オヤジの学習な日々

53歳で試験に合格、行政書士として自立をめざすオヤジの日記

弁護士法72条との関連

2008-04-30 | 行政書士として自立への道
11時半就寝7時起床 

交通事故に関連する業務の相談

受任の前に行政書士の業務範囲との関係を先輩行政書士に尋ねる 

弁護士法72条との関連 

弁護士法第72条とは
「弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。」

これに違反すれば、「非弁行為」として
弁護士法第77条により「2年以下の懲役又は300万円以下の罰金」 

この72条をめぐっては、ここでいう「その他一般の法律事件」を
①「事件性のある法律事務」と解するか
②「事件性のない法律事務」と解するかの対立がある 

兼子仁「行政書士法コンメンタール」は①の立場

ー72条が「法律事件」の主要な例示としている「訴訟事件」、行政「不服申立事件」から、文理的にも“法的紛争事件”と読めよう。・・・“法的紛争事件”とは、権利義務や事実関係に関して関係当事者間に法的主張の対立が有り、制度的には訴訟などの法的紛争解決を必要とする案件のことー 

交通事故にかかわる業務ではたとえば

損害賠償額について争いがあるときに行政書士が示談交渉を代理するのは非弁行為、
示談交渉のまえに依頼者の主張をまとめた書面を代理作成して送付する行為は非弁行為とはならない
などといったことが考えられる 

初めて扱う分野の業務でもあり、まずは
行政書士として出来ることと出来ないことについて
あらかじめ依頼者にしっかりと説明し理解してもらうことにしたい

この2日間は事務所のHPの制作

2008-04-29 | 行政書士として自立への道
12時就寝7時半起床 

午前中、仕事の紹介で相談を受ける

初めての分野で、こちらのスタンスを説明したうえで基本的には受任の返事 

この2日間は事務所のHPの制作を続ける

HPの作成と公開は先月からの積み残しの課題 

他の人のHPを見るといろいろと迷ってしまう


人まねではなく、今の時点で出来る仕事にしぼって
オリジナルなものを作るしかないとの踏ん切りが必要 

何度か試行錯誤の上で何とか形をなしてきた 

セミナーと相談会を中心に、 
遺言作成のサポート業務を
利用する人の立場に立って説明 

プロからみるとはなはだ不十分かもしれないが、それが今の実力 

逆にほとんどの事務所のHPの内容が難しすぎたり、
一般的すぎるのではないかという思いも 

遡及対象を絞り込んで丁寧な説明を心がけることにする

何とか連休明けには公開にこぎつけたい 

マンションの管理組合規定の改正説明会

2008-04-27 | 行政書士として自立への道
11時過ぎ就寝6時半起床 

マンションの管理組合規定の改正説明会 

平成16年の国交省の「改正標準管理規約」に基づく改正 

3年がかりの作業が終了ということで、
組合員への説明会が行われた 

来月末の総会で正式提案の運び 

マンションの管理規定に関連する歴史なども紹介される 

趣旨説明もそこそこに質疑応答となった 

新規定集は前もって配布されていたが、
今回改定の趣旨が周知されたとは言い難く 

「改正標準管理規約」に沿った内容への改正という趣旨説明が不十分で、
質問では「建て替え」の必要性があるのかといった先走った質問も 

今回の改正点ではないが、
「専有部分の用途」=「もっぱら住宅としての使用に限り、他の用途に供することの禁止」の条項について質問してみる 

行政書士事務所開設の時から気にかかっている問題  

専有部分での事務所登録を
何も言わずに不明瞭なまま推移するということは
こちらの望むところではない 

国交省の「改正標準管理規約」のコメントでは、
「生活の本拠の有無によって判断」とされている 

管理組合の立場や会場からの意見も
今回の改正点ではないのでとの保留付きながら
おおよそ国交省の説明の立場での受け取り方で
「生活の本拠があれば可」
とする説明でひとまず安心 

ジョージ・クルーニーの「フィクサー」

2008-04-26 | 日常、本とTV
11時半就寝7時半起床 

久しぶりに映画館に出かける 

ジョージ・クルーニーの「フィクサー」 

訴訟もののサスペンスという自分好みの内容なので
いやがうえにも期待は高まった 

結果は内容もまずまず期待に違わない出来で満足 

謎の提示に至る経過を時間をさかのぼってみせる作り方や、
製薬会社の訴訟担当者のキャラクターの表現にうまさを感じさせられる 

最後も好みの終わり方 

ただクルーニーの演技は認めるが
どうしても有能さがうかがえてダメおやじに見えないところは損をしている 

所々で話の必然性にも一つというところも 

最初の地味な展開が伏線となって
後半の山場へとスピード感が増していくという
映画の醍醐味が堪能できる作品 

大いに楽しめた

読んだ本:松本清張「かげろう絵図」

2008-04-25 | 行政書士として自立への道
11時半就寝7時前起床 

民生委員ニュースの配布と訪問 

後期高齢者医療制度の話が多い 

医療に対する不安や負担の大きさについての戸惑いなど 

「往診」という制度はなくなったのかなどの質問も 

夜は行政書士の支部総会に初めて出席 

意見はわずかで、形ばかりの会議という感じ 

2~3の方と名刺交換の後、懇親会もそこそこに失礼する 

読んだ本:松本清張「かげろう絵図」 

15代260年余り続いた江戸時代の終盤 

11代将軍家斉の治世、
家斉は家慶の代になっても大御所政治を続けた 

日本周辺に外国船が姿を現し、
国内では天保の飢饉や大塩平八郎の乱と内外ともに混乱の時代 

小説の方はそうした激動を背景にしながら、
もっぱら腐敗する大奥の権力争いを描いている 

権力の腐敗や人間の欲望の渦のなかでうごめく悪と批判勢力との抗争
そして悪の凋落をそれぞれ魅力的な人物を配してあざやかに描いている 

謎解きもあり、小説としての面白さが充満 

とりわけ脇坂淡路守の怪死は
昭和の下山国鉄総裁の怪死事件を彷彿とさせる 

「日本の黒い霧」で昭和の謎に挑んだ清張ならではの描写

タイトルとなっている「かげろう絵図」は最終版での主人公の独白 

「世の中の仕組みは人間の力ではどうにもならない」
「陽炎のようなはかない絵を見せてもらっただけ」という言葉に集約されるだろうが、
そこでは清張の権力闘争の歴史をみる冷ややかな目が感じられる

中休みの雨

2008-04-24 | 民生委員・介護相談員
11時就寝7時起床 

しとしととした雨 

「菜種梅雨(なたねづゆ)」というには少し遅いのかもしれないが、
いかにも柔らかな雨という感じ 

急に暑くなった気候には丁度中休みの雨 

こちらも休日模様 

民生委員の用務の一日 

ニュースの印刷やたまった文書に目を通し、整理 

夜はこれまた民生委員の広報の会議 

2月からの機関誌の編集作業も今回で終了 

5月末に発行となる 

初めての編集実務で今後に向けてはさまざまに検討する内容がある 

借りたけど読めなかった本

2008-04-23 | 行政書士として自立への道
11時就寝7時前起床 

午後に行政書士会の建設業専門研修 

帰りに図書館によって返却日の過ぎた本を返す

図書館から借りたけど読めなかった本 

上野千鶴子「老いる準備」:
「おひとりさまの老後」の著者に関心があって借りた 
まえがきや目次を見る限りは「おひとりさま」よりも学問的 
「向老学」なる言葉や学界まであるという 

西田利貞「人間性はどこから来たかーサル学からのアプローチ」(京大学術出版):
人の老いあるいは性差の問題を考える関心から 

黒木登志夫「健康・老化・寿命」(中公新書):
これも同じく老化を考えるという点からのもの 

唐鎌直義編「どうするあなたの社会保障②介護」:
医療、年金、生活保護という4分冊のうちの1冊 

木俣美千男「見習い社労士綾香の事件日誌」:
同じ士業の実態把握と
仕事を分かりやすく解説するという観点から
参考にするため

最近買った古本

2008-04-22 | 行政書士として自立への道
11時半就寝7時前起床 

先日の「セミナー」で申し込みのあった個別相談で
時間制限でお話をきけなかった方の対応 

午前と午後と1組ずつ 

終了後、図書館へ 

早くも戸外は夏と間違うばかりの暑さ
やむなく車のクーラーをかける 

先日までのピンクや黄色の桜の花や菜の花に代わって
はやくも新緑の若葉が目にあざやか 

最近買った古本:
●松井栄一編「小学館日本語新辞典」(2005)
最大の日本国語大辞典の編集者が
従来の国語辞典ではなく現代人のための日本語辞典として
独自のものが必要とのことで編集  

文字も大きく引きやすい 装丁もハンディ 

類語の違いなども取り上げられている点が特徴 

例えば「あいまい」「あやふや」「うやむや」の違い 
どれもはっきりしない意で、人の心の動きを含む 

「うやむや」は物事の結果についていい、
意識してそうしている場合は「あいまい」、
「あやふや」では危なっかしくて当てにならないの意
という具合 

●竹内昭夫ほか編「新法律学辞典第3版」(有斐閣・1989) 

絶版 少し古いがその分格安で入手 
法律版の広辞苑といったところ 

●渡辺洋三編著「現代家庭の法律読本」全4分冊(岩波・1989) 

これも古いが定評のある編者に惹かれて購入 

一般知識としての法律問題がコンパクトにまとめられている 
わかりやすい説明が求められる「セミナー」の
資料づくりに大いに役立ちそう

税理士の主催する相続セミナーを見学

2008-04-21 | 行政書士として自立への道
11時就寝7時起床 

税理士事務所の主催する相続セミナーを見学 

今回は金融資産についての説明 

相続税が科せられる場合はあまり多くないので、
その部分の話はともかく 

保険や証券の話を期待していたのだが
残念ながらあまり時間が割かれなかった 

1時間半のセミナー 

講師は銀行のご出身ということで
興味深い裏話もありで参考になる 

資料も充実したもの 

終了後は久しぶりに書店によって本を見たり、
文具を調達

昨日の疲れが少し残っている様子で
首筋が痛い

4月度セミナー「遺留分について」

2008-04-20 | 行政書士として自立への道
11時過ぎ就寝7時過ぎ起床 

4月度セミナー「遺留分について」

できるだけ具体的な事例で理解してもらうことを心掛けて資料作り

内容は、
相続分と遺留分の違い
法定相続の説明
遺留分権利者とは
遺留分の割合
対象となる財産
減殺請求の順序
いつまでできるか
具体的手続き
遺留分の放棄

1時間でするには少しハード

参加9名のうち、初参加4名 

相談予約は5組にのぼり2組は後日へ 

当日の相談はあまりややこしいものではなく、早めに終了 

NPOで施設見学会

2008-04-18 | 行政書士として自立への道
11時就寝7時半起床 

午前中に5月セミナー会場の申し込み 

午後、行政書士の成年後見のNPOで施設見学会 

本願寺系列の社会福祉法人による特別養護老人ホーム 

この4月にオープンしたばかり 

総個室で10人をグループにしたユニット形式の施設 

100名定員のところすでに2倍の申し込みとのこと 

まだ徐々に入居が始まったところ 

施設は真新しく、平屋建て 

礼拝の仏壇もあり、宗教的な雰囲気もある 

隣接して有床の診療所も新設されている
ターミナルケアの専門病院とのこと 

質疑応答では、認知症の方の入所の際の手続きなどについての質問もでる 

女性の書いたものの方が判りやすい

2008-04-17 | 行政書士として自立への道
11時半就寝7時半起床 

昼前に恵の歯医者へ

午後は理髪店へ 

「セミナー」のパワーポイントの制作を続ける 

物事を十分に理解していることは大前提だが、
さらに判るように説明するということは
また別のノウハウが必要だというのが考え 

自分の理解を向上させることと併せて、
説明能力をつけることのレッスンとして
「セミナー」に取り組んでいる 

きちんと理解する上で専門書を読む 

さらにそれとは別に、一般向けの解説書が参考になる 

多くは女性の書いたものの方が判りやすいような気がするがどうだろうか

納得いかず大部分をつくりかえる 

2008-04-16 | 行政書士として自立への道
12時前就寝7時起床 

「セミナー」のパワーポイント用の資料 

これまで一通り作ったものが
納得いかず大部分をつくりかえる 

遺留分の解説のためにはどうしても
法定相続分の説明が不可欠 

「セミナー」の最初の回で作ったものを
そのまま流用して済まそうと思ったが、
今回の遺留分の具体例と整合性がない 

聞いている方が混乱しそう 

相続分と遺留分の違いを分かってもらうことが眼目なので、
おなじ事例で説明した方がよさそう 

パワーポイント2007ではスマートアートがついて
様々な図形の利用が可能になっているが、
家系図に適したものがない 

上から下に広がっていく階層はあっても
逆や上下同じ展開になるものがない 

やむなくエクセルで作ってそれを張り付けることにする 

家系図のニーズもあると思うのに
簡単に作れる使い勝手の良いソフトもないようだ 

残存能力の活用

2008-04-15 | 民生委員・介護相談員
11時半就寝7時半起床 

恵は毎月恒例の15日の百万遍の手づくり市へ

こちらは午前中、介護相談員の施設訪問

帰ってからレポートをまとめる

最近の注目している点はリハビリへの取り組み方

機能回復というだけでなく
利用者一般で考えると残存能力の活用ということにもなる

施設での介護が単なるお世話ではなく、
その人の残存能力の活用や回復につながるようにありたいもの

夕方からは
民生委員通しの打ち合わせ

地域でのニュースを共同して発行することにして、
その制作にあたる

「セミナー」の準備学習

2008-04-14 | 行政書士として自立への道
11時前就寝7時過ぎ起床 

午前中は「セミナー」の準備学習 

「遺留分」がテーマだが、
実際の内容はなかなか深いものがある 

どうしてわかりやすく説明するか、
予想される疑問に答える内容にするには 

学習しながらのパワーポイントの準備でなかなか進まない 

午後、500枚弱のチラシを配布
 
残りは800枚弱 
あとはマンションを残すだけ 

昨日今日と申し込みが少しずつ 

セミナー参加も8人 

個別相談も5組となって
別な日に事務所に来てもらうことにする