東京五輪チケット抽選申し込み 締め切り５分前に約２８万人が“順番待ち”

 

２０２０年東京五輪・パラリンピック組織委員会は２９日、五輪チケット抽選申し込み受け付けを終了した。当初は２８日午後１１時５９分までだったが、締め切り間際の“駆け込み申し込み”によるアクセス集中が見込まれるとして、１２時間延長して、２９日午前１１時５９分までとすると発表していた。

　締め切り時間を過ぎて、公式サイトでは「抽選申込受付は終了いたしました」と案内の文字が表示され、「たくさんのお申込み　ありがとうございました」とお礼の言葉が並んだ。

　この日は午前中から１時間以上待ちの状態が続き、締め切り５分前の午前１１時５４分の段階で、約２８万人が“順番待ち”。１時間以上かかるとなっていた。締め切り時間内に販売サイトの「チケット購入」にアクセスした人は「ウェイティングルーム（待合室）」で順番待ちをしている状態になっており、案内開始から６０分以内なら手続きができるとしている。実際、順番待ちをしていたスポーツ報知記者も午後０時２０分過ぎに案内され、申し込むことができた。

　なお、申し込み内容確認は、５月３１日以降に、公式販売サイトの「マイチケット」で可能となる予定。

　抽選結果は６月２０日で、当選者は７月２日午後１１時５９分までに、現金かＶＩＳＡカードでの一括購入しなくてはならない