デイリータイム・クロスロードカフェ

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タイの古都

2008-12-25 14:34:56 | Weblog
       アユタヤ

今は昔。悠々と流れる川と遺跡が物語るいに
しえの浪漫 きらめく寺院、朽ちた仏像...
数多くの遺跡が点在し、かつて栄華を極めた
アユタヤ王朝を偲ばせる、四方を川に囲まれ
た水の都、アユタヤへは、バンコクからバス、
列車、船で行くことができます。ユネスコの
世界遺跡に指定されており、田園が続くのど
かな景色の中、温和な庶民の素朴なくらしと
ともに、今も古代が息づいています。

 1350年にアユタヤ王朝の都として築かれた
アユタヤは、水運を利用し、近隣だけでなく
中国、ペルシャ、遠くヨーロッパとも交易を
広めました。最盛期には東南アジア最大の都
市へと発展しました。

 17世紀には日本と御朱印船貿易により、
1500人が住む日本人町も形成され、山田長
政が傭兵隊長として名を馳せました。

 アユタヤの王は上座仏教を信奉し、都に数
多くの寺院や宮殿を建立。今日残っているほ
とんどは、都ができて150年の間に建てられた
ものです。

 35代にわたって続いたアユタヤ王朝も1767年、
ミャンマーの軍勢によって滅亡します。現在の
アユタヤは、この侵攻により廃虚となった遺跡
が残され、当時の面影を伝えています。

 遺跡の宝庫といわれるアユタヤは、東西約7km、
南北約4km、四方を川に囲まれた島状の街。往時
の興隆と仏教の神髄を肌で実感できます

写真は、アユタヤ遺跡