八王子日記(仮)

音楽のこととか、日々のこととか。
song is pretty! bongo is handsome!

オルケスタミンストレル

2013-02-17 09:47:51 | 妄想
昨日の晩、夢のなかで、オルケスタミンストレルなるものを検索してる夢をみた。
オルケスタミンストレルってなんだ?
と気になって、起きてから検索してみたが、手がかりなし。

ちなみに、夢の中では、画像検索してみたら、オルケスタミンストレルのリードシンガー、シスターミンストレルのおっぱい画像がゴロっとでてきたよ。

で、オルケスタは、オーケストラだよね。

で、ミンストレルを調べてみると、中世ヨーロッパの宮廷に仕える職業芸人とか、吟遊詩人って意味らしい。

19世紀のアメリカでは、ミンストレルショーっていうのがあって、白人が顔を黒く塗って、黒人に扮して歌い踊るというのがあったらしい。
主に最下層の労働者に人気がある出し物で、自分達より下の立場の、黒人奴隷の情けない姿を笑って、うっぷんを晴らすというショーだったらしい。

ジェームスブラウンは、子供の頃にみたミンストレルショーを元に、マントショーを考えたらしいね。

神のお告げかな。



さんちゃんとローラ。

2007-10-09 23:09:25 | 妄想
今日はオレがマグロ漁船に乗ってた頃の話しをするよ。
まだまだ血気盛んな20代のオレ。つってもたいしたことはないけど。
マグロ漁船に乗ってインド洋とか、太平洋とかを行ったり来たりしてたよ。
ぜんぜん穫れない日もあれば、大漁の日もあって、まーそれなりに一喜一憂するんだけど、もうそれにも飽きちゃってたな。みんな。
毎日毎日海ばっかり。魚ばっかり。男ばっかりってね。

んで、あるときフィリピンのとある港に寄港したんだけど、もうみんなたまりにたまってるもんだから、それこそ大興奮ですよ。
獣です。みなさん。
さっそくくりだしたよ。みんなではりきって。
んで、仲間の中にちょっとみんなからバカにされつつも愛されてるさんちゃんっていう奴がいたのね。
ただひたすら人がいいだけで、なんにもとりえの無いような奴。
バカにされてもヘラヘラしてるだけのような奴。
おもしろいからそいつも連れてこうってことになって、嫌がるのを無理矢理つれてったんだけど、まさかあんなことになるなんて思わなかったよ。
人は見かけによらないね。まさかあのさんちゃんがってみんな啞然としちゃったよ。

くりだしたのは、とある港町にあるポポロワールドっていう店。
ところがこの店、孫もいるんじゃねーのかっていうバーさんばっかりのしけた店だったよ。残念なことに。
でも、ひとりだけとびきりキレーなお姉ちゃんがいたんだ。ローラって名前の。
肥え溜めにキョンキョンっていうか、こんなところですいませんってこっちがなんか申し訳なくなっちゃう感じだったな。
もう、キレーすぎちゃってみんなひいちゃってたね。むしろ。
んで、めんどくさくなってきたから話しをはしょるけど、そんなびっくりするくらいキレーなキョンキョン(ローラ)がさんちゃんに一目惚れしちゃったんだよ。
一同かたまってたね。かたまるしかなかったです。
んで、さらにビックリすることは、そんなびっくりするくらいキレーなキョンキョン(ローラ)のいきなりの愛の告白を、さんちゃんは、当然のことのように受け止めたこと。
フツーは「えっ、オレ?なんで?」とかって思うよね。フツーなら。
でも、さんちゃん当然。オレ当然。オレあたりまえ。みたいな態度。
今まで信じてきた常識が、全部ウソだったらおもしろいって歌があったけど、おもしろすぎて笑えなかったです。っていうかそんな余裕無かったです。
さんちゃん意外のみんな。
まー、今思うとあれが運命ってものだったのかもね。この目で運命を見ちゃったのかもね。オレ達の淀んだ目で。
さんちゃんは、それこそ清々しい目で「オレも大好きだよ。ローラ」なんてしゃーしゃーと言ってるんだよ。もう死にたい。

んで、ほんとにめんどくさくなってきたから話しをはしょるけど、さんちゃんとローラは、数日の愛の日々を過ごした後別れの日がやってきたよ。
オレたちは仕事の途中にここに立ち寄っただけだから、また仕事に戻らなくちゃならない。
ここに残れってみんなさんちゃんに言ったんだけど、さんちゃんやけに仕事命みたいなとこがあって、どうしても仕事に戻るってきかないんだよ。
誰がどう見ても、さんちゃんの運命の場所はここなのに。
別れの日のさんちゃんは、高倉健に見えた。アホの坂田みたいなさんちゃんが。
運命に逆らおうとしてる男はあんな顔になるのかね。
港に集まった見送りの人達のほうをチラっとも見なかったよ。
ひたすら海の方をジッと見てたよ。高倉健みたいな顔で。
で、いよいよ出港のときがきたよ。
そのときローラの叫び声が聞こえたんだ。「さんちゃーん!愛してるの!行かないでっ!」って。
その瞬間、高倉健がアホの坂田にもどったよ。
一瞬のうちに海に飛び込んださんちゃんは、港に戻ろうと必死に泳いだよ。ローラの名前を呼びながら。
でも漁師のくせにカナヅチのさんちゃんは、哀れぶくぶく沈んでいった。
ローラも海に飛び込んでさんちゃんと一緒に沈んでいった。
みんなあっけにとられてただ見てるだけだった。
なんか可哀相とも思わなかった。
今思うと、さんちゃんらしい最後だったな。ローラー!って叫びながら、ぶくぶくーって。
運命の愛に溺れ死んで、幸せだったのかも、なんて思っちゃうよ。
オレみたいな凡人は。

オトナーランド。

2006-11-17 20:51:42 | 妄想
東京の郊外にオトナーランドという夢の国があります。
オトナーランドにはオトナしかいません。
でも厳密に言うと、プロのオトナとアマのオトナにわかれているのです。
もうひとつ厳密に言うと、アマのオトナは真のオトナではありません。
お菓子をほしがったり、無意識のうちに歩きながら歌を歌ったり、つい仕事をさぼってしまったりと、まだまだコドモっぽい部分があるからです。
プロのオトナはそんなことはしません。完全にオトナだからです。
でも、アマチュアの彼らもまだ一人前とは言えませんが、やっぱりオトナといえるでしょう。
詩人が、私は詩人だと宣言したときに、そのひとは詩人になるのと一緒です。
要はやる気の問題なのです。自分のコドモっぽさを自覚しながら一人前をめざす彼らはやっぱりオトナなのです。
でも、プロになるためには大変な修行をしなければなりません。
それは、滝に打たれたり、お経を読んだり、手の甲にタバコの火を押しつけたり、というわかりやすいものでは無いのです。
つまり、どうすればいいのか考えることが修行なのです。
先輩にむりやり酒を呑まされてゲロを吐いたりするのも修行のひとつなのかもしれません。 
そうやって、「なんで自分はこんなことをしてるんだ」という思いを重ねて真のオトナになっていくのです。
プロは厳しいのです。
オトナーランドでは、だいたい8歳くらいでみんなプロのオトナになります。
しかし、生まれながらの天才というのも存在します。
オギャーと生まれた瞬間から、オトナとして必要なものはすべて持っているし、不必要ものはいっさい持っていないのです。
つまり「わかっている」のです。
そんな彼らをオトナーランドでは、尊敬の念をこめて「ザ・キング・オブ・オトナ」と呼びます。
サーの称号のようなものです。
ザ・キング・オブ・オトナはカッコイイし、モテルのでアマチュア達はつい真似をしたくなります。
でも安易な真似は大変危険です。死んでしまうことだってあるのです。
それに、どんなに上手く真似たところで、それはオトナっぽいだけで、真のオトナでは無いのです。
最初は真似からはいることも大事ですが、いつまでも真似していてはいけないのです。
それではオリジナルなオトナにはなれません。
やっぱり大切なのは地道な修行なのです。
遅い早いは関係無いのです。
オトナーランドで大事なのは一人前になることです。
オリジナルなオトナになることが一人前ということです。
そして、それがプロのオトナということなのです。