11時半就寝7時起床
交通事故に関連する業務の相談
受任の前に行政書士の業務範囲との関係を先輩行政書士に尋ねる
弁護士法72条との関連
弁護士法第72条とは
「弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。」
これに違反すれば、「非弁行為」として
弁護士法第77条により「2年以下の懲役又は300万円以下の罰金」
この72条をめぐっては、ここでいう「その他一般の法律事件」を
①「事件性のある法律事務」と解するか
②「事件性のない法律事務」と解するかの対立がある
兼子仁「行政書士法コンメンタール」は①の立場
ー72条が「法律事件」の主要な例示としている「訴訟事件」、行政「不服申立事件」から、文理的にも“法的紛争事件”と読めよう。・・・“法的紛争事件”とは、権利義務や事実関係に関して関係当事者間に法的主張の対立が有り、制度的には訴訟などの法的紛争解決を必要とする案件のことー
交通事故にかかわる業務ではたとえば
損害賠償額について争いがあるときに行政書士が示談交渉を代理するのは非弁行為、
示談交渉のまえに依頼者の主張をまとめた書面を代理作成して送付する行為は非弁行為とはならない
などといったことが考えられる
初めて扱う分野の業務でもあり、まずは
行政書士として出来ることと出来ないことについて
あらかじめ依頼者にしっかりと説明し理解してもらうことにしたい
交通事故に関連する業務の相談
受任の前に行政書士の業務範囲との関係を先輩行政書士に尋ねる
弁護士法72条との関連
弁護士法第72条とは
「弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。」
これに違反すれば、「非弁行為」として
弁護士法第77条により「2年以下の懲役又は300万円以下の罰金」
この72条をめぐっては、ここでいう「その他一般の法律事件」を
①「事件性のある法律事務」と解するか
②「事件性のない法律事務」と解するかの対立がある
兼子仁「行政書士法コンメンタール」は①の立場
ー72条が「法律事件」の主要な例示としている「訴訟事件」、行政「不服申立事件」から、文理的にも“法的紛争事件”と読めよう。・・・“法的紛争事件”とは、権利義務や事実関係に関して関係当事者間に法的主張の対立が有り、制度的には訴訟などの法的紛争解決を必要とする案件のことー
交通事故にかかわる業務ではたとえば
損害賠償額について争いがあるときに行政書士が示談交渉を代理するのは非弁行為、
示談交渉のまえに依頼者の主張をまとめた書面を代理作成して送付する行為は非弁行為とはならない
などといったことが考えられる
初めて扱う分野の業務でもあり、まずは
行政書士として出来ることと出来ないことについて
あらかじめ依頼者にしっかりと説明し理解してもらうことにしたい