ちっと電気自動車に否定的なことを書いたので、ハイブリッド車のウソにも触れておきましょう。
まぁハイブリッド車は確かに燃費がいいので、イニシャルコスト(最初に車を買うコスト)やランニングコスト(エンジン系の消耗品。オイルとか)を考えなければ、下手をすると電気自動車に並びます。
ただイニシャルコストでの通常のガソリン車との差額を、燃費の差でモトがとれるというのはウソです。
燃費で差を稼ぐためには、車は走らなければなりません。しかし走れば走るほど、車の価値というのは下がっていくのです。特に年間1万キロ以上走った車は、一般的に「過走行車」といわれ、通常の下取り額からさらにその分マイナスされるのです。この差は下手をすると燃費の差で稼ぐ分を相殺してしまいます。つまり、ハイブリッド車は走っても走っても元が取れない訳です。
すべての車はこの「過走行減点」から逃れられませんので、強いて言うならば「元々の値段が安い車ならば、より影響が少ない」かもしれません。つまり過走行によって減る余地がなければいいわけです。しかしそういう車はつまりは小さい車であり、小さい車は燃費がよく、結局ハイブリッドの燃費とあまり差がなくなってしまうということになりかねません。
もう一つの可能性は、プラグインハイブリッドです。
つまり日常的な走行は電気だけで済ますため、燃費が現在のハイブリッド車よりも圧倒的に良くなり燃費の差を稼ぎやすいということです。しかしこの場合搭載するバッテリーの価格が上がりますので、イニシャルコストの差が重くのしかかり、結局元の木阿弥となるかもしれません。
悩ましき燃費との戦いとともに、本当に内燃機関の効率とガソリンのエネルギー効率の高さに脱帽します。
きっとヤマハのEC-02はカブには勝てないと思います(笑)
まぁハイブリッド車は確かに燃費がいいので、イニシャルコスト(最初に車を買うコスト)やランニングコスト(エンジン系の消耗品。オイルとか)を考えなければ、下手をすると電気自動車に並びます。
ただイニシャルコストでの通常のガソリン車との差額を、燃費の差でモトがとれるというのはウソです。
燃費で差を稼ぐためには、車は走らなければなりません。しかし走れば走るほど、車の価値というのは下がっていくのです。特に年間1万キロ以上走った車は、一般的に「過走行車」といわれ、通常の下取り額からさらにその分マイナスされるのです。この差は下手をすると燃費の差で稼ぐ分を相殺してしまいます。つまり、ハイブリッド車は走っても走っても元が取れない訳です。
すべての車はこの「過走行減点」から逃れられませんので、強いて言うならば「元々の値段が安い車ならば、より影響が少ない」かもしれません。つまり過走行によって減る余地がなければいいわけです。しかしそういう車はつまりは小さい車であり、小さい車は燃費がよく、結局ハイブリッドの燃費とあまり差がなくなってしまうということになりかねません。
もう一つの可能性は、プラグインハイブリッドです。
つまり日常的な走行は電気だけで済ますため、燃費が現在のハイブリッド車よりも圧倒的に良くなり燃費の差を稼ぎやすいということです。しかしこの場合搭載するバッテリーの価格が上がりますので、イニシャルコストの差が重くのしかかり、結局元の木阿弥となるかもしれません。
悩ましき燃費との戦いとともに、本当に内燃機関の効率とガソリンのエネルギー効率の高さに脱帽します。
きっとヤマハのEC-02はカブには勝てないと思います(笑)