無職の漫画家 奮闘の記録

崖っぷち漫画家・流星光の本音ブログ

やはり甘かった気がする自分

2010年04月15日 15時04分05秒 | Weblog


昔は、よかった。

確かに、漫画業界、むかしは良かったと思います。

人気がついてこなくても、
創作活動さえしていれば、お金がもらえる…
そんな雰囲気があって、
僕も、そういう感じで仕事してた気がします。

そういうのって、やっぱり出版社が作家を支えてくれてたんですよね。

それが、不景気になって、
出版社を儲けさせてくれない漫画家は、仕事が無くなり始めました。
当然の流れかも知れませんね。
それは、どの業界でも同じこと。

いま、僕らが漫画家を目指してたのと同じように、
たくさんの若者が、漫画家を目指してます。

でも、時代は違うんです。
おそらく、これからもずっと。

ぬるま湯を生きてきた漫画である僕らが、
非常に厳しい状況にある彼らに、何を言えるのか?
そう考える事も多々あります。

これからは、「仕事」をしなければ、お金をもらえません。
出版社を儲けさせなければ、雇ってくれません。

僕は正直、若い漫画家志望の人たちに、
何を言っていいのか分からないのです。
ただ一つ、僕が考えていたような「人気」に対するルーズな思い込みは
大変危険であると言えると思います。

『少年ジャンプ』的な、あるいは『マガジン』的な、
人気に対してのシビアな姿勢が必要になるかと思うのです。





--------------------------------------
【流星光/タイムマシーン・ジャーナル】
このブログ以前の記録
おもてブログ「さいきんの流星光」
--------------------------------------
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自分の信念をつらぬき通す | トップ | 漫画原作者グループに参加 »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事