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日々の移ろい

姑の面会(委任状記入)

姑名義のゆうちょ銀行の口座から、特養の支払いが引き落とされています。

通帳は、夫が管理していて、

そろそろ残高が気になり始めた夫は、カードだけを手に 残高確認に出かけました。

暗証番号を3回も間違えてしまい、窓口へと。

職員さんに、話すと

これまでに3度入力間違いをしただけで、ATMでの取引が出来なくなるそうです。

「え?!1日に3回でなく、今迄に3回〜?」

とても厳しい。

母の通帳で自分が暗証番号を作り手続きした覚えがある と、話しても、

「名義の方が記入した委任状が必要」 だそうです。

「施設に入っている」と、話すと、

後見人を立てて、
その後見人が処理するなら良いが、、と、聞き、

まずは 委任状用紙を受け取り、
帰宅した夫です。

それを持って、特別養護老人ホーム入所中の姑のもとへ 。

震える手で 一字一字 耳元で、伝えながら 記入してもらいました。

「眼鏡がないから見えない」等と言いつつ、

筆圧が弱くなっていましたが、
何とか読める字が書け、
お疲れ様でした。

「字を書くのも久しぶりだわ」と。


夫は背中や肩を擦ってあげて、




15分。

「また来ますね」


今日の目的も果たせ、
面会を終えました。

玄関脇に 山吹の花が咲いていました。







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