日々の移ろい

誤診 

米山公啓 著 「誤診」を読んだ。

現役神経内科の医学博士が表した医療界の暴露本?と楽しみに読んだ。
しかし、あまり驚くような細部に突っ込んだ物は期待に反していた。

ただ、死因に不明な点があったら行うと思っていた死体解剖。
解剖医によって行われ、死因の究明が行われ、
遺族に真実が告げられると思っていた。
が、ここで帰されていた事は、
主治医は遺族に自分の過ちを告げず、誤診を隠して正しい医療を行った!と告げた。

こんな事が起こっているのか?と死体解剖行為まで疑う。

さて、この作品に
中学生の時、病院で母を亡くし、医師になって真実を解明する為に
当時の主治医だった医師の下に働き、暴いていこうとする女医が主人公だった。

山崎豊子著 「白い巨塔」 には到底及ばない物足りない物だった。
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