goo blog サービス終了のお知らせ 

広告屋日乗

神戸の広告会社勤務Hの読む・飲む・食う

磯田道史は断言する「龍馬暗殺の黒幕はこいつだ!!」

2010-10-20 20:33:09 | 本ー歴史・時代
「龍馬史」の著者曰く「龍馬暗殺に謎なし」と。 幕末最大のミステリーと言われているこの暗殺事件だけど、これまで公表されて きた史料を並べていけば、自ずと暗殺の実行者からその黒幕まで、たやすく浮か び上がってくると断言する。 これまで暗殺の黒幕と目されてきた5つの組織 1)新撰組   隊長の近藤勇が捕まり、切腹を許されず斬首に処されたのは龍馬暗殺の罪を   着せられたからではあるが、本人の自 . . . 本文を読む

書評ー「龍馬史」

2010-10-19 10:22:44 | 本ー歴史・時代
龍馬史磯田 道史文藝春秋 龍馬伝のおかげで、書店の龍馬本コーナーは、書籍に雑誌にMOOKにと・・・、 まさに玉石混淆状態。 僕は、ある程度幕末史は頭に入っているので、また、龍馬の定説となった「竜馬がゆく」 を高校生の時に2回続けて読んだこともあって、龍馬本コーナーに一切近寄らなかった。 でも、新聞広告で僕の好きな歴史学者 磯田道史氏が龍馬を書いたと知り、即買い。 本書の肝は「龍馬暗殺の真相」 . . . 本文を読む

書評ー「八朔の雪」

2009-11-02 14:30:41 | 本ー歴史・時代
八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)高田 郁角川春樹事務所このアイテムの詳細を見る いやぁ、面白かったなぁ。 ワクワク感は最後のページまで途切れることなく続き、 ホント読み終わるのが残念に思えた時代小説。 時は江戸の1800年初頭。 大坂の街を飲み込んだ大水害で両親を失った幼女「澪」は、 着の身着のままで街を徘徊してたところを、 有名料亭「天満一兆庵」の女将( . . . 本文を読む

書評ー「幕末史」

2009-07-30 10:40:36 | 本ー歴史・時代
幕末史半藤 一利新潮社このアイテムの詳細を見る 本書を一読すれば、幕末に関する知識がいかに幕末史観に 偏っていたかを痛感する。 植え付けられたとも言えるけど。 確かに幕末モノ小説のその多くが、薩長・倒幕側から描いたのが圧倒的。 若い武士が旧い体制をこわすために命を賭して戦う様は、絵になる。 佐幕側(幕府側・徳川側)では、せいぜい新撰組モノぐらいか。 子母沢寛に、名著「勝海舟」もありますね。 「そ . . . 本文を読む