「ONE PIECE」36巻
ワンピの中でも1、2を争う程の印象的な巻です。私にとって。
ただ雰囲気が違いますよね、今までと。
表紙の妖しげなCP9達からして萌え萌えなんですけどー。
中はシリアスなのに、彼等を見ると燃え上がってしまう・・・。
さて、ルフィVSフランキーアニキに船大工さん達が参戦。
フランキー狙いかと思いきや、狙いはルフィ。
アイスバーグさんの証言で、襲撃の犯人とされているからですね。
しかし船大工さん達格好いいなぁ・・・。
全員キャラ立ちしていてなんか勿体なくなるくらいです。
カクさんが空中に舞い上がる姿に見惚れます。
アニキ放逐に連携プレイが慣れている風なのは、しょっちゅうあることだからかな。
船大工さん達の追求に「ロビンがそんなことをするはずがない」と反論するルフィですが・・・。
潜伏しつつ、冷静に外の状況を眺めているロビン。いったい何がどうなっているのか。
ピストル効かないしー、ってことで大型ノコギリと大砲で襲われるルフィ。
災難ですな。
しかし蚊帳の外にされて怒ったアニキの風来砲が炸裂。
この混乱の隙の乗じてさっさと逃げます。
しかしアニキ、どんな体しているんですか。むちゃくちゃです(笑)。
一緒にちゃぶ台ひっくり返すモズ&キウイが可愛すぎ。
そして力を使い果たすと、リーゼントが崩れてしまう・・・。
っていうか、アニキ。あなたいったいなんなんですか(笑)。
この緊急事態にひとりで笑いを担当してくださいますね!
さてナミの忠告も聞かず(いつものこと)、堂々と本社に侵入したルフィ。
とっても大混乱ですが(いつものこと)、アイスさんの願いもあって、こっそり寝室に招かれるルフィ。
ロビンを確かに見た、というアイスバーグさん。
そしてルフィを呼んだ真意はロビンに会いたいから。何故だ。やっぱりファン(違う)?
あくまでもロビンを信じるというルフィ。
確かにその通りだが・・・、やっぱり不安も残る・・・。
と、このシリアスな状況をうち破るのはこの人しかいない。
アニキ、そのスーパーなポーズは何?
コーラ補給って何?
コーラであのパワーが出るの?
仕組みがおかしすぎる。さすがヘンタイ。
ココロさんと飲み仲間なんですね。
凄い図だ。濃ゆい図だ。
ココロさんとアニキとアイスさんの飲みは愉しそう。仲間に入れて。
アイスさん襲撃が話題になっていますが、ここでココロさんが世界政府の暗躍機関「CP9」についてウワサします。
根拠あるのか、というアニキに「そこで聞いた」と(笑)。
他のCPの人達が今まで登場してたら良かったんですがねー。
そうすればもっと説得力と深みが出たと思いますが。
まぁ、置いておいて。
そして場面変わってロビンと・・・、なんと今ウワサのCP9。
影になっている男達と組んでいる・・・、のかロビン。
わけが分からず、不気味で恐ろしいです。影の人達。
本格的にアクア・ラグナ来るし、指名手配で追われるし。散々な一味。
そんな中、ロビンがサンジ&チョッパーに会いに来ます。別れを告げに。
この騒動の罪を被せる・・・。自分を偽悪的に見せていますが、やはり、
「今までよくしてくれてありがとう」が本心だと思います。
つーか、スミマセン。焦燥しているサンジくんに萌えてスミマセン(泣)。
必死なのに、叶えられない彼に燃え上がってスミマセン・・・。
何か考えがあるのか、別行動を取るというサンジ。
彼ならではの活躍が期待出来ますね。
追っ手から隠れる一味。・・・っていうか、船長、使われてますね、便利ですね(笑)。
プルプルしているよ。
ロビンの伝言を聞いた皆は話し合います。
最初は敵として現れたロビン。実際はどうなのか。
ロビンと一緒にいた謎の人物も気になるし、結局は分からないことだらけ。
会って、話を聞かないことにはなんにもなりません。
「事態はもっと悪化する」
この言葉から、もう一度市長暗殺が実行されると踏んで、本社に向かうことにします。
さて、これは罠なのか。
それにしてもゾロが冷静で素敵ですね。頼りになる。
場面は変わりこちらも頑張っているウソップ。
いかにも腹を空かした彼に(分かりやすい(笑))、思わずおにぎりを渡すおじさんが素敵です。ほのぼのします。
こういう細かいところがいいですね。
メリー号を修理しながら、「心配すんな、大丈夫だ」と話し掛けるウソップ。
・・・心配なのは君だよ・・・(泣)。
本当にこのままでいいのだろうか。
さて、ガレーラの皆さんもまだ緊張感を捨てきれません。何せまだ麦わらは捕まっていないのだから。
今夜は総出で社長を護衛します。
寝室の前に椅子を並べて座る職長達。・・・カッコイイ。
カリファに何故ニコ・ロビンの手配書を、と問われ「あれは悪魔だ」と答えるアイスバーグさん。・・・うーむ。
続々と本社の周囲に集まる、理由アリの人達。
そんな中、怒りのアニキに目を付けられるウソップ。
大丈夫か、こっちも心配だ。
心配が多くてくらくらするよ。っていうかアニキ悪い顔ですね。
強風なので横歩きしなければいけない、スクエア。大変ですね(汗)。
パウリーに何かを頼んだアイスバーグさん。
いったい何? もしや・・・。
その願いを聞いてタイルストンが一言。
「遺言か!?」
しかも大声で(笑)。ハットリのツッコミなしにルッチに一発殴られています(笑)。
こういう日常見たいなー。
不安を拭えないアイスバーグさん、金庫を開けるパウリー。
そして・・・、変装したロビンと、変な着ぐるみクマさんがご登場。
一瞬見た目がマヌケなだけに・・・、返って怖いです。
そして始まる襲撃。突然の爆発。派手ですな。
今回は思いっきり罪を擦り付けられますからね。
騒ぎを聞き付けて、ついつい行ってしまうタイルストン&ルル(笑)。
ちょっと待てー!!!
カクさん、「まったく」だよね・・・。いつもこうなのだろうか。
普段を見たいなー。
襲撃者は俊敏そうなムチ使い。
空中を移動し、派手に動き回る、攪乱する役目。
そして、お目当てのものを探す骸骨と牛さん。
衣装自体は微妙なだけに、やっぱり不気味さが際立ちます。
その人達にパウリーが見付かって・・・。逃げてー。
彼等は自分達を「CP9」だと名乗ります。
そして聞いたからには消えていただくと。
・・・丁寧口調が怖さ倍増。
そしてクマさんとロビンは・・・。
クマさん、・・・いや、クマさん・・・。それ何(汗)。
壁に背を付いて、「さぁ、押せ」って・・・。
ドアドアの実。触れた部分はドアになる、ドアドアの実。
・・・役に立つんですか、それ。
第一印象、みんなの疑問が噴出した、噂のドアドア登場です。
しかしこの微妙な能力、外見とは裏腹のアイスバーグさんを弱らせる為にさっさともう一度撃つ冷酷さと迅速な行動力。
その直後ルッチとカクさん倒れる寝室前に陣取るクマさん。
そして駆け付けたタイルストンを一撃で倒すクマさん。
・・・強すぎませんか? 大丈夫ですか?
そんな中寝室では、ロビンとアイスバーグさんが直接対決。
ニコ・ロビンを、長い間探していた。殺すために。
やはりポーネグリフ関連。それを解読することで「古代兵器」プルトンの復活を恐れているからだ。
そしてアイスバーグさん自身にも秘密があった。
プルトンの設計図を所有しているのだ。
それが政府に狙われていたもの。そういう話だったのか。
プルトンとは戦艦の名前なんですねー。
どんな兵器なのか、まだピンとこないですが。
ワンピだと大砲や銃がどれほどの効力があるのかいまいち分からないですし。
またはダイアルのように別の能力を持っているのか。
銃を向けあう2人の緊迫感に燃えますが、アイスさんの上にのし掛かる(違うだろ(汗))ロビンにも悶えます。
そうまでして守ろうとしていた設計図。
どうやらそう簡単に渡す気はないようで・・・。
パウリーが取りに行ったのはニセモノ、おとりなようです。
しかしパウリーが危ない! すでに血だらけだし。
いつも思うがワンピ絶対致死量以上の血を流しているよね、みんな(笑えない)。
だって結構な長時間だよ。
まぁグランドラインの人達は体の造りが違うんだろうけれども。
パウリー危機に何故か船長が乱入。挟まって。
運がいいのか・・・。
即座に捕まってしまいました。
そして床に固定され・・・。
船長、今更だが何故挟まったか知りたいです(笑)。流せ?
固定された2人。
パウリーは怒りを爆発させます。
「何故どこの誰ともわからねェバカにアイスバーグさんが殺されなきゃならねェんだ」
誰とも分からない・・・。
これは次に掛けられてますね。
実はよく知っている人物達だった。
牛さんが倒れているルッチの帽子を取り、ハトのハットリが彼の肩に止まった・・・。
そして倒されていたルッチ&カクは偽物。
ということは・・・、
彼等は仮面を外していき、牛はルッチ、骸骨はカク、羽の付いた仮面のムチ使いはカリファ、クマさんは酒場のブルーノ・・・。
衝撃でした。ショックでした。
このCP9登場場面は、衝撃と魅惑に溢れた素晴らしき場面です。
ルッチ喋ったよ、てめぇ(笑)! カリファの仮面を取る仕種(萌え)、そして「出来ればあなたを傷つけることなくこの町を思い出にしたかった」(萌え)、って社長好きだったの、とちらりと妄想。
ブルーノも結構ショックでした。だってワンピにはよく出るウソップにおにぎりをあげたおじさんのように気のいいキャラだと思っていたから。
そしてカクさんの立ち姿カッコイイですね。黒くて素敵ですね。こりゃ人気出るわ。
CP9登場絵でえらく長く語ってしまう・・・(汗)。
5年。5年という歳月を潜伏していたCP9。
5年は長いですよ。信頼や友情を育むのには充分です。
この裏切りは苦しすぎる。怒りというより苦しいと思う。・・・どっちにとってもね。
さてCP9とは政府により殺しを許された存在。
本来ならCP1~8までしかない諜報機関。
存在することはない、影の組織ですね。
プルトンを「大海賊時代に終止符を打つ戦力」にしようという政府にアイスバーグさんはこう言います。
「人間の性」を知っているだけだ、と。
確かにその通りだな。
目出度く終止符を打った後、その「戦力」はどうするのか。
きっと再び争いの種を撒くことだろう。
ところでルッチ。世界政府の一部って、まさかあの人だけの「一部」じゃないでしょうね。まさか・・・。
巨大組織なんてかなり細分化、枝分かれしているはずなので、統一の意思を持つのは難しそう。
どれくらいのクラスの人間が関与しているのか・・・。
せめて大将クラスの1人でも賛同していないと、なんかちょっと一部の跳ねっ返りの暴走のような感じも・・・。
さて皆の感動を呼んだ脈取り尋問です。
アイスバーグさんの心拍数で真実を読む、という。
嘘発見器ですね。
これまでの流れからして実はもうプルトンの設計図は誰かに託してあるはずだ。それは・・・、
彼等が働きだした頃、カティ・フラムという人物が尋ねてきた。
その名前はパウリーが金庫から持ち出した偽の設計図にも書いてある。
プルトンの設計図を所有していたトムという船大工。彼の弟子は2人いた。
1人はアイスバーグさんでもう1人がカティ・フラム。
彼は亡くなったはずだったが、実は名前を変えて生きていた。
フランキーとして。
・・・あのアニキがねぇ。こんなところで繋がっていたとは。
さっさと探そうというカリファ。「あんたはもう用済みじゃ」と冷たく言い放つカク。
寂しいね。胃が痛いよ。
まったくルッチの言う通り「これだけ色々な事が起こる夜に動揺を隠せなくなるのは当然」。
アイスバーグさんが気の毒過ぎて・・・。
と、そこへやっとルフィが乱入。
やっと辿り着いた。
ああ、次巻はパウリーがご対面。
彼の気持ちを思うと・・・。
以下いろいろ。
・何故に温泉扉絵。でも萌えます。ゲダツさまっ。
・しっかりビビの入浴も。本編シリアスなのでここで一息。
・アクア・ラグナが近付いていることを大声でウソップに教えてあげるサンジ&チョッパー。・・・いい人達。
・今となっちゃロビンと密談していたCP9の影にも萌える始末。スミマセン(汗)。
・ナミさんフリーホール。・・・こっちも怖いです。
・大々的な襲撃(2回目)の時にアイスさんの手の中で震えるティラノ。・・・か、可愛い。
・やっぱりいつの間にか侵入しているルフィ。一言声掛けて欲しいよね。
・きっとルフィが暴れ回って手薄だと思ったら・・・、しっかり囲まれるみんな。でもいつものこと。
・って思ったら挟まったんだ、船長(汗)。どうやって?
・部屋も間違えたよ、船長。どうして気付かない?
・ルフィ、杭から抜ける時の顔凄いですね。
・短いがルルVSムチ使いに萌え。
・ゾロ、わざわざ全員ノさなくても・・・(汗)。時間ないんじゃ。
・脈取るカクさんにも萌えるのは何故ですか。「失礼」ってなんてそそられるのでしょう。何故だ。
・しかし何故に色気があるんだ、CP9。
・ルッチが凄む時、ハットリも凄んでいる。
中央へ集合。実はハットリ中心。