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東京オリンピック組織委員会の会長選任

2021年02月18日 15時43分15秒 | ニュース
    東京オリンピック組織委員会の新会長に橋本聖子氏

森前会長は、女性の問題発言の責任を取って辞任しました。
その後任の人選が行われて、新会長には、東京オリンピック担当大臣の橋本聖子氏が就任する予定です。

  組織委員会の会長は、どのように選任されるのか?    
   ※ web検索

組織委員会には理事会があり、スポーツ界、経済界、国会議員などの様々な分野の35人以内の理事がいます。
理事会の決議は、理事の過半数で決定されます。
橋本氏は現在理事ではないので、まず評議員の決議で理事になり、理事会の過半数以上の決議で選任されることになるそうです。
  
  会長選任の不透明性
組織委員会の会長は、理事会の中から過半数以上の決議で選ばれるのでありますが、密室の話し合いで人選がなされている感じがします。
実際、森前会長の辞任に当たっては、自分の独断で元日本サッカー協会会長の川渕三郎さんに話を持ち掛けて自ら会長の人選を行うという自分勝手なことを行いました。
その経緯について、政府の批判、川渕氏へのネット上での人物批判が炎上した結果、川渕氏が会長を辞任することになりました。

ジャーナリストの鈴木哲夫氏によると、政府内では、前森会長に橋本聖子五輪相の会長案を伝えたところ、森前会長と意見が衝突し、森会長が直接川渕三郎氏に就任要請の電話をしたということです。

後任候補者としては、JOC会長の山下泰裕氏が有力視されていました。
しかし最後は、橋本聖子五輪相に決まったという経緯です。

例えば、大学の学長は、理事会の理事が学長に立候補して、理事の投票で一番票を獲得した人が学長に選任されます。
きわめて、公平な人選だと思います。

それに比べると、組織委員会の会長の人選は、上記のように、政府が介入したり、前会長の独断で人選したりと、不公平で万人が納得できるものではありません。

組織委員会の候補者検討委員会(元アスリート、オリンピック委員など男女4人ずつの構成)の評議は、非公開で評議の内容は開示されません。
やはり、人選は秘密裏におこなわないでオープンにして人選をすべきだと思います。
秘密裏の人選は、日本社会の恥ではないでしょうか?





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