室長はマラソンランナー:2020年 ~復活を目指して~

2013年以来の100㎞完走を目指すブログです。日々の困難に立ち向かい練習をしています。

祖母

2011年03月22日 | その他

 昨日は長期休暇の最後ということもあり、ランの総括として20km走をしようと朝6時に起床予定でしたが、朝6時過ぎに母親から突然電話がありました。内容は祖母の死を知らせるものでした。急いで実家に駆けつけると、顔に純白の布を掛けられた祖母の姿がありました。布をとるとそこには安らかな表情をした祖母の顔がありました。真っ白な頭髪を撫でながら、自然と溢れ出てくる涙を堪えることができませんでした。祖母は大正7年7月17日生まれの92歳。第二次世界大戦を乗り越え、4人の子供達を育て上げ、さらには病弱だった祖父を養うため、70歳近くまで着物を縫って生計を立てていました。しかし、どんなに辛くても「笑い」を大事にしていました。

 私も大変お世話になり、保育園の頃に母親が病気で熊大病院に1年ほど入院したときは、母親代わりになってくれたことを覚えています。また小学校の頃は3年生から6年生まで隣の布団で寝ていました。思い出を語ればきりがありませんが、今から10数年前の年末の大掃除のときに祖母が重いものをもってヘルニアを患ったことをきっかけに少しずつ行動範囲が減ってきました。晩年はデイケアに世話になりながら、静かに過ごしていたようですが、昨日容態が悪化したそうです。

 今年に入って、私自身忙しくて会いに行けなく、また風邪でもうつしたら大変と思い、暖かくなって、桜でも咲いたら顔を出そうと思っていましたが、叶いませんでした。生きている内に会えなったことがとても心残りで、あの時、顔を出していればと後悔の念にかられています。

 しかし、小さいころから祖母と一緒に生活し、色々なことを教えてもらいました。今度はそれを子供達に伝えていければいいかなと思っています。

 祖母は今頃、祖父のもとに着いたのかな?喧嘩しないで仲良くね

 安らかにお眠り下さい。


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