断念した…水原華城一周。。。

東将台を過ぎた頃には…
日差しの強さは一段と増しています
この勢いには少々バテ気味で…
ついでに道を間違えて…
疲労困憊になってきたので…
少しコースを変えて歩くことにしました
東将台から華城行宮へ向かう
東門路を歩いて華城行宮へ。。。
この東門路…特に目新しいものもなく。。。
ただの生活道路となっていました
コンビにもなく水分補給に苦しみながら…
一路…華城行宮を目指して…
相棒とひたすら歩くのでした。。。

水原華城～東暗門から東将台まで～

暑い中二人はひたすら水原華城を歩いています
本当に暑いです…
かなり…

－東暗門－
舗楼は…城郭を突出させて造った…
雉城の上に建てられた楼閣で…
見張り台と軍事待機所のような所です
東北舗楼は…華城にある５か所の舗楼の一つで…
１７９６年５月１５日に完成しました
このあたりは…地勢が周りよりも高くて…
東暗門と東将台…それから北暗門と訪花随柳亭まで監視できる所です
隠居した士達が被る頭巾である…
「角巾」と形が似て…
「角巾台」とも呼ばれています

－東将台－
将台とは…城内一帯を見下ろしながら…
華城に駐屯していた壮勇営外営の兵士を指揮した指揮所で…
西将台を東将台の２か所あります
１７９５年７月１５日に工事が始まって…
８月２５日に完成しました
兵士たちの武芸の修練の場として使われた場所で…
「練武台」とも言われています
高くない丘陵地になっており…
華城の東側から城内を見下ろす事が出来る…
軍事的に重要な所です

水原華城～北暗門から東北舗楼まで～

訪花随柳亭で少し休んだので…
気分的には随分と楽になりました
しかし…相棒は先ほどのスコールで
靴下が濡れたそうで…
のんびりすることは出来なかったです。。。

－北暗門－
暗門とは…城郭の折れ曲がった所や…
樹木の茂ってよく見えない所や…
奥まった所に設置されていて…
人々と家畜が往来したり…
軍需品を搬入するための秘密の通路で。。。
華城には…５か所の暗門が設けられています
北暗門は…訪花随柳亭と角巾台の間に位置しており…
華城で唯一…左右の城壁を煉瓦で積んでいます
１７９６年３月２７日に完成しました

－東北舗楼－
舗楼は…城郭を突出させて造った…
雉城の上に建てられた楼閣で…
見張り台と軍事待機所のような所です
東北舗楼は…華城にある５か所の舗楼の一つで…
１７９６年５月１５日に完成しました
このあたりは…地勢が周りよりも高くて…
東暗門と東将台…それから北暗門と訪花随柳亭まで監視できる所です
隠居した士達が被る頭巾である…
「角巾」と形が似て…
「角巾台」とも呼ばれています

水原華城～東北角楼（訪花随柳亭）～

水原華城でも…この北東角楼が八達門からみて一番遠いのではないでしょうか？
今では観光客の疲れを癒す場所にでもなるのでしょうか。。。
広い板の間で…涼しい風を受けて…
のんびり出来る場所に違いないです
だって…地元のお年寄りが休んでいるんですもの。。。

－東北角楼（訪花随柳亭）－
東北角楼は…華城にある４か所の角楼の一つで…
周辺の美しい景観を相まって…
華城の施設の中で一番美しい所であります
「訪花随柳亭」とも言われ…
これは「花」を追いかけて…
「柳」を付き「隋う」美しい東屋との意味であります
優れた建築美と景観の美しさで…
龍淵、華虹門と共に…華城の白眉と言われています
特に壁面の十字模様は…
朝鮮時代の建築の美しさを見せる代表的なところであります
１７９４年９月４日の基礎工事開始から始まって…
１０月１９日に完成しました

水原華城～…北水門（華虹門）…～

長安門を後にして…
次の目的地は…華虹門です。
ここはちょうど八達門から反対側なのでしょうか。。。

－北東砲楼－
北東砲楼は華城にある５か所の砲楼のうち…
北東側の長安門と華虹門の間に位置されており…
１７９４年９月２３日に完成しました。
砲楼は敵が城壁に近付くのを防ぐために。。。
火砲を隠しており…
いつでも攻撃出来るように造った建物です
雉城の発展させた形であります
華城の砲楼は全て煉瓦を使用して…
空心ドンのように内部が空になっていて…
敵を上下から同時に攻撃出来るようになっています

この頃になると…起伏が激しくなって来ました。
それと…川のような景色も見る事が出来ます

－北水門（華虹門）－
華城の中間を南北に流れる水原川の上に…
北水門と南水門の２か所の水門を建てました。
１７９４年２月２８日に工事を着工して…
１７９５年１月１３に完成しました。
扁額には…「華虹門」と書いてあり…
「華」の字は…華城を意味しており。。。
「虹」の字は…ずばり虹を意味しています。
水しぶきが七つの水門から溢れる様子は…
壮観なので…「華虹觀漲」と言って…
水原八景の一つになっています
北水門は…花崗岩を積み上げて造った水門で…
水が流れる水門には…鉄格子を設置して
外部の侵入を遮断しました

歴史のある史跡を散策すると…
ついつい時間が経過してしまいます

水原華城～長安門～

長安門への道の地はさほど遠くはありませんでした
ただ…あのスコールはどこへ行ったのか…
快晴を通り過ぎて…死にそうでした
長安門の辺りで…チケットを買うことに…
何のためのチケットか分からなかったけど。。。

－長安門－
長安門は華城の四大門のうち北側の城門で…
華城の正門とも言えます。。。
１７９４年２月２８日に工事が始まって９月５日に完成しました。
長安とは…都を象徴し…民の安寧を祈る意味であります
長安門の屋根は…寄せ棟屋根になって雄大であり…かつ威厳があります
ソウルの南大門（崇礼門：韓国の国宝第１号）より大きく造った…
韓国で一番大きな城門であります
城門の外側には煉瓦で積んだ…
半月形甕城が囲んでいる
甕城は…甕をまねて造った城で…
城門をもっと固く守る役割をする

この頃になると…
小腹も空いているのですが…
駅まで戻る事を考えると…
もう少し歩いて見て周ることにしました

水原華城～北舗楼から西北敵台まで～

華西門から始まった水原華城の散策は…
最初の目的地であります長安門へと歩いて行きます

－北舗楼－
舗楼は…城郭を突出させて造った雉城の上に建てられた楼閣で…
見張り台と軍事待機所のようなところです。
北舗楼は…華城にある５か所の舗楼の一つで…
１７９５年２月２０日に完成しました。
長安門と華西門の中間に位置され…
隣の北西砲楼と共に城壁に近づく敵を…
攻撃出来るようになっています。

そのまま歩くと直ぐに現れるのが…北西砲楼です。。。

－北西砲楼－
北西砲楼は…華城にある５か所の砲楼のうち…
北西側の華西門と長安門の間に位置され…
１７９４年９月２４日に完成しました。。。
砲楼は…敵が城壁に近づくのを防ぐために…
火砲を隠しておいて…いつでも攻撃出来るように造った建物です
雉城の発展された形であります
屋根の形が内側は切り妻屋根で…外側が寄せ棟屋根になったのが特徴です

そして長安門の前の目的地であります「北西敵台」です
初めて間近に見る砲台です。
レプリカではないと思うので…
－北西敵台－
敵台は…城門を攻撃する敵を退けるために…
城門の左右にある雉城のうえに建てた施設であります。
四大門のうち…長安門と八達門の両側に設置されました。
長安門の西側に位置された北西敵台の高さは…
城壁と同じで…外側に三つの懸眼を開け…
煉瓦で積んだ垣根に銃穴を開けた。。。

水原華城～華西門から西北空心ドンへ～

やっとの想いで水原華城についた僕と相棒です…
そこで水原華城の散策のスタートを華西門からとしました

－華西門－
宝物４０３号「朝鮮正祖時代」
華西門は水原城の西門です。
門の諸般の施設と規模は東側の蒼竜門とほとんど同じ構造になっており、
門を保護する瓮城も東門瓮城と同じ形式になっています。

そして華西門から長安門への途中には…西北空心ドンがあります

－西北空心ドン－
空心ドンとは…城郭周辺と非常時の敵の動きを監視する見張り台です。
華城に初めて取り入れられました。
華城には西北空心ドン、南空心ドン、東北空心ドンの３か所にあります。
西北空心ドンは…１７９６年３月１０日に完成しました。
内部は３階建てでありまして…
２階と３階は床を張って、梯子っで上り下り出来ます。
世祖大王は…１７９７年１月に華城に下って…
城を巡視しながら…臣下に…
「我が国で初めて作った空心ドンだから思う存分御覧なさい」と…
大満足した建物であります。

子どもチャレンジ教室～千葉市生涯学習センター～

８月２３日から８月２６日までの４日間
千葉市生涯学習センターで実施するのが…
「子どもチャレンジ教室」です
このイベントも様々な企画がありますが、
今回は…１０月２０日にオープンする
千葉市科学館の科学館ボランティアが行う
ワークショップを行っているそうです
ジャンボシャボン玉や風船ロケットなどの
小さな子どもが遊べるワークショップのほか
大人でも十分に楽しめる万華鏡制作などもあります
今日も午前中は雨が降る中…
一日で２００人近くが楽しんでいました
いずれも無料で体験できます
このほかこの期間に生涯学習センター・中央図書館でのイベントとしては…
図書館では土曜日に行うおはなし会や
日曜日に行う高校生によるおはなし会などがあり…
生涯学習センターでは上映会などがあります
夏休み最後の土日は家族総出で生涯学習センターに遊びに行くと良いですね

僕も相棒もよくこの施設を活用します
千葉駅からも近く便利ですね

水原で…迷子

水原駅で腹ごなしをした後は…
相棒と傘を差しながら…水原華城へ。。。
途中…「おやっ」と思うような道がありまして…
それが辿り着くまでの試練の始まりでした。。。

手元の地図を参考に水原華城へ向かったのですが…
だんだん離れて行くような…
挙句…土砂降りに勢いを増して。。。
軒下でしばらく身動きが出来なかったです
その時の交差点は…濁流が流れてました。。。

やっとの想いで…官庁のような建物に着いて…
さすがに道案内をお願いしました
そこは京畿道庁で…目的地とは随分と離れてました
それかというものの…そろそろ八達門かと思いきや…
そこは華西門の近くでした。。。

完全に方角と距離感が狂ってしまった。。。
そのころには快晴で…
暑さで体力がなくなるところでした