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おばさん議員奮闘記(26) 未来の形「住民参加型自治体」

2021-07-15 22:53:00 | おばさん議員奮闘記
先頃の新潟県泉田元知事告発の件に思う事あり
「おばさん議員奮闘記から地方自治体の議会、
選挙のあり方の参考になるかと再掲します。
全国的に、議会議員選挙は、国政、地方ともに
選挙違反は慣習化され、公にされなければ違反行為と認識されないのです。
そうです、、、分からなければ良いと言う感覚。

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「悪魔が世界を統治している」中で議会は必要でしょうか?


******

我が村の議会は、もはや正常な最高意思決定機関の体をなしていない。
なぜそのような議会が存在するのか、地方議会が大なり小なり、似たようなものであるなら、議会そのものの存在意義を改めて問うべきではないだろうか
かって、多数決議会は理想的なあり方と信じられていたようだが、
近年、少数の正しい意見が抹殺されていくことに疑問が持たれつつある。
国民や住民全体のために骨身を削る真の為政者による多数決議会なら、
文句を言う方がおかしいが、その質の低下した、と言うより、利権、既得権益獲得のための、党派の権力争いのための多数決議会は、勢い「多数の横暴」となってゆく。

村の選挙
「多数の横暴」その弊害は、まず選挙に現れる。
わが村の議会議員選挙では、立候補者が自分の取り組むべき政策信条、
主義主張を掲げて演説したり、選挙カーで回ることをしない。
つまり、議員としての理念政策信条を持っていないと言うことである。
これでは真剣に考える有権者は、
何を基準にして候補者を選べばいいのかわからない。
村外からの移住者、真面目に選ぼうとする有権者は、
非常に疑問を感じ困るところである。
村特有の選挙の実態は、その候補者が自分にどんな恩恵を与えてくれるかである。

特定の組織団体や、業者等が、立候補者と手を組み、
利権獲得のためその人を選ぶ。
個人の場合には、主に自分の子供を職員にしてほしいと言うおねだりになる。
そこに普通の主婦なども関わっていることにこの村の腐敗の深さが読み取れる。
選挙違反に巻き込まれたら、その事実は簡単に消せない。
否応なしに派閥に取り込まれ、やがて居心地が良くなり同化していく。
共犯と言う罪の意識がなくなり、犯罪に加担していく。
多数決議会の第一の弊害、それは利権がらみで住民を選挙違反に巻き込み、
住民の中に対立構造を作り、和と輪を崩壊させていくことにある。


「議会改革」の道筋
早くも一期の任期が終わりに近づき、公約の成果を報告すべき時期になった。
まず、他議員の間違いに同調せず、取り込みの誘惑に負けず、
圧力に屈することなく、妥協せず、自分が正しいと思うことを主張してきた。
結果的に議員の行き過ぎた私への圧力が、墓穴を掘ることになる。
私の公約「議会改革」の道筋につながった。すなわち議会を廃止し住民参加型議会を目指す、と言う道が見えてきた事は皮肉である。
とは言え多数決議会である以上、一人会派では政策立案の機会は無い。
従って議員自らが改めようとしない限り、「税金の無駄遣い」の是正は無理と分かり行政の自浄を求め、一般質問をしたが、
執行部側も全くその意思がないことを悟った。
さらに住民の7、8割が行政議会と何らかの利害関係にあり、
特定議員を支持し、議会の存続を許している。
私はこの間4回もの不当懲罰をかけられたが、
それはそのような背景があるからである。

ともかく、この村の体質で自浄を求める事は無理と悟り、
国の問題として取り上げるべきと思ってきた。
それには信頼できる国会議員の力を借りる必要があると考えていたところ
偶然が重なり国会議員のNさんの集会に参加することになった。
Nさんは私の置かれた立場を理解してくださり色々とアドバイスをしてくださった、

その頃懲罰騒動があり、他市の元議員さんが議会のやっている事はおかしい、
と村に抗議し私を擁護してくれた。
同時期、「政経東北」さんの取材を受け、私の考えを記事にしてもらった。
何より、私の理念政策信条を理解してもらえたことが、心強かった。
それを読んだ村民の中に、私への理解者が増え、
近隣の議会にも少なからず、影響を与えたようだった。
私自身としては理解者、支持者の後押しを感じ、
さらに公約実現に向かえると言う確信を持った。
地方自治体の問題は、国、国民の問題でもある。
自分の自治体だけが良ければいいという問題では無い。
また、多数決議会は民主主義と言う迷信に囚われ、
議員任せにしてきた責任もあると思う。
「正義システム」「多数決議会」「町村の議会廃止」
など全国民が改めて真剣に考えていくべき課題と言えるのではないだろうか。


        *******政経東北 2010  10月より

                   2021 7/15




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