テスト対策が終わって、皆がぞろぞろと帰る時、
人の波に逆流して中1のSくんが戻ってきました。
「先生、自転車の鍵、階段のすき間から落としてまった。」
ちょうど私は、他の中学生との会話の途中だったので、
それを聞きつけたN先生がすぐに外へ出てくれました。
その時はすぐに見つかると思っていたので、「よろしく~」と軽くお願いしてしまったのですね。
ところが、しばらくしてもまだ外がガヤガヤしています。
私も懐中電灯を持って外にでました。
すると、中学生から高校生までいろんな学年の子たちが、
携帯を照明替わりに、あちこちを照らして探索しています。
ひま「あれ、まだ見つからないのね。本人はどこ?本人は。」
S「はい。」
ひま「どこで、どういう風に落としたの?再現して?」
N「階段から落としたとすると、ここら辺りにあるはずなんですがね。」
S「ここからこう降りてくる時に、この辺で、手すりのすき間に落ちて・・・」
ひま「なるほど、ここ?ここから落としたのね?・・・あ?コレじゃない?」
鍵は、下まで落下せず、すき間に挟まったままになっていました。
N「おお!見つかりましたか!」
みんな「良かったね!」「あったの?」
ひま「でも、これ取れる!?」
そのすき間は、子どもの指一本すら入らないくらいの狭さ。
今度はどうやってとるか、またみんなでワイワイ。
中学生「これ、通りかかった人がみたら異様な光景だよね。」
確かに。
大勢が階段の途中で手すりを覗き込むという・・・。
ブログに書くなら写真撮っておけばよかった、って後から思いましたが、
その時は鍵をどうやってとるかっていうことしか頭になかったので、残念だったなあ。
とにかく、何か長い棒でつついて下に落とすか?ってことで、
30センチ定規→まったくながさ足りず
ひまわりの造花→茎の部分が結構長いものの、ふにゃふにゃすぎてむり。
クイックルワイパーの柄→太すぎてすき間に入らず
中学生のM君が「先生!磁石ない?磁石。磁石を糸で垂らして、くっつけたら?」
S「でも、鍵についてるマスコットが結構思いから、磁力で持ち上がるかなぁ?」
ひま「実験用の結構強い磁石、あるっちゃあるよ。」
・・・といろいろ探しているうちに、見つかったのはN先生が遊びで買ってきたマジックハンド。
ひま「これは?すき間にはいる?」
みんな「おおーーーーーー!そんないいモノが!」
「これなら挟んで上に持ち上げれる!」
「うまい!よし!あともう少し!!」
「あ!!!」
「ああ~~~~~」
あともう少しというところで、鍵は落ちてしまいました。
みんな「どこ行った?」「下まで落ちた?」
ひま「あったよ!下に落ちてたよ!!」
みんな「おおおおおおおお!」
「良かった良かった。」
「さあ、帰ろう。」
残ってくれたのは、自動車のお迎えじゃない自転車組のみなさんでしたが、
後輩のためにがんばってくれて、先生はうれしかったよ。みんないい子たちだ。

にゃあ「まあ!そんなことが?大変でしたね~」
人の波に逆流して中1のSくんが戻ってきました。
「先生、自転車の鍵、階段のすき間から落としてまった。」
ちょうど私は、他の中学生との会話の途中だったので、
それを聞きつけたN先生がすぐに外へ出てくれました。
その時はすぐに見つかると思っていたので、「よろしく~」と軽くお願いしてしまったのですね。
ところが、しばらくしてもまだ外がガヤガヤしています。
私も懐中電灯を持って外にでました。
すると、中学生から高校生までいろんな学年の子たちが、
携帯を照明替わりに、あちこちを照らして探索しています。
ひま「あれ、まだ見つからないのね。本人はどこ?本人は。」
S「はい。」
ひま「どこで、どういう風に落としたの?再現して?」
N「階段から落としたとすると、ここら辺りにあるはずなんですがね。」
S「ここからこう降りてくる時に、この辺で、手すりのすき間に落ちて・・・」
ひま「なるほど、ここ?ここから落としたのね?・・・あ?コレじゃない?」
鍵は、下まで落下せず、すき間に挟まったままになっていました。
N「おお!見つかりましたか!」
みんな「良かったね!」「あったの?」
ひま「でも、これ取れる!?」
そのすき間は、子どもの指一本すら入らないくらいの狭さ。
今度はどうやってとるか、またみんなでワイワイ。
中学生「これ、通りかかった人がみたら異様な光景だよね。」
確かに。
大勢が階段の途中で手すりを覗き込むという・・・。
ブログに書くなら写真撮っておけばよかった、って後から思いましたが、
その時は鍵をどうやってとるかっていうことしか頭になかったので、残念だったなあ。
とにかく、何か長い棒でつついて下に落とすか?ってことで、
30センチ定規→まったくながさ足りず
ひまわりの造花→茎の部分が結構長いものの、ふにゃふにゃすぎてむり。
クイックルワイパーの柄→太すぎてすき間に入らず
中学生のM君が「先生!磁石ない?磁石。磁石を糸で垂らして、くっつけたら?」
S「でも、鍵についてるマスコットが結構思いから、磁力で持ち上がるかなぁ?」
ひま「実験用の結構強い磁石、あるっちゃあるよ。」
・・・といろいろ探しているうちに、見つかったのはN先生が遊びで買ってきたマジックハンド。
ひま「これは?すき間にはいる?」
みんな「おおーーーーーー!そんないいモノが!」
「これなら挟んで上に持ち上げれる!」
「うまい!よし!あともう少し!!」
「あ!!!」
「ああ~~~~~」
あともう少しというところで、鍵は落ちてしまいました。
みんな「どこ行った?」「下まで落ちた?」
ひま「あったよ!下に落ちてたよ!!」
みんな「おおおおおおおお!」
「良かった良かった。」
「さあ、帰ろう。」
残ってくれたのは、自動車のお迎えじゃない自転車組のみなさんでしたが、
後輩のためにがんばってくれて、先生はうれしかったよ。みんないい子たちだ。

にゃあ「まあ!そんなことが?大変でしたね~」
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