今回は4日目。マザーハウスさんのストールの原点、養蚕の村へ。
養蚕は蚕のごはんとなる桑の葉を育てるところから始まります。
桑の葉で蚕を育て、繭をつくる。
その繭が3日目に体験した糸づくり~織り~染色をリレーし、いちまいのストールに仕上がります。
出発は8時にホテルのロビー。
知らされたことは、村は四駆でないといけない奥地にあること。3時間ほどの距離で、最後の1時間は日本では体験できなようにガタガタ道を通るとのこと。強く酔い止めを勧められましたが、車に酔った覚えがないので、飲まずにチャレンジしました!!
村までの相棒はこちらの四駆。乗り心地も上々のカッコイイやつでした。
ホテルを出て、しばらくは平坦で綺麗な大きな道がしばらく続きました。お聞きすると、日本のODAで整備されたとのこと。嬉しいですね。その道に交わる小さな道を見ると、舗装されてなかったりと落差が大きいのも印象的でした。
しばらく進むと徐々に山道へ。このあたりはまだまだ舗装された道。先日のブログで紹介したねこちゃんにあったのもこのあたりでした。
とうとう未舗装ゾーンへ。途中で休憩し
さらに進むと、噂のガタガタ道へ。
砂埃で窓を開けて写真撮るのが難しくなりました。そうこうしてたら、村に到着!!
村に着いたら、なにやら踊ってる???
そしてひとりひとり、繭の首輪とストールとおでこに赤いものを塗られ、伝統の踊りで熱烈歓迎を。
テレビの旅番組などで繰り広げられるような世界が目の前で繰り広げられ、夢のようにひとときでした。こんな貴重な体験、このツアーじゃないとぜったい体験できない、と強く噛み締めたのを思い出しました。
踊りが終わり、養蚕を行っているエリアへ。
穏やかな丘が広がる、とっても居心地の良い場所でした。
蚕を飼っている建物前で、村の方、政府の方の挨拶がありました。
外国の方が20数名もやってきたのは、もちろんこの村にとっては初めての一大事。
みなさん、お話がしたく、とっても盛り上がりました!
お話のあとは、育てている蚕を見せていただきました。
ことしは雨が少なく、飼育が少し遅れているとのこと。赤ちゃんの蚕とっても可愛かったです。
その後は、桑の葉の収穫の体験と、村の方との交流。
村の方は繭まではつくるが、製品のストールをみたことがないとのことで、実際にストールに触れ、大盛り上がり!何を言われているのか全くわからなかったけど、村の方同士で、あれこれ話していました。
雨が降ると、砂の道が泥々になり、車が入れないという奥地の養蚕の村、3日目の糸づくり以降の体験もとても良く、自分で染めたストールは一生ものの宝物となったが、やはりマザーハウスのストールの原点であるこの養蚕の村を訪れられたことは、このツアーにとって大きな意味があったと思う。
養蚕の村をあとにし、ランチを。
このリゾートも素敵な場所、自給自足で育ててる有機食材でのランチ、格別でした。
その後、カトマンズへ戻り、スーパーでの買い物
夜ごはんはネパール伝統のレストランへ。
4日も盛りだくさんの1日だったな。ありがとう。
次は、5日目、ネパール最終日です。