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実は、昨日、あることを体験します。

台湾にシンガポール系のEショップモールで "Shopee" というがあります。台湾語では「蝦皮購物 」です。
昨日、購入した商品(PCのグラフィックボード)を返品することになり、都市部なら、徒歩20分圏内にShopeeの有人デリバリーデポがあって、そこに事前に、ネット環境で返品する理由と返金受取銀行をネット上で打ち込み、了承を受けておきます。
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次のステップで、デポに持参して、返品受付のタッチパネルで、自分のスマホの端末番号を打ち込みすると、パネルの下にあるプリンターから、返品用の箱を封印するはがき大のシールが返却者、返品商品の明細がプリントされます。
返却品とシールを提示すると、デポの人間が、返却用の段ボールケースに商品を入れて、ケースの上部をシールで封印します。
これで終了です。
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入店して返品し、店を出る所要時間は1分もかかりません。
驚きました。
ここでもキーワードは自分のスマホの端末番号です。
受付時に端末番号を打ち込むときに、その受付けパネル自体が、打ち込み者が所有しているスマホを感知して、所有者と番号打ち込み者を特定し、かつ関連付けさせて、本人確認をしており、事前設定した反品情報に対応してシールが印刷される仕組みです。
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驚きました。
はじめて、受取で無人デポに行った時、端末番号を何回打ち込んでも、認識してくれません。
実はこの時はスマホを持っていなかったのが原因です。
つまり、"Shopee"のシステムは、当人と、スマホが一体となって本人確認が成立してるシステムです。
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iPhoneだろうが、いかがわしい、中華スマホでも、とにかくIDや外国人居住証番号とスマホがリンクされていることで成立するシステムです。
ですから面倒な返品絵続きでも、ネットで事前申請しておくことで、返品なら有人デポでパネル操作スマホ番号の入力で、返品送り状と返品商品パッケージの封印シールが兼用された用紙が、自動印刷でプリントアウトされ、カンターで、1分未満で変棄却処理が完了します。
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この実態通して、行政サービスの連絡で、この部分にLINEの活用をドヤ顔で開陳しているデジタイル大臣を思い出し、とり上げましたデス(^^)
デジタル化の概念、前提に、思考、哲学の貧困さが顕著過ぎ得てドン引きです。