秋の高野山

2023-10-23 | 旅行記

朝の寒さが厳しくなる頃。紅葉が本格的にはじまった秋の高野山、空気が凛として、木々の色づきがとっても綺麗でした。宿坊の部屋が離れで、窓が障子だけ!寒さが身に染みましたが、ここちよい部屋でした。


今回の滞在では、報恩院の住職さんの案内で、阿字観したり、奥の院のさらに奥の高野三山をめぐったり、そして高野山に根付いている真言密教と同じルーツをもつインドの密教の教えである伝統的なヨガを行ったり、壇上伽藍、金剛峯寺を散歩したりと、体、心を癒してきました。

 

報恩院さんの精進料理がおいしく、ごはんが進む、ご一緒したみなさんもおかわりをされていました。

 

秋の高野山を満喫した3日間でした。来週末あたりが紅葉が見頃みたいですね。ご縁のある方、ぜひぜひ!
今年は3度も訪れることができました。次訪れるのはまた来年かな。


世界遺産「白神山地」の麓の十二湖での森林セラピー体験、最高のリラックスタイムとなりました!

2017-05-16 | 旅行記

先週の土日でエフエム青森さんの産地直送旅番組「津軽へ行こう!Twelve」×アオーネ白神十二湖さんのタイアップ企画「森林セラピー体験」に参加させていただきました。

 


今回訪れた青森県深浦町にある白神十二湖は自然遺産の白神山地に隣接する観光地で、ブナの森の中に青インクを流し込んだような「青湖」を代表とする美しい湖が点在しています。その中をゆっくり時間を掛けて歩きながら、森林セラピー体験を行いました。

森林セラピーとは、「医学的な証拠に裏付けられた森林浴効果を利用した、一歩進んだ森林浴」のことで、今回訪問した白神十二湖は、リラックス効果が森林医学の面から、専門家により認められた全国に62ある森林セラピー基地の1つです。その中でもとくにおすすめのコース「青池・沸壺の池コース(3km弱)」をガイドさん、パーソナリティの境香織さん、坂口千夏さん、スタッフのみなさん、参加されたみなさんと、雨上がりの白神山地のブナ林の中をゆっくり歩きながら、風の音、鳥のさえずり、せせらぎの音を耳で聞き、山椒やクロモジなどの葉っぱの匂いを鼻で感じ、新緑や池の色を目で感じ、濡れた地面の感覚を足で感じました。途中、深呼吸したり、甘いものを頂いたりと、あっと言う間の3時間弱のリラックスタイムでした。終わってからはセラピー弁当もいただきました!















 



今回、ストレスのセルフチェックとして、唾液から測定できるアミラーゼの値(低いほどストレスがない)を測ったのですが、森林セラピー前、「31」だった値がセラピー後には、「21」に下がっていました!森林セラピー前もほとんどストレスがなかったのですが、さらに下がってほっとしました!

中には200以上の非常にストレスある人が、セラピー体験により、1桁まで下がった例もあるとか。ストレス感じているなぁと思われてる方は、自然の森の中をゆっくり歩いてみると良いかもしれませんよ!

 
 
 
今回の、津軽へ行こう!さんとアオーネさんの企画は、森林セラピー以外も盛り沢山!!

みんなでバス乗って、


深浦町名物「マグロステーキ丼」食べて、


昼間っからビール飲んで、


青池行って、


新鮮フルーツ盛り沢山ハーブティ飲んで、




地元食材盛りだくさんの絶品夕食いただき、


温泉入って、贅沢にも貸切でログハウス泊まって、


白神山地を見ながら朝ヨガして、


ビュッフェの朝ごはんをいただき、ハンモッグ体験しました!

 
 
今回残念だったのが、雨で、日本海に沈む夕陽や日本一と称される星空が見れなかったこと。でも、2日目、雨予報が外れ、セラピー体験の時に、青空がのぞいたことは奇跡、みなさんの願いが通じたのですね。夕陽と星空はリベンジします!!
 
 
 
こんだけ盛り沢山で、この価格!?ありえないですよ。ラジオ番組への協力、アオーネさんへの広告効果なども含まれているのだと思いますが、他にはない素敵な企画!!次回開催が決まったら、紹介させていただきますね。東京など遠方から来ても、十分魅力的な企画なので、ぜひぜひお待ちしています。

▼産地直送旅番組「津軽へ行こう!Twelve」×アオーネ白神十二湖さんのタイアップ企画「森林セラピー体験」
 
▼津軽へ行こう
 
▼アオーネ白神十二湖
 
▼十二湖の森(森林セラピー基地)
 
▼森林セラピー総合サイト

マザーハウスネパールツアー最終日。

2016-06-05 | 旅行記
マザーハウスツアー5日目、最終日。
とってもとっても長い1日でした。
 
 
早朝からヒマラヤが展望できるナガルコットへ。ホテルを午前4時に出て朝日が照らすヒマラヤを眺めに。

 
結果は、朝日は見えたが、ヒマラヤは、もやがかかり見えず。残念!
 
 
  
 
このネパールの旅ではいちどもヒマラヤは顔を出してくれなかった。なかなか難しいですね。リベンジにぜひ行きたい!
 
 
 
 
 
朝日を見たあとは、ホテル特製のお弁当を持ってハイキングへ!
 
大自然の中で食べるお弁当は最高でした。
 

朝ごはんを食べたあとは、世界遺産のチャング・ナラヤンへ。途中、地元のお子さんが、学校まで歩いていました。学校どこにあるんだろう??しばらく一緒でした。

 
 
 
てくてく、2時間くらい歩いたのかな、やっとのことで到着しました。
・牛さん 入り口で歓迎してくれました。

 
・世界遺産の記念碑
 
 
・お寺までの参道


・お寺
 
 

 
 
 
ハイキング後は、世界遺産の古都バクタブル観光へ。
・古都の街並み

 
・広場

 
・象さん

 
・塔

 
・コブラ(蛇)、神聖な生き物なのですね。蛇苦手なので、ドキッとしました(笑)

 
・五重塔 階段の傾斜がきつかった!


・お兄さんがモモ作ってた。

 
・つぼ
 

 
 
 
 
 
とっても落ち着いたところでしたが、昨年の地震の爪痕が多く残っていました。そろそろ雨季、雨季は復興が難しいとのこと、1日でも早く復興が進みますように。

 

  
 
 
 
 
 
 
 
夜はラストディナー、今回染色したストールのお披露目会。みなさんの思いが詰まったストール、どれもこれも素敵なものでした。
 
 
 
 
 
お披露目会終了後、帰国の帰途に着きました。深夜1時ごろ、経由地でマザーハウスの原点のバングラのダッカの空港へ。ダッカによるとは知らなかったので、驚きとともに、感慨深いものがありました。
 
 
日本からの23人が参加した4泊6日のマザーハウスネパールツアー、参加してほんとにほんとによかった。一生の思い出となりました。
ご一緒したみなさん、ありがとうございました。

マザーハウスネパールツアー4日目。

2016-05-22 | 旅行記
今回は4日目。マザーハウスさんのストールの原点、養蚕の村へ。
 
養蚕は蚕のごはんとなる桑の葉を育てるところから始まります。
桑の葉で蚕を育て、繭をつくる。
その繭が3日目に体験した糸づくり~織り~染色をリレーし、いちまいのストールに仕上がります。
 

 
 
  
出発は8時にホテルのロビー。
 
 
知らされたことは、村は四駆でないといけない奥地にあること。3時間ほどの距離で、最後の1時間は日本では体験できなようにガタガタ道を通るとのこと。強く酔い止めを勧められましたが、車に酔った覚えがないので、飲まずにチャレンジしました!!

 
 
 
村までの相棒はこちらの四駆。乗り心地も上々のカッコイイやつでした。
 
 
ホテルを出て、しばらくは平坦で綺麗な大きな道がしばらく続きました。お聞きすると、日本のODAで整備されたとのこと。嬉しいですね。その道に交わる小さな道を見ると、舗装されてなかったりと落差が大きいのも印象的でした。
 

しばらく進むと徐々に山道へ。このあたりはまだまだ舗装された道。先日のブログで紹介したねこちゃんにあったのもこのあたりでした。
 

とうとう未舗装ゾーンへ。途中で休憩し
 
 
さらに進むと、噂のガタガタ道へ。
 
 
砂埃で窓を開けて写真撮るのが難しくなりました。そうこうしてたら、村に到着!!
 
 
 
 
 
 
村に着いたら、なにやら踊ってる???
 

そしてひとりひとり、繭の首輪とストールとおでこに赤いものを塗られ、伝統の踊りで熱烈歓迎を。
 
 
テレビの旅番組などで繰り広げられるような世界が目の前で繰り広げられ、夢のようにひとときでした。こんな貴重な体験、このツアーじゃないとぜったい体験できない、と強く噛み締めたのを思い出しました。

 
 
 
 
 
 
踊りが終わり、養蚕を行っているエリアへ。
穏やかな丘が広がる、とっても居心地の良い場所でした。
 
 
 
蚕を飼っている建物前で、村の方、政府の方の挨拶がありました。

 
 
 

外国の方が20数名もやってきたのは、もちろんこの村にとっては初めての一大事。
みなさん、お話がしたく、とっても盛り上がりました!
 
 
 
お話のあとは、育てている蚕を見せていただきました。

 
ことしは雨が少なく、飼育が少し遅れているとのこと。赤ちゃんの蚕とっても可愛かったです。
 
 
その後は、桑の葉の収穫の体験と、村の方との交流。
 

 
 
 
村の方は繭まではつくるが、製品のストールをみたことがないとのことで、実際にストールに触れ、大盛り上がり!何を言われているのか全くわからなかったけど、村の方同士で、あれこれ話していました。
 

 
 
 
雨が降ると、砂の道が泥々になり、車が入れないという奥地の養蚕の村、3日目の糸づくり以降の体験もとても良く、自分で染めたストールは一生ものの宝物となったが、やはりマザーハウスのストールの原点であるこの養蚕の村を訪れられたことは、このツアーにとって大きな意味があったと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
養蚕の村をあとにし、ランチを。
 
 

   
このリゾートも素敵な場所、自給自足で育ててる有機食材でのランチ、格別でした。
 
 
 
 
その後、カトマンズへ戻り、スーパーでの買い物

 
夜ごはんはネパール伝統のレストランへ。

 

 

 
 
 
4日も盛りだくさんの1日だったな。ありがとう。
 
次は、5日目、ネパール最終日です。

マザーハウスネパールツアー3日目。

2016-05-18 | 旅行記
マザーハウスさんのいちまいのシルクストールは次の4つの大きな工程を、生産者さんがリレーをして作り上げています!

1)養蚕   蚕から繭を育てます
2)糸づくり 繭から糸を作ります
3)織り   糸から生地を織ります
4)染色   生地を染めます
 
今回はネパールツアー3日目、糸づくりから染色について体験してきました。



午前中は生産者を訪ね、手紡ぎの糸づくりと手織り体験を。
 
 



生産者の女性のみなさんと対面、生産者のみなさんは、とっても生き生きとした表情をされていたのが印象的でした!

今回体験する「糸づくり」と「織り」は、4つの作業からなっています。

1)繭を煮て柔くした後、蚕を取り出し、繭の繊維をほぐして綿状にする(真綿)

 
2)真綿から少しづつ糸をつまみながら、撚りをかけて糸にする

 
3)糸を織る

 
4)フリンジ作り

 

大雑把にできる、真綿を作る作業は、なんとなくできましたが、他の作業は難しい!
ネパール語はまったくわからないのですが、生産者さんと、うまく行かなすぎて笑い合っていました。
 

今回は一堂に生産者の方に集まってもらいましたが、いつもは各自のおうちで作業をされているとのこと。女性の方が家のこともしながら、継続かつ安定した収入を得ることができ、ぼくらが素敵なストールを買うことできる。すばらしい仕組みが作られていました。
 
日本ではほとんどされなくなった養蚕のこの技術、これからもずっと続けてほしいな。
 
 
 
 
 
午後はマザーハウスさんの社宅で染め体験。

「染色」は今ではほとんどされなくなった草木染め。

 
草木染めに使う原料は、どれもこれも自然の恵みを使ってるので、素手で染め作業を行っても安全安心なもの。ストールは直接肌に触れるものなので、嬉しいですね!
 
ぼくは数ある素材のうち、アカネの根を使った染めにチャレンジしました。

 
 

染める回数を変えたり、紐で縛って色が付かないようにしたり、色素を生地に定着させる媒染剤を変えることで、世界に一つだけのオリジナルストールが完成!
 
 
これから使うのが楽しみ!一生の宝となりました。




この旅でのベストショット、参加されたみなさんの染めたてのストールを干している光景、一生忘れられません!!最高の体験をさせていただきました。ありがとうございます。



次回は4日目、養蚕の村を訪れます。