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ひまわり進学ルーム

ひまわり進学ルーム ひまわり先生のブログ

トリリオン

2024-06-21 15:20:28 | ひまわり進学ルームの日常
少し前のことなのですが、英語の授業のときに「大きな数」の読み方を勉強していまして。
日本語の数は4桁区切りですが(昔のそろばんとかは、4桁ごとにチョボが打ってありましたね)、英語の読みは3桁区切り。
現在日本で大きな桁の数字を表記するときは3桁ごとにコンマを入れるので、(小学生の算数で「大きな数」を勉強するときには困るのですが)英語で読むときは簡単です。
「とりあえず、百までの言い方を覚えたら、このコンマは「千(thousand)、このコンマは百万(million)、このコンマは十億(billion)だから、〇〇〇billion〇〇〇million〇〇〇thousand〇〇〇」って読むだけだよ。むしろ、日本語の方が一十百千万…って数えなきゃでめんどくさいね。」
生徒「その次は?」
「ん?」
生徒「一十百千万…の次って、億やっけ?」
「そうやね。十億がbillionだから、一億十億百億千億、一兆」
生徒「それは英語でなんて言うの?」
「え~とね、一兆がtrillion(トリリオン)。」
生徒「あ!トリリオンゲーム?!」
「お、そういやあったな、そんなドラマ。一兆円稼ぐって話やったっけ?」
生徒「だからトリリオンか~」
生徒「ね~、先生、その次は?」
「は?その次?その次とか使うことある??まあ、でも、ちょっとまってよ、さすがに私もわからんで・・・え~とね、千兆がクワドリオン(quaddrillion)、百京がクインテリオン(quintillion)、十垓がsextillion・・・」
生徒「もういい、もういいよ、なに、『ガイ』って」
「兆のうえ、京(ケイ)、垓(ガイ)っていうんよ。」
生徒「へえ~。」生徒「オレ知っとった」
「でも、あれだね、ギリシャ語だかローマ語だかで、3のこと「トリ」っていうからトリ+リオンで、その次は「4って意味のクワッド+リオン」なんだね。ほら、4種類選べるピザとかクワトロなんとかっていうやん?ってことはこのクインテが5って意味なんやろうなあ、でシックスじゃないけどセクスが6か」
生徒「もう、何言っとるかわからん。」
生徒「でも、まあ、トリリオンは覚えたわ。」

 こんな調子で脱線してしまいましたが、「ついで」に覚えるのって大事なことなので、興味を持ってくれたことには、できるだけその場で答えてあげたいなあと思っています。
 そんなときに手元の小さなツールでだいたいのことは調べられるの、ほんと便利ですよね。生徒には、そういう「調べかた」も含めて学習してほしい。スマホの検索も、上手に使えないと宝の持ち腐れなので。


野菜ジュースの罠

2024-06-19 15:51:52 | ひまわり進学ルームの日常
昨日、中学生たちと話しているときに、
H「でもさ、野菜ジュースって、めっちゃ砂糖入っとるやん。」
ひま「え?砂糖?」
H「だって、めっちゃ甘い。」
ひま「え~?あれって、野菜とか果物の甘味なんじゃないの?」
H「知らんけど・・・」
ひま「え、まって、私毎日野菜ジュース飲んでるんだけど、確かめてみる。」
ひま「うそーん!糖質12.6g!!」
H「先生・・・、gやよ、mgやないよ。やば・・・・・・」
ひま「え、やだ、私、毎日これ飲んでるのに・・・、え、まって、もしかして私が太ったのってこれが原因!?」
M「あ~あ、先生、やっちゃったねえ」
N「先生、(太ったなんて)気のせいですよ。」←やさしい

衝撃の事実でした。
体に良い成分が入っていると言っても一長一短。
何事もほどほどが大事ということでしょうか。

ちなみにその後気になって他のジュースにはどのくらい入っているのか調べてみたところ

他の野菜ジュースや、フルーツ味のジュースと比べても多かったです。
濃縮されてるんだもんね(;^ω^)

やっと終わったテスト対策

2024-06-11 14:49:41 | 日記
やっと!
すべての中学・高校のテスト対策が終了しました。
あとは果報は寝て待て。
さてさて、「果報」は届くのでしょうか。

と思っていたら、今日の昼にさっそく、
「物理、クラスで一番やった!」とのLINEが。
今日の夜塾に来るのですが、待ちきれなくて昼休みに送ってくれたようです。
うれしいな。

何がうれしいって、まあ、一番だったことはすごいし、うれしいのですが、
それよりも「勉強してよかった!」と思える経験をしてもらえたことがうれしくて。
「勉強は辛いもの、嫌なもの」
と思っている人は多いようで、親御さんの中にも
「『塾が楽しい』って言うんですけど、ウチの子、ちゃんと勉強してるんですか?」とおっしゃる方がみえるのですが、
わたしは、楽しんで勉強してもらうことが大事だと思っていて。
いや、わたしだけでなく、遠く昔の孔子さまの時代から勉強ができるための一番の方法は楽しむことだってことは言われているのであって。
その楽しむための一つのコツが「できるようになってうれしい!」という達成感を得ることなんですよね。
クラスで一番でなくてもいいのですが、前より点数があがった、偏差値があがった、わからなかったことがわかるようになった、できるようになった、そういう喜びが辛さより増してくると、自分で自然と勉強したくなるものです。

そしてもう一つのコツが、「知ること」そのものの楽しさをわかるようになること。これは、なかなか難しいかもしれないのですが、こちらもテスト対策中「生物基礎」の質問をしてくれた高校生に教科書に載っていないことも交えて解説しましたらば、
「え!そういうことなの!?へえええ、なんか、初めて生物の勉強して面白いって思えたかも。」と言ってもらえました。
そう、知りたい、わかりたいという知的好奇心は多かれ少なかれ誰でも持っていること。そこに少しでも触れられれば、同じことを教えても、吸収力が段違いに良くなる。
「勉強はやらなくちゃいけないからやる」「将来のためにやる」も大事かもしれませんが、そういう「義務」でやっているうちはまだまだなんですよ。

だから、ひまわり進学ルームの授業はできるだけ楽しく!わかりやすく!好奇心をくすぐるように!!がモットーです。