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5月10日(日)。夜が明ける。昨夜は早く寝たのでおぢさんの朝は早い。4時に一度は目が覚めたものの、いくらなんでも早すぎってことで、再度就寝

3年前の1月に行った一度目の知多で見られた日の出は、まさに絶景だったけど、夏はいくら晴れてても、霞がかかって、それほどの光景は望むべくもない。

まぁ、それでも、海岸を散歩するのは気持ちの良いもの。5時前にはサンライズビーチに出て、海岸線をゆっくりと歩く。朝釣りをする人たちの姿もちらほら。東港から、北港を経て、西港が見えるあたりまで歩いて、戻ってくる。約40分の行程。自販機で飲むコーヒーが実にウマい。

たかせに戻って、6:30の一番風呂に。朝食を食べ、若旦那に西港まで送って貰う。あれだけの料理が食べられて、潮干狩りまで楽しめて、一泊1万円強、ってのは絶対に安いよ。
西港でいつものように、鈴円本舗でたこせんべいとえびせんべいを買い、シラスと島のりと国盛(日本酒)を買うのもいつものこと。
ここのシラスと島のりはまさに日間賀島ならではのブランド品。地物でこれだけおいしいものが揃ってるここは、地産地消を地で行く島なんだ。

高速船で師崎へと渡る。最後の目的地ってことで、南知多の中之院たぬき寺にある“軍人像”を目指して走る

昭和12年の上海上陸作戦で戦死した名古屋第三師団第六歩兵連隊の兵士たちの像、92体。そう、ここは“大東亜戦争”で戦死した英霊たちの慰霊像なのだ。

一礼をして写真を獲らせて貰う。姿がリアルなのは、本人の写真をもとに作られたから。戦後、進駐軍が解体を命じたのに対して、僧侶が「日本人の手で壊すことは出来ない。どうしてもやるなら、自分を銃殺して、自分たちで壊せばいい」と体を張って守ったのだ・・・と説明書きがある。
当時名古屋にあったこの像は、個人で管理されていたものの、理由があって土地を手放さざるを得なくなり、取り壊されるのは忍びないと、平成七年に、この寺に移築されたのだそうだ。

もともとはすべての像に台座が付いていたそうなんだけど、遺族と連絡な取れなくなった像は台座が取り外され(運搬が大変で場所も取るため)、無縁仏として中央のお堂を挟んで左側に。遺族がいらっしゃる像は右側に安置されているのだという。
ここはね、僕が知多半島まで来るなら、どうしても当時の英霊を追悼したいって、気持ちから無理言って来たんだよ。
さぁ、これでお昼を食べて、長野へ帰ろう。さて、どこにしようかなぁ。
↓長々と書いた日間賀島の旅も次回が最終回。明日も仕事の僕にワンクリックをぜひ。

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