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ひまわり進学ルーム

ひまわり進学ルーム ひまわり先生のブログ

猫といっしょにテスト対策

2021-05-31 15:47:46 | ひまわり進学ルームの日常
もうすぐ中間テストです!
中・高生とも、毎週土・日は午後から缶詰になってがんばっています。
午後2時~午後10時まで(間に食事休憩アリ)勉強するっていうと、
家族や友達に驚かれるよ、という子もいますが、
そんな彼ら彼女らが頑張れる一因は、もちろんおネコ様たちでしょう。

見てくださいよ、この満面の笑み。
っていってもマスクと目線で生徒の表情は見れなくなっちゃっていますが、
猫たちが自分の机に乗ってくれた!ということで「どや顔」してます。
このあと猫を抱えて、「うわあ、心臓の音が聞こえる~」
とか「猫、あったかい・・・」とか言っていました。
そりゃね、ぬいぐるみじゃないからね。

こうして息抜きしながらまたカリカリ机に向かいます。
テストまで、いっしょに頑張りましょう。

皆既月食を見たかった件

2021-05-28 18:12:23 | ひまわり進学ルームの日常
2021年5月26日、スーパームーンの皆既月食。
完全蝕になるのが20時頃で、ちょうど塾の授業中ではあるのですが、
塾生たちといっしょに見れるなってちょっと楽しみにしていたのです。
中学生の生徒たちが来る19時頃はもう欠け始めている時刻なので、
生徒たちをお迎えがてら、見よう、とか。
朝から天気予報もチェックして。
雲が多いけれど合間から見れるって気象予報士さん言ってたのに…


雨こそ降りませんでしたが、予想以上に雲が厚かったですねえ。
ぜんぜん月の明かりのひとつも見られませんでした。
(つд⊂)エーン。
子どもたちは思ったほどがっかりもしていなくて、
「まあ、僕たちはまだこの先見るチャンスあるし。」なんて嫌味を言ってきたりもしていましたが、
私だってこの先月食があるときくらいまでは生きてるさ。
でも、君たちと見たかったんだよ。

なんてね。

おうちで科博!~VR体験~

2021-05-25 21:19:00 | ひまわり進学ルームの日常
中学生の生徒と話をしていまして。
国立科学博物館の本を読んで興味をもち、行ってみたいんだけど、コロナで行けない~という話になって。
先生、一度行ったことがあるよ、というと超うらやましがられ。
その時の写真がどこかに残っていたかな、でも展示物は撮れないはずだしな、と思って携帯をさぐりつつ、
科博のホームページも見てみましたら、なんと
「おうちで科博!~VR体験~」なるものを見つけてしまったのです。

「見て見て!こんなんあるよ!やってみる?」
「やりたい!」
ということで、しばしVRで遊んでみました。
操作がちょっとまどろこしいところもあるけれど、展示物によったり、拡大したり、あと解説を読んだりもできて、
かなり楽しいです。
特にアプリをダウンロートしたりする必要もなく、普通にスマホやタブレットから見られるようですので、
興味を持った人はぜひ見てみてください。
もちろん、博物館特有の雰囲気というか空気も好きなので、行けるのが一番いいんですが、
東京、遠いしね。
コロナじゃなくてもちょくちょく行けるところでもないので、これはありがたいなあと思いました。

そして、ホームページには寄付を募るボタンも。
少し前に、コロナでの臨時休館で、動物園や水族館が餌代を稼げない~的なことが話題になりましたが、
博物館だってそうですよねえ。維持費はかかる。
ニンゲンが生き残る、生き延びることが第一ではあるのですが、
今回のコロナ禍で「文化的な生活」が送れなくなるのは困ります。
お出かけできなくても、世の中のいろいろな人がこうやってアイデアをだして、
お家でも楽しめるようなコンテンツを作ってくれているので、
「文化的な生活を望む心」をなくさないようにしていきたいですね。

漢字検定を受けよう!

2021-05-14 14:56:43 | 日記
少し前に、東洋経済オンラインに掲載されていた隂山英男先生(百マス計算で有名な先生)の記事を抜粋でご紹介します。

『教室で子どもたちを指導していると、漢字の学習は、国語の一分野の学習ではなく、日本語の意味理解の中核であることを強く感じます。

日本語の文章は、重要な内容が漢字を使った熟語で表され、それらがひらがなでつながれて意味を形成していきます。英語における単語と同じく、漢字や熟語などの意味がわからなければ、文章の構造がわかっていても、内容の理解はおぼつかないものになってしまうのです。

しかし、最も問題なのは、漢字が重要であるにもかかわらず、学校教育においてその重要性が十分に理解されているとは思えないことです。その証拠に、小学生の漢字の定着率を見てみましょう。1年生や2年生は9割以上定着していますが、3年生では早くも8割を切り、4年生以上では7割以下、というのが全国的な平均です。

「教科書が読めない」という問題が近年提起されていますが、小学校の高学年以上においてはその漢字力の弱さのために、「読解ができない」ということが日常化しているのです。・・・』

このことを私も長年さまざまな教科を指導している中で感じます。
読解力がないことが、ほかの教科の学習に大きく影響することはもちろんなんですが、
では、そもそもその読解力のなさはどこから?というと、漢字が読めないことが最初のつまずきのようなのです。

中学生になると、学校でも教科書の音読なんてなかなか宿題にだされませんが、試しにお子さんに音読させてみてください。
国語の教科書でなくてもいいです。
漢字が読めないので、区切りがおかしい、区切りがおかしいから読んでいても字面を追っているだけで意味は頭に入ってこない・・・
そして、漢字が読めないってことは、そもそもその漢字を知らない、覚えていないということなので、
その言葉の意味もわかってないですよね。
つまり、「語彙力」のなさが「読解力のなさ」の大きな要因なんです。
国語なんて才能だとか、センスだとかやっても無駄とか、ぜったいそんなことないですからね。
やっても無駄ならなんで学校に国語の授業があって、国語の先生がいるのか。

でも、他教科にくらべて時間がかかるのは確かです。
なぜなら、小学校6年間で学習したはずの漢字すら読めない・書けないまま中学生になっているから、
そこからやりなおさなくてはいけないから。

でも、なんとかしたいなら、そこから始めればいいってことですよ。
思い立ったが吉日。
今何年生であったとしても、遅すぎるってことは絶対にありません。

まずは、本屋さんで「漢字ステップ」という漢検対策用のテキストを買ってきてください。
これは、漢字の書き順、漢字そのものの意味、その漢字を使用した熟語などが一気に学習できる優れものの教材です。
自信がなかったら該当学年の一つ前の級でもかまいません。
検定日までまだ一か月以上ありますから、コツコツと練習をし、少しでも国語力UPにつなげられるようやってみませんか。

というわけで、ひまわり進学ルームでは6月26日(土)に実施予定です。
申し込み締め切りは、5月26日(水)。
塾生でない方のお申込みも受け付けています。
おとなの方の脳トレにもおすすめ(笑)なので、兄弟姉妹いとこにはとこ、一族郎党うちそろって受検してみてはいかがでしょうか。



漢字検索アプリ

2021-05-09 18:19:23 | ひまわり進学ルームの日常
少し前のことなのですが、漢字検定の申込書といっしょにオマケで、
「50問テスト」的なものも配布しました。
中学生バージョンでは、5級(中1程度)から2級(高2程度)で学習する漢字がランダムにならんでいます。
現時点ではどのくらいできるかな、知っているかなという実力判定テストになっているので、
中1の子には「まだ中1だから、知らない漢字の方が多いと思うけれど、よかったらチャレンジしてみて。」といって渡しました。
ところが、この生徒、もともと読書が好きなので、学校では習っていない漢字でも結構読めるのですね。(書く方は苦手みたいなんだけど)
その場で読みの方をやり始めてしまいました。
そして、驚くべきことに、2級の漢字で数問読めないのがあったくらいで、ほかは読めちゃいました!
読書パワーすごい。
しかも、読めなかった漢字があったことが悔しいようで、読み方を調べたいという。
ちょうど「漢和辞典」」の使い方を習ったばかりではあったのですが、本人曰く
「たしかに、漢和辞典があれば調べらるんだけど、外にいるときとか、すぐに調べられるように、アプリとかあったらいいのに。」
「ああ、あるんじゃないかな、スマホで『漢和辞典』っていれれば出てくると思うけど。」
「う~ん、でも、わたしのタブレット、ネットつながってないからアプリがいい。」
「なるほど。アプリか。あると思うけどな。調べてみようか。」
「うん、それに、部首とか画数とか知らなくても調べれられるように、タブレットに書いたら読みが出てくるみたいなのがあったらいいな。」
「ああ!たしかに。そういうのあったら便利だよね。すぐに調べられるもん。」
というわけで、スマホで検索しましたらどんぴしゃりなアプリがありまして、すぐに私の携帯にインストールしました。
画面に指で文字を書くと、その漢字の音読み訓読みが出てきます。
熟語にすると熟語の意味も出てきます。しゅごい!
そしてポイントはきれいに書かないと判読してくれないこと!!
この生徒ちゃん、けっこう癖のある文字を書くのですが、スマホに認識してもらうために、
姿勢を正して(←かわいい)一画一画丁寧に文字を書いていました。
そして、わからなかった漢字の読み(とついでに意味も)を全部調べてから本来の授業に。

今日やるはずだった授業内容からは少しはずれてしまいましたが、
今日の出来事は長い目で見たらすごく有用な時間だったと思います。
だって、彼女はこの先また読書をしていてわからない漢字があったらきっと自分で調べます。
本の内容に即しているので、ふつうに漢字だけを学習するよりも意味も記憶に残りやすいでしょう。
そして漢字をバランスよくきれいに書けるようになるというおまけつき。(←ここは自動補正とか予測変換とか改良しないでほしいww)
漢和辞典で調べた方がいいという意見もあるかもしれませんが、
めんどうだと結局やらなくなっちゃうので、「知りたい!」と思った時にすぐ調べられる方法もあった方がいいと思うのです。

それにしても、やはり「好きこそものの・・・」ですよねえ。
これからも彼女の読書ライフが充実したものになりますように。