、大丈夫
返せる
そのウラの攻撃も同点のチャンスがありながら無得点
最終回
２アウトからフォアボールで出塁
バッターはK（なんでだ～）
粘って粘って粘りました
そしてKのバットが空を切った
三振
ゲームセット
夏が終わりました
全員が泣いていました
勝ちたかったね
もっとみんなで試合がしたかったね
Hinaも終わらない夏を夢見ていたわ
この現実を受け止めたくない
試合が終わり
監督の話に、全員が泣いていました
試合に出られた選手もベンチの選手も同じ
みんながんばってきたからこその涙だと思います
そう
キミ達は幸せです
素敵な仲間に出会えて
その仲間と大好きな野球が出来て
純粋な涙を流せた
それがうれし涙だったら・・・なんて
欲張りなのかな
泣き顔を見られたくなくて
背を向けて、呆然と立ちすくす選手
しゃがみこんで、肩を落としてうずくまる選手
見たらいけないと思いつつ、レンズ越しに見続けていました
残してはいけないと思いつつ、ビデオを撮り続けていました
いつか
「オレ達、セイシュンしてたよな～」って笑いながら言えたらいいな
いつか
「お父さん、カッコいいやろ～」って子供に見せるかな
そんなことを考えている間はいいのだけれど
現実は
ため息と涙のhinaです
