島田紳助の黒い関係により電撃引退でマスコミは大わらわ。
今朝の読売の一面にまで取り上げてるのには、笑ってしまった。
「前原氏の代表選出馬」より、「一斗缶事件、犯人逮捕」より、
ニュースバリューがあるということですな。
さて、本題。
過去、僕のブログで2冊の本の感想を書いた。
この2冊を読むと、吉本と暴力団の密接な関係が、
いかに根深いことがよ~くわかります。
◎神戸芸能社

吉本興業も一部上場企業となり、一流大卒の社員が増えた今でも、
ヤクザとの関係が中々断ち切れてないのは、意味致し方ないのかなぁとも思う。
何と言うか、結局“体臭”が両者似ていると言うか。
興行はその土地土地において、今も昔も芸能人が様々なイベントを行なう。
土地に居着いて商売する訳ではないから、いろんな障害がある。
滞り無く興行を終えるために、
興行主はその土地を仕切っている顔役・地回りのヤクザに筋を通す。
とは言え、“仁義”を通したからと言って、必ずしもスムーズにいくとは限らない。
そもそも興行主だって、どこの筋の人かわからない人もたくさんいる。
客の入りが悪いと言って、契約したギャラを渋る興行主もいる。
現場に先乗りし、悪質な興行主との間に立ち、話をつけ、段取りを整え、
芸能人を駅まで迎え、イベント終了まで立ち会い、時にギャラを立て替えてまで支払う。
山口組の代紋をつけた企業舎弟であった神戸芸能社は、
単なる興行会社から芸能プロダクションとしての業務を担うようになる。
ゆえにタレントは安心して芸を披露でき、俳優・歌手・タレントがこぞって所属し、
ある時期隆盛を極めた神戸芸能社。
本書を読めば、近代芸能ビジネス確立までの流れが理解できる。
◎襲撃ー中田カウスの1000日戦争

「吉本興業と山口組の根深い関係」、
「上場企業吉本興業と吉本本家の人事をめぐる抗争」。
この2大テーマの介添人として怪芸人“中田カウス”が暗躍する。
法令遵守が声高に叫ばれる中、一芸人が深く関わった上場企業内で勃発したお家騒動。
その騒動の渦中、カウスがある筋の者によって殴打される事件が起こる。
この事件、未だに解決していない。
興行主も芸人も、平素から黒い関係が恒常化しているのか、
何か周辺で始末に終えないことがあるとヤクザに頼るし、
ヤクザもそれを百も承知で、喜んで“尻拭い”に一肌脱ぐ。
本書を読めば、阿吽の呼吸というか、この切っても切れない“黒い蜜月関係”が
正しく理解できる。
◎憚りながら

創価学会との攻防・伊丹十三襲撃事件・政財界&芸能人との密接な関係を著者である、
武闘派組織「後藤組」の後藤忠政元組長がリアルに語る自叙伝。
現在は山口組から引退し、天台宗系の寺院で得度。
今回の島田紳助の引退については、あまりにも唐突すぎる。
<電撃引退までの流れ>
「人間マンダラ」(関西テレビ)で反右翼発言を行なう 。
↓
右翼団体の怒りに触れて、紳助潰しにかかる。
↓
友人でヤクザと関係がズブズブの渡辺二郎に相談。
↓
極心連合首脳を紹介され、解決を依頼する 。
↓
極心連合が右翼団体の怒りを抑える。
↓
これを機に極心連合首脳と親密な関係になる。
↓
渡辺二郎が羽賀研二と起こした恐喝事件で逮捕され今回のメールが発覚。
↓
吉本興業にこのメールの真偽を問われる 。
↓
認めて芸能界引退。
その裏には、本人も吉本興業も口が裂けても言えない大きな事実があると睨む。
否定しようのない黒い関係の事実を吉本興業にもたらしたのは、大阪府警でしょう。
その真相が明るみに出る前に先に引退しておくのがベターと踏んだ。
テレビ局・スポンサー等への違約金を支払うとなっても、今なら安くつくと。
見方を変えれば、真相が明らかに出るのもそう遠くないとも言える。
それが、一体何なのか、気になりますなぁ。
余談だけど、昨夜の記者会見で出た大物芸能人名。
上岡龍太郎・和田アキ子・松本人志・武田鉄矢・明石家さんま。
ここに北島のさぶちゃんが入ってたら、うるさ型芸能人のフォロー完璧でした。
今朝の読売の一面にまで取り上げてるのには、笑ってしまった。
「前原氏の代表選出馬」より、「一斗缶事件、犯人逮捕」より、
ニュースバリューがあるということですな。
さて、本題。
過去、僕のブログで2冊の本の感想を書いた。
この2冊を読むと、吉本と暴力団の密接な関係が、
いかに根深いことがよ~くわかります。
◎神戸芸能社

吉本興業も一部上場企業となり、一流大卒の社員が増えた今でも、
ヤクザとの関係が中々断ち切れてないのは、意味致し方ないのかなぁとも思う。
何と言うか、結局“体臭”が両者似ていると言うか。
興行はその土地土地において、今も昔も芸能人が様々なイベントを行なう。
土地に居着いて商売する訳ではないから、いろんな障害がある。
滞り無く興行を終えるために、
興行主はその土地を仕切っている顔役・地回りのヤクザに筋を通す。
とは言え、“仁義”を通したからと言って、必ずしもスムーズにいくとは限らない。
そもそも興行主だって、どこの筋の人かわからない人もたくさんいる。
客の入りが悪いと言って、契約したギャラを渋る興行主もいる。
現場に先乗りし、悪質な興行主との間に立ち、話をつけ、段取りを整え、
芸能人を駅まで迎え、イベント終了まで立ち会い、時にギャラを立て替えてまで支払う。
山口組の代紋をつけた企業舎弟であった神戸芸能社は、
単なる興行会社から芸能プロダクションとしての業務を担うようになる。
ゆえにタレントは安心して芸を披露でき、俳優・歌手・タレントがこぞって所属し、
ある時期隆盛を極めた神戸芸能社。
本書を読めば、近代芸能ビジネス確立までの流れが理解できる。
◎襲撃ー中田カウスの1000日戦争

「吉本興業と山口組の根深い関係」、
「上場企業吉本興業と吉本本家の人事をめぐる抗争」。
この2大テーマの介添人として怪芸人“中田カウス”が暗躍する。
法令遵守が声高に叫ばれる中、一芸人が深く関わった上場企業内で勃発したお家騒動。
その騒動の渦中、カウスがある筋の者によって殴打される事件が起こる。
この事件、未だに解決していない。
興行主も芸人も、平素から黒い関係が恒常化しているのか、
何か周辺で始末に終えないことがあるとヤクザに頼るし、
ヤクザもそれを百も承知で、喜んで“尻拭い”に一肌脱ぐ。
本書を読めば、阿吽の呼吸というか、この切っても切れない“黒い蜜月関係”が
正しく理解できる。
◎憚りながら

創価学会との攻防・伊丹十三襲撃事件・政財界&芸能人との密接な関係を著者である、
武闘派組織「後藤組」の後藤忠政元組長がリアルに語る自叙伝。
現在は山口組から引退し、天台宗系の寺院で得度。
今回の島田紳助の引退については、あまりにも唐突すぎる。
<電撃引退までの流れ>
「人間マンダラ」(関西テレビ)で反右翼発言を行なう 。
↓
右翼団体の怒りに触れて、紳助潰しにかかる。
↓
友人でヤクザと関係がズブズブの渡辺二郎に相談。
↓
極心連合首脳を紹介され、解決を依頼する 。
↓
極心連合が右翼団体の怒りを抑える。
↓
これを機に極心連合首脳と親密な関係になる。
↓
渡辺二郎が羽賀研二と起こした恐喝事件で逮捕され今回のメールが発覚。
↓
吉本興業にこのメールの真偽を問われる 。
↓
認めて芸能界引退。
その裏には、本人も吉本興業も口が裂けても言えない大きな事実があると睨む。
否定しようのない黒い関係の事実を吉本興業にもたらしたのは、大阪府警でしょう。
その真相が明るみに出る前に先に引退しておくのがベターと踏んだ。
テレビ局・スポンサー等への違約金を支払うとなっても、今なら安くつくと。
見方を変えれば、真相が明らかに出るのもそう遠くないとも言える。
それが、一体何なのか、気になりますなぁ。
余談だけど、昨夜の記者会見で出た大物芸能人名。
上岡龍太郎・和田アキ子・松本人志・武田鉄矢・明石家さんま。
ここに北島のさぶちゃんが入ってたら、うるさ型芸能人のフォロー完璧でした。
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