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志村けんさん 10億円の遺産と2匹の愛犬の「相続問題」が浮上

2020年04月08日 18時15分15秒 | 九州の案山子

多くの人に愛された志村けんさん© NEWSポストセブン 提供 多くの人に愛された志村けんさん

 新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった志村けんさん(享年70)の「相続問題」が浮上しているという──。

 2階建ての日本家屋に広がる、手入れの行き届いた庭。門扉の左右に設けられた献花台には、たくさんの供花とともに、故人が大好きだった焼酎やビール、ウイスキーなどが供えられている。

 急逝した志村けんさんの実家に、多くのファンが訪れている。この献花台は、現在この家に暮らす兄・知之さん(73才)の手作りだという。

「有難いことにお供えがどんどん増えるから、家にあった板で作ったんです…ただ、本当に急すぎることでした」(知之さん)

 あっという間の出来事だった。志村さんは3月19日に発熱と呼吸困難の症状が出ると、それからわずか3日で意識を失った。入院後は感染拡大防止のため、家族も含め誰一人として面会することなく、3月29日に帰らぬ人となってしまった。

 突然の最期が、あまりにも悲しい現実を知之さんに突きつけた。知之さんは記者に、こうつぶやいた。

「近く税理士と打ち合わせをするんです。弟の遺産のことで…(遺産について)何も把握していませんよ…」

 志村さん本人、そして遺族にとっても全く予期せぬ相続問題が起こっていた。

「バカ殿」や「変なおじさん」など、誰もが知るキャラクターを生み出した志村さんは、高校卒業間際にいかりや長介さん(享年72)に弟子入りし、芸人人生をスタートさせた。加藤茶(77才)の付き人として下積み生活を送った時期もあり、当時の月給はわずか5000円。ザ・ドリフターズのメンバーが出前で頼んだラーメンの残りのスープで、飢えをしのいだこともあった。

 しかし24才でザ・ドリフターズに加入すると、瞬く間にお茶の間の人気者になる。収入も増え続け、38才の1988年にはタレント部門で高額納税者のトップに立った。当時の所得は、個人で約1億6000万円、個人事務所が約1億4000万円。合計で3億円を稼ぎ出している。

 まさに億万長者となっていた志村さんだが、当時のインタビューでこう答えている。

《これだけ働いてんだから、(ギャラを)これだけはくれ、とはいいます。だけど、もっと儲けたいとか、いくら貯めたいなんて気はないなぁ。ま、食い物の値段を気にせずに食べられるようにはなりましたけどね》

 その言葉通り、豪快な金遣いは有名だった。

「撮影後にスタッフを連れて、週に1~2回は飲みに出掛けていました。週の飲み代は100万円、年間で5000万円以上は使っていた。馴染みの店では、店員へのチップも欠かさない。ファンだという女性とも気軽に食事に行き、“1回のメシで10万円かかったよ”と大笑いして、楽しそうに話してくれたこともありました。交際もきれいな人で、長くおつきあいした女性と別れるときには、まとまったお金を渡していたようです。スマートな引き際だからか、トラブルはほとんどなかった」(志村さんの知人)

 連日、夜の街に繰り出しては、深夜3~4時までハシゴ酒。ザ・ドリフターズに加入して以来の日課となり、40年以上継続していた。前出の知人が打ち明ける。

「あの志村さんのことですから、数十億円の莫大な蓄えがあると思いきや、そこまでたくさんあるわけではないようです。お世話になった人に恩返ししたいという思いで、お金を使い続けていたからなぁ」

◆「鳴き声を聞いていると、私も悲しくなって」

 志村さんは、わかっているだけで2つの自宅と、1つの別荘を所有している。1つめは東京・港区にあるマンションで、事務所兼自宅として1981年に購入。2つめは、1987年に土地付きで三鷹市に構えた一戸建て。当時、4億円と報じられた豪邸だ。

 別荘は、1997年購入の静岡県熱海市に建つタワーマンション。見晴らしのいい高層階の一室を手にしている。

「現在の価値は当時より下がってはいるでしょう。長年、億単位の年収はあった人ですが、財テクには興味がなかった。不動産と預貯金を合わせても、遺産は10億円ほどじゃないでしょうか」(芸能関係者)

 志村さんにしては少ない気もするが、その行方はどうなるのか。

 志村さんは生涯、独身を貫き、子供もいない。両親と祖父母も他界されているため、相続人は兄弟に。

 志村さんは3人兄弟の末っ子。遺産は2人の兄が分け合うとみられる。兄が弟の遺産を相続するという、考えてもいない状況に知之さんは困惑している。

「あまりにも急だったので、(遺産に関して)一切話せていないんです。普段は年に1回会うぐらいだから、不動産のことも何もわからない。とりあえず準確定申告をしなければいけないので、税理士さんと相談することにしています」(知之さん)

 もう1つ気になるのが、志村さんが三鷹の自宅で一緒に暮らしていた2匹の愛犬だ。4月上旬、自宅を訪れると、実家同様に自宅前は献花で埋め尽くされていた。家の中からは、犬の鳴き声が漏れ聞こえてくる。近隣住民が言う。

「志村さんがリードを持って散歩する姿を見かけたこともありますよ。大きいの(ゴールデンレトリバー)と小さいの(柴犬)がいるから、2回に分けて散歩する。ワンちゃんも志村さんに懐いていてね。いままで吠える声なんて聞こえて来たことはないんだけど…一昨日から時間をおいて、何回も吠えている。急に帰って来なくなったご主人様を待っているのかな。鳴き声を聞いていると、私も悲しくなってきてね」

 自宅からマスク姿の小柄な女性が、門扉を開けて外に出てきた。明るい茶色のメッシュの入ったロングヘアで、アイドルのようなかわいらしい容姿。両手に大きなゴミ袋を2つ抱えている。

「いまはワンちゃんたちの相手は私がしています。様子ですか? やっぱり寂しそうです。でも、おかげさまで引き取り手は決まりまして…落ち着いたら事務所の方から発表します」

 志村さんはコント作りにおいて、キッチリと“手順”を踏むことを大事にしていたという。だが、新型コロナの脅威は、志村さんの“最期の段取り”を狂わせてしまった。

 

 

2 コメント

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おはようございます (憲さん)
2020-04-09 02:15:33
コロナのせいでたくさんの方が亡くなられているでしょうが一番衝撃的な出来事でしたよね〜
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(憲さん様 (九州の案山子)
2020-04-09 06:06:16
お早う御座います
馬鹿殿 面白かった ですね
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