🍀🍀メンタルが鍛えられる🍀🍀🍀
さだまさしのヒット曲に『雨やどり』という歌がある。
歌の中の女性は、雨の日に偶然雨やどりをしていた男性と親しくなり、お付き合いを始める。
ある日、彼は彼女の両親に挨拶するため、彼女の家に行く。
中に入ると彼の靴下に穴が開いていた。
彼女は隠そうとしたが、しっかり両親に見られていた。
しかし、爽やかさが気に入られて結婚話はうまくいった、という歌詞である。
靴下の穴の話をもう少し深めてみよう。
例えば、あなたが大切な取引先の人と会食をすることになり、
連れていかれたお店で、お座敷に通されたとする。
その時、自分の靴下の穴に気づいた。
さて、どうするか。
以前、作家の中谷彰宏さんが講演の中で、この話をメンタル力(精神力)と絡めて話していた。
メンタル力が弱い人は、
こういう時、隠そうとする。
そうすると、ずっと靴下が気になり、会話に集中できない。
また相手が靴下の穴に気づいたら気を遣って見て見ぬふりをするだろう。
そして会食が楽しめなくなる。
メンタル力の強い人はこういう時、
「あっ、靴下に穴が開いてる。
こんな日に限ってお座敷とは…」
などと、先に自分の弱みを言ってしまう。
その時、相手が笑ってくれたら儲けもの。
そのことで、その場の空気がなごやかになる。
その後は互いに心を開いて楽しい会食になるに違いない。
「アクシデントやハプニングが起きた時、『どうしよう』とびびった時点で、前に進めなくなります。
大事なことは弱みを見せられる強さを持つこと。
これはメンタルの問題です」
と中谷さん。
『永遠の 0』や『海賊と呼ばれた男』などの著書で知られる百田尚樹さんはこのメンタルについて、
「鍛えられるもの。
いや、鍛えないといけないものです」
ご著書『鋼のメンタル』の中で言っている。
筋力は鍛えないとどんどん衰えていき、
逆に「筋トレ」することで強くなる。
脳も、考えることを止めてしまうと急速にボケが進むが、
「脳トレ」をして考える力を鍛えていくと認知症の予防になる。
実は精神も、筋力や脳と同じで、鍛えなければどんどんひ弱になり、
逆に、鍛えれば鍛えるほど人生の艱難辛苦に耐え得る力を持つようになる、という。
百田さんといえば、よく過激な発言をして全マスコミからバッシングされている人だ。
きっと、これからも、歯に衣着せぬ物言いで叩かれることだろう。
彼は、言いたいことを言ってマスコミから叩かれ、
ネット上で、さんざん悪口を言われることに対して、
「不愉快になるし、落ち込む、凹むけど、それは耐えられる。
しかし、言いたいことを言わずに生きていくことには耐えられない」
のだそうだ。
普通、われわれは嫌われたくないし、叩かれたくないので、
言いたいこと言わずに我慢していることが多い。
ただ、嫌われることを恐れるあまり、言いたいことも言わずに我慢して生きていくと、
害もなければ益もない人間になっていくのではないか。
あるいは、失敗や挫折を恐れるあまり、
何事にも挑戦せず、無難に生きていくことでメンタルのひ弱な大人になっていくのではないか。
『鋼のメンタル』という本を書いたのは、
幼い頃はどこにでもいる普通のひ弱な男の子だった彼が、失敗や挫折を繰り返すうちに
「メンタルが鍛えられた」ということに気づいたからである。
今、ストレスでイライラして子供を虐待したり、
カッとなって人を殺したり、
たった1度の挫折で自殺する若者が多いことを考えると、
ひ弱なメンタルは、人生に取り返しのつかない悲劇をもたらすのではないかと思えてくる。
もちろん失敗や挫折は、望んで経験することではない。
しかし、人生には必ずと言っていいほど、それは訪れるものである。
その時は、その現実を受け止めよう。
泣く、わめく、寝込む、誰かに話を聞いてもらう。
とことん落ち込んだら、のそのそと起き出して、うまいものを食べ、
心を切り替える。
その時は、まだ気がつかないかもしれないが、
後になってみると以前よりは、
ちょっと強くなっているはずである。
(「みやざき中央新聞」水谷さんより)
みんな、けっこう叩かれてますね。
そんな、もんです。(^_^)
チアシードがふやける途中です。
さだまさしのヒット曲に『雨やどり』という歌がある。
歌の中の女性は、雨の日に偶然雨やどりをしていた男性と親しくなり、お付き合いを始める。
ある日、彼は彼女の両親に挨拶するため、彼女の家に行く。
中に入ると彼の靴下に穴が開いていた。
彼女は隠そうとしたが、しっかり両親に見られていた。
しかし、爽やかさが気に入られて結婚話はうまくいった、という歌詞である。
靴下の穴の話をもう少し深めてみよう。
例えば、あなたが大切な取引先の人と会食をすることになり、
連れていかれたお店で、お座敷に通されたとする。
その時、自分の靴下の穴に気づいた。
さて、どうするか。
以前、作家の中谷彰宏さんが講演の中で、この話をメンタル力(精神力)と絡めて話していた。
メンタル力が弱い人は、
こういう時、隠そうとする。
そうすると、ずっと靴下が気になり、会話に集中できない。
また相手が靴下の穴に気づいたら気を遣って見て見ぬふりをするだろう。
そして会食が楽しめなくなる。
メンタル力の強い人はこういう時、
「あっ、靴下に穴が開いてる。
こんな日に限ってお座敷とは…」
などと、先に自分の弱みを言ってしまう。
その時、相手が笑ってくれたら儲けもの。
そのことで、その場の空気がなごやかになる。
その後は互いに心を開いて楽しい会食になるに違いない。
「アクシデントやハプニングが起きた時、『どうしよう』とびびった時点で、前に進めなくなります。
大事なことは弱みを見せられる強さを持つこと。
これはメンタルの問題です」
と中谷さん。
『永遠の 0』や『海賊と呼ばれた男』などの著書で知られる百田尚樹さんはこのメンタルについて、
「鍛えられるもの。
いや、鍛えないといけないものです」
ご著書『鋼のメンタル』の中で言っている。
筋力は鍛えないとどんどん衰えていき、
逆に「筋トレ」することで強くなる。
脳も、考えることを止めてしまうと急速にボケが進むが、
「脳トレ」をして考える力を鍛えていくと認知症の予防になる。
実は精神も、筋力や脳と同じで、鍛えなければどんどんひ弱になり、
逆に、鍛えれば鍛えるほど人生の艱難辛苦に耐え得る力を持つようになる、という。
百田さんといえば、よく過激な発言をして全マスコミからバッシングされている人だ。
きっと、これからも、歯に衣着せぬ物言いで叩かれることだろう。
彼は、言いたいことを言ってマスコミから叩かれ、
ネット上で、さんざん悪口を言われることに対して、
「不愉快になるし、落ち込む、凹むけど、それは耐えられる。
しかし、言いたいことを言わずに生きていくことには耐えられない」
のだそうだ。
普通、われわれは嫌われたくないし、叩かれたくないので、
言いたいこと言わずに我慢していることが多い。
ただ、嫌われることを恐れるあまり、言いたいことも言わずに我慢して生きていくと、
害もなければ益もない人間になっていくのではないか。
あるいは、失敗や挫折を恐れるあまり、
何事にも挑戦せず、無難に生きていくことでメンタルのひ弱な大人になっていくのではないか。
『鋼のメンタル』という本を書いたのは、
幼い頃はどこにでもいる普通のひ弱な男の子だった彼が、失敗や挫折を繰り返すうちに
「メンタルが鍛えられた」ということに気づいたからである。
今、ストレスでイライラして子供を虐待したり、
カッとなって人を殺したり、
たった1度の挫折で自殺する若者が多いことを考えると、
ひ弱なメンタルは、人生に取り返しのつかない悲劇をもたらすのではないかと思えてくる。
もちろん失敗や挫折は、望んで経験することではない。
しかし、人生には必ずと言っていいほど、それは訪れるものである。
その時は、その現実を受け止めよう。
泣く、わめく、寝込む、誰かに話を聞いてもらう。
とことん落ち込んだら、のそのそと起き出して、うまいものを食べ、
心を切り替える。
その時は、まだ気がつかないかもしれないが、
後になってみると以前よりは、
ちょっと強くなっているはずである。
(「みやざき中央新聞」水谷さんより)
みんな、けっこう叩かれてますね。
そんな、もんです。(^_^)
チアシードがふやける途中です。
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