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フィアットの計画が上手く行く事をお祈り致します。

2010年04月30日 04時21分09秒 | ニュースの感想
私にはとてもではありませんがフィアットの流れにプライドの高いアメリカ人が
賛同するとは思えません!日本のメーカーみたいにイタリア人は下手で攻めれるのかな?
イタリア製品を見る限りではプライドが商品と比較出来ない位お粗末に
見えているのですけど~そお思って入りのは私だけなのでしょうか?????
フィアット経営最高責任者セルジオ・マルキオーネ氏の計画が的中することをお祈りします。

ゴーン氏の背中は遠く フィアット・クライスラー連合、前途多難
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100429/bsa1004290505002-n1.htm
イタリアの自動車メーカー大手、フィアットの最高経営責任者(CEO)を務めるセルジオ・マルキオーネ氏(57)は、破綻(はたん)した米自動車クライスラーの経営権獲得に合意する4カ月前、世界の自動車メーカー上位5社のうちの1社になりたいという考えを明らかにしていた。

 ◆唯一の成功例

 マルキオーネ氏は2008年12月11日、イタリア・トリノにあるフィアット本社で社員ら1500人を前に、フィアットが長期的に生き残るためには、他の自動車メーカーと提携する必要があると訴えた。

 だが、それは、計画通りにはいっていない。マルキオーネ氏は昨年、やはり経営破綻に陥った米ゼネラル・モーターズ(GM)の「オペル」や「サーブ」といったブランドや、南米での事業を獲得しようとしたが失敗。最終的にクライスラーを手に入れた。

 イタリア・ミラノにあるボッコーニ大学のジュゼッペ・ベルタ教授は「マルキオーネ氏が目指しているのは、フィアットの指揮下にある自動車メーカーの大グループだ。しかし、その実現も今ではかなり難しいものになった」と述べる。

 債券取引仲介大手、米キャンター・フィッツジェラルドでチーフ・グローバル・ストラテジストを務めるスティーブン・ポープ氏は、マルキオーネ氏の挑戦が、日産・ルノー連合をCEOとして率いるカルロス・ゴーン氏(56)の成功と比較されるだろうと指摘した。ポープ氏は、11年におよぶ日産・ルノー連合が、自動車業界における大規模な提携関係のなかでは唯一の成功例だと考えている。

日産・ルノー連合は今月上旬、小型車やエンジン技術分野で独ダイムラーとの提携に合意しており、マルキオーネ氏にとって、ゴーン氏の背中を追いかけることは、さらに難しくなったようだ。

 マルキオーネ氏は今月21日にトリノで開かれた記者会見で、フィアット・クライスラー連合の最新の経営戦略を発表。両社の商品開発部門や販売部門を統合するほか、ロシアや中国の新興国市場で提携を目指すという。14年までに生産台数を600万台に引き上げる目標も示した。現在のフィアット・クライスラー連合の生産台数は330万台で、目標達成には、あと270万台が必要となる。

 ◆業績判断は尚早

 ゴーン氏は、日産の経営に携わるようになってから17カ月後、過去最高となる36億ドルの最終利益と660億ドルの売上高を達成し、自動車メーカー再生の新基準を打ち立てた。

 ゴーン氏は、短期目標を定め、それを実現できない場合には辞任すると明言することで、社内外から信頼を勝ち取った。同氏は1999年10月、再建計画「日産リバイバルプラン」を発表。01年3月までに黒字転換を果たしたほか、03年3月までに営業利益4.5%の達成と負債の半減を約束した。そして、営業利益と負債に関する目標を1年前倒しで実現させた。

マルキオーネ氏の手腕を信じる関係者らは、同氏がクライスラー経営に携わってからまだ10カ月しかたっておらず、業績を判断するのは時期尚早だと指摘する。米コンサルティング会社アリックスパートナーズのステファノ・アベルサ共同社長によれば、SUV(スポーツ用多目的車)「ジープ・グランドチェロキー」やセダン「300」の新車を発売し、製品ラインアップがそろう年末までは、マルキオーネ氏の取り組みによる効果は表れないだろうと指摘。アベルサ氏は「マルキオーネ氏は魔法のつえを持っているわけではない。判断を下すにはまだ早い」と語った。

 ■市場低迷、経費削減が逆風

 マルキオーネ氏を迎えたのは、低調な自動車市場だった。ゴーン氏が日産で再建計画を発表した当時は、米市場は活況を呈していた。さらに、11年前と比べると、国際市場の競争は激しさを増している。全世界の自動車生産能力は9000万台とみられているが、これは需要を3000万台以上も上回っている。

 米調査会社IHSグローバル・インサイトのシニア自動車アナリスト、ジョン・ウォルコノウィッツ氏は、ゴーン氏が経営に携わるようになる1999年の日産と比べると、クライスラーの経営状態は良くないとの見方を示す。フィアットの前にクライスラーの経営権を握っていた米投資ファンドのサーベラス・キャピタル・マネジメントが経費削減を推し進めたため、新車開発のための予算も削られた。マルキオーネ氏がクライスラーの経営に乗り出した昨年6月時点では、開発中の新車はほとんどなく、小型のモデルも燃費効率の高い車種も製品ラインアップに存在していなかった。

 フィアットは、人気の小型車「500」を今年12月に米国市場に投入することを計画している。また、ジープ・グランドチェロキーの新モデルは6月に販売店に並ぶ予定だ。

マルキオーネ氏は売り上げを伸ばし、グループ全体の士気を高める重要なモデルとの認識を示す。同氏は「ジープ・グランドチェロキーは、クライスラーを代表する車だ」と述べており、新モデルが、非の打ち所がなく、より質の高いものになるはずだと自信を見せている。(ブルームバーグ Sara Gay Forden、Kae Inoue)


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