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日日不穏日記gooブログ版

ティーカップ版で18年続けてきましたが、サービス終了に伴い、移転しました。

消費者の<常識>と現実のギャップ

2005-10-24 19:30:40 | 食の安全
 早朝5時、オヤジが不整脈で具合が悪く、「病院、病院・・・配達・・・」と意味不明なことをつぶやき、緊張感が。幸い出勤する時には回復して安心して出勤。一昨日、松本行ったときにいきなり心臓に圧迫感が来て一瞬「ヤバイ!」と思ったりしたから、余計そう思ったんだろう。さて、一昨日の「世界一受けたい授業」に食品表示の専門家:垣田達哉氏が出てて半分くらい見逃してしまった・・・残念。「有機栽培」「無農薬」「減農薬」「低農薬」などの表示の違い・・・でゲストの誰も知らないことにびっくり。他にも「国産牛」と「和牛」の違い(国産牛は原産国表示、和牛は牛の種類)なんてのは食品表示の本を読めば真っ先に書いてあるイロハのテーマなんだけどな。それだけ実際の表示と消費者の意識にギャップがあるということだね。今日立ち読みした「週刊ポスト」には“あなたは「納豆」に騙されている!-「健康神話」に偽りはないか”という記事が。なになに?って読んでみると、「健康食品として売れ行きが伸びている納豆だが、遺伝子組み換え不使用と表示されてても組み換え大豆が混入している!それは国が5%までの意図せざる混入(流通段階で分別しても混入してしまう)を許容しているという事実があるからだ」というもの。なあんだ・・・といささか呆れる。週刊誌で大げさに取り上げるまでもなく、IPハンドリング(分別生産流通管理)による“不使用表示”の根拠は「分別管理の証明」であって「実際に混入ゼロ」という証明ではないというのは、多少<その道>に詳しければ誰でも知ってること。素人の同人誌ならともかく、この程度のことを週刊誌で書くなよ、って言いたくなる。まぁ、5%の混入率を許容してる国の姿勢に問題がないとは言わないけど、EUと違って大豆やトウモロコシの自給率が著しく低い日本であまりに厳しい混入率規制をすると、そこらじゅう違反だらけになってしまうだろう。そもそも「不使用」表示は任意であって、義務化されてるのは「使用」と「不分別」。加工食品も「原料の重量で上位3品目かつ5%以上のもの」を表示しろってことだし、「醤油や油」は最終食品にたんぱく質が残らない(発酵や熱で分解してしまう)から、対象外というわけで、ほとんどが表示義務から外れてしまう。(量の多い少ないはあるにしても)日本人は誰でも遺伝子組み換え食品を食べてる。そういう事実からすれば、納豆だけを槍玉に挙げるこの記事ってなんなんだ、って気がするね。まだまだ書くことがあるんだけど、続きは明日、ということで。

久々に“信州の鎌倉”

2005-10-23 19:21:30 | 趣味
 朝7時から、区の草刈り。参加者は十数人でウチの裏にある“廃墟” (正確には廃屋)周辺と川まで清掃。春に刈ったのに、高々と雑草が生い茂ってて生命力は凄いわ。8時からは区全体で消化訓練で消防署も加わり、50人以上が参加(全体の半分程度らしいが)。消火器の使い方の実演の後、火災報知器が来年から新築家屋には設置が義務付けられ、平成21年までには全ての家庭に設置するようになっているらしい。価格はホームセンターなら2000円程度で売られているし、高いものなら1万円くらいまで。悪質な訪問販売が横行してるので注意が必要・・・だそうだ。その他、地震への備えや退避場所の説明などがあり、40分程度で終了。阪神の震災時には、「防災グッズ」を買ったんだけど、喉元過ぎれば・・・ってヤツだな。危機管理は確かになってないわ。悪戦苦闘の末、担当者ニュース完成!時間そのものはそれほどかかってないんだけど、書くネタが尽きてきたのと、2年半書き続けたマンネリ感かなぁ。体がだるいし、そのまま寝たきりで過ごすのもちょっと、と思いトップページの写真用に風景写真をぶらり撮りに行こうか、腰を上げかけたときにカズヒロ君からメッセンジャーが来たので、別所温泉にでも行こうということになり、高速を飛ばして現地へ。北向観音や国宝:安楽寺の三重塔などを散策。温泉街からちょっと離れると喧騒も収まり、静かな時間が過ぎていく。こういう雰囲気好きなんだけど、若い人が行くって場所とはちょっと違うかなって気はする。近くの大湯でたっぷり湯に浸かり、長野に戻って(14日に日記で書いた1万円コーヒーを扱ってる)貴族の森でコーヒーと軽食。別に特別な日じゃないし、コーヒーに1万円ってのはちょっと・・・。別所で撮った写真はトップページからフォトギャラリーにアップ。紅葉の時期だったら最高だろうけど、混んで大変だろうな。次に行くのは碓氷峠の「アプトの道」の予定。天候に恵まれれば・・・という条件付だけれども。

希少動物、“理想の書棚”を論ず

2005-10-22 19:12:36 | 
 ここんとこ土曜日は“死んだような状態”が続いてて、それでも組合の臨時大会で松本まで行かねばならない。ここんとこ腰痛は「時限発火装置」点火目前状態で“軽く”どこじゃなくて“結構”ヤバイ。用事がなかったら、温泉で半日くらいじっくりリラクゼーションして、接骨院で治療!っていきたいところだけど、それも夢のまた夢。結局、会議中舟漕ぎっぱなし(またかい!)。まぁ、会議の企画段階から関わってるから、当日の報告聞かなくても内容は全部わかってるんだけれども。帰りは梓川SAでドトールコーヒーを飲んで目を覚まして高速で中野まで一直線。夕方、3週間ぶりに接骨院で(客の少ない時間帯だったし)念入りに治療・・・の間、ひたすら熟睡(爆睡か?)。これでようやく体調回復。平安堂で『そうだったのか医療保険の本当のところ』を立ち読み。外資系を中心に医療保険に参入して派手にCMやってるけど、その実際はどうなのか?を実際の社名と商品名を挙げて徹底検証って中身で、面白そう。そういう面白さ以外に医療保険そのものを良く知る入門書にもなっているようだし、一読の価値アリだね。それに『ぼくらはみんなハゲている』も思わず熟読。<ハゲという病、ハゲはどこまで治るのか?、スキンヘッドの示す意味、カツラ裁判、ハゲがお金に変わるまで、ハゲでご飯を食べる人…>目次だけで愉しくなる・・けど、今買うわけにはいかんのだ。読む本山積み、7本の本棚から本は溢れ出し、隣の部屋まで侵食中。現在、2470冊。マンガやサブカル関連の本を併せれば優に2500冊を超える。最近、ブックオフに処分する機会が減ってるから、ますますヤバイ状況なのだ。17日配信の有料メルマガ:ガッキィファイターには「使える理想の本棚」ってことで「収納した姿が美しい」「取り出しやすい」「一般の書棚より多くの本が収納でき、スペースを余計に取らない」「大型ファイルが収まる」「耐震性に優れ」「高級感があり」「2万円以内」という夢のような書棚を斡旋するというこれまた“夢のような記事”が。これは欲しい!もうウチの収納能力は限界を超えてるのだ。「このメルマガの読者の皆様は、どこからどう見ても平均を上回る読書家でしょう。私の書いた本を購読されただけでも希少動物なのに、失礼、稀有なことなのに、毎週メルマガまでお金を出して読んでおられる」←確かに絶滅寸前の希少種でありますぜ、オレは、確かに。

0時を過ぎた・・・さて晩酌をして一週間の疲れを癒そう

2005-10-21 19:06:40 | 政治
 夜10時、ようやく帰途へ。ということで今日はコーヒーはパスで、いつものごとく平安堂川中島店で、本と雑誌を物色。もう年賀状のイラスト集が店頭に並んでる・・・もう年末も近いのか。業務上でもお歳暮や年末企画(際物商品)への取り組み強化が課題になってるし。某政治家の「私の戦後六十年」(新潮社)とか渡辺治氏と小林節氏ら思想的には対極の護憲派、改憲派が対論した「対論!戦争、軍隊、この国の行方―九条改憲・国民投票を考える」(青木書店)とか辛辣な内容で定評のある光文社ペーパーバックスの『大阪破産』、『小泉純一郎と日本の病理』も捨てがたい。結局、高山一彦『ジャンヌ・ダルク』(岩波新書)と『マンガ嫌韓流の真実』(宝島社)に今季最終戦:中国GPを特集した【F1速報】をレジへ。まだ店頭では見てないけれども佐藤立志『そうだったのか医療保険の本当のところ』(光文社)なんかも、(ここで公開できそうにない)相当やばそうな内容らしくて面白そうだし、読みたい本には事欠かないけど、身体は一つしかないしなぁ。最近も混乱が続いてる大阪氏の問題については【大阪民国ダメポツアー】を参照。破綻してるのは地方だけでなくもちろん国も。【医療制度改革試案 7兆円圧縮へ 高齢者負担ずしり】にある厚生労働省がまとめた改革案は・・・
①70歳以上の窓口負担を2割から3割
②療養病棟に入院する70歳以上の部屋代と食費が自己負担
③高額療養費の自己負担限度額の引き上げ
④「保険免責制度」の導入
とにかく、今回の改革の強烈なこと!国民皆保険の根底に関わる“改革”すらある。こうまでしないと制度の維持は出来ないのか。負担が増えれば、状況が本当に悪化するまで、医療機関にかからなくなるのでは・・・?そもそも保険の意味がなくなるんじゃないのか?

アマゾンという<確信犯>ビジネスモデル

2005-10-20 18:41:38 | 
 午前中、アマゾンからDVD「廃墟賛歌:萌えの季節」が届く。各地の産業廃墟を撮影した美しい映像がリラクゼーションに最適だ。ウチに帰れば、この日記の更新を除けば、本を読むのも億劫だし、テレビ番組すら見る気がなくなってる。その点、こういう音楽が流れるだけの環境映像(?)は見てて心地よい。「アマゾンのサービスはものすごく悪い!」と繰り返し言う日垣隆氏だけれども、オレみたいに2割引の新作DVDを頼むほかは、特定のジャンル(廃墟とか格闘技とか・・・どういう組み合わせだ!)をポツリポツリと買う人間にとっては、(他のオンライン書店より)システムがきちんと出来上がってるアマゾンは利用しやすいのだ。細かい対応が求められるヘビーユーザーの批判は多少あっても・・・という<確信犯>のビジネスモデルという批判は当たってるとは思うね。オレもまとめて本を買ったときに商品の発送に不手際があってクレームのメール入れたことあったしさ。古書や中古DVDなどを顧客が出品できるマーケットプレイスなんて良く出来てる。新品を売ろうが、アマゾンの顧客である売り手だろうが、手数料取れれば同じって発想は従来の書店の発想からは出てこないよなぁ。そのマーケットプレイスで注文した商品が結局、アマゾンがオレのカードから決済したものの、売り手が商品を送ってこないという(初めての)トラブルが先日あって、クレームを申し出たところ(1日)、13日に“返金のお知らせ”という形で処理するというメールが届いた。「お客様のクレームが処理され、下記商品の購入に関し、¥2340が返金されることになりましたのでご連絡いたします」といういかにも事務的なもので経過報告などは一切なし。まぁ、補償はされたのでヨシとはするけど、この辺の無機的なとこがいかにもアマゾンってところなんだろうな。書いてたら眠くなってきた・・・2週間休んだ「はにかみ」も来週はあるようだ。なんか担当者ニュース書く気なくなってきたな。