唐突ですが
今年90歳を迎える
祖母と同居しております。
昔から自分で何でもできる
しっかりした祖母で
毎日ニュースを見て
新聞を読んで
政治のこととか真剣に語るくらい
頭もしっかりしています。
そんな祖母ですが
コロナ禍に入ってから
不運(というか加齢)が続き
背骨·腰·大腿骨の
大きな手術を繰り返しました。
どの手術も
高齢の祖母に耐えられるか
不安なものばかり。
しかもコロナ禍で
面会もできない時期でした。
手術前からあまりの痛みにせん妄の症状が出て
手術直後には我々家族の名前がわからなくなった時もありました。
(流石に泣いた。)
直接会って話したかったけど
それもできず
電話越しに
混乱した祖母と話すというのは
なかなかお互いに辛かったです。
それでも。
家に帰ってきて
一緒にこれまでと同じ生活をしていく内に
以前と同じように生活できるようになりました。
記憶も戻りました。凄い。
杖をつかずに歩けるし
お風呂もトイレもひとりでできる。
(転倒予防に杖はついて欲しいとこちらがお願いするくらい元気)
我が家では超人と呼んでるくらい。
そんな超人おばあちゃん。
ここ数日で急激に認知症のような症状が。
そりゃ90歳だもん多少の物忘れは加齢だよ〜とも思ったのですが
明らかに急すぎる。
今まで日課だったお皿洗いもしないし
大好きなスポーツも見ない。
会話が噛み合わない。
日にちの感覚がズレてる。
何より
表情がいつもと違う。
不安になって
どうにかこうにか病院へ。
検査の結果
脳に出血があったとのこと。
即手術。
(いやもうこんな忙しい時期に
手術して頂いてほんと感謝しかないです)
今回も私は
不安で不安で
お風呂で泣いたり
布団の中で泣いたり
心配でたまらなかったのですが
当の本人は
相変わらずの超人っぷりで
看護師さんが驚く術後の良さだったとのこと。
はぁ。
とにかくよかった。
まだお家には帰って来られませんが
戻ってきたら
色々お話できたらいいな。
昨日まで普通に話していた家族と
急に意思疎通がはかれなくなるのが
こんなに恐ろしいものだとは思わなかったです。
日常の中で
ちょっとした違和感を覚えたら
躊躇わず病院に頼ることを学びました。
自分にできることは限られてるので、ね。
がんばれおばあちゃん!