毎日新聞の小島正美(男性)記者と言えば、環境ホルモンが話題になった98年当時、市民団体側の立場の記事を大量に書いた“市民派”として一部ではよく知られている。最近ではリスク(確率)とハザード(危害や危険性)の違い、リスクをどこまで許容するか、トレードオフの問題など分かりやすさで白黒付けたがるマスメディアの一般的なスタンスと異なる記事を書く、「勇気ある転向」をした人だ。
その小島記者が「牛乳:「有害」本が波紋 でもやっぱり「有益」は多数派」という記事で俗に言う“牛乳有害説”の賛否を手際よく解説してくれている。
それにしても何十万部にもなるベストセラーで、軽率にそんなこと論じるのはちょっと問題じゃないかって思う(≧▽≦)。少なくとも「反論」の方に遥かに説得力があるんじゃないか。
僕は牛乳は好きな方で、毎朝コップ1杯は欠かさず飲む。そりゃあ、一日の食事の過半が牛乳を飲むような極端な生活をしてればともかく、普通に飲む程度で重大な問題など起こりようがないって考えるのが、常識ってもんである(関連サイト)。

一方であれだけ反GMで騒いだ陣営は、この有害説にはだんまりを決め込んでいる。主張するのは、UHT殺菌の問題性を批判するだけ。牛乳有害説って牛乳そのものの否定なんだよ。ま、低温での殺菌の方がマシってニュアンスはあるんだけど。ところで僕は低温殺菌の牛乳の方がずっと美味しいとは思っている。ただそれは嗜好の問題とより良い原乳でなければ製品化できない(関連サイト)という付加価値を買ってるだけで、UHTが偽者だなんだという議論には組しないよ。
ひどいのになると「アメリカ、イギリス、オーストラリア、北欧など酪農先進国では一般には売られていない牛乳のカスを日本では栄養価が高く体に良いと学校給食や病院食で出しています」なんて記述まである(牛乳の熱処理問題)。
冗談じゃあない!UHT牛乳が主流の日本は異常だって、よく否定派は言うけど、ヨーロッパの主流はパスチャライズド・ミルクとロングライフ・ミルクなんだよ(より安全な殺菌技術の進歩)。その辺の間違いがなぜ起こったかについてはここを参照。
繰り返すけど、僕は低温殺菌牛乳に味と品質に優位性を認めるって立場(異論は当然ありうる)。だけど、自己の主張を正当化するためにご都合主義の言いまわしをして良いわけがない。その点で「牛乳有害説」も一部の「UHT批判」も変わるところがないように思えるんだ。
その小島記者が「牛乳:「有害」本が波紋 でもやっぱり「有益」は多数派」という記事で俗に言う“牛乳有害説”の賛否を手際よく解説してくれている。
それにしても何十万部にもなるベストセラーで、軽率にそんなこと論じるのはちょっと問題じゃないかって思う(≧▽≦)。少なくとも「反論」の方に遥かに説得力があるんじゃないか。
僕は牛乳は好きな方で、毎朝コップ1杯は欠かさず飲む。そりゃあ、一日の食事の過半が牛乳を飲むような極端な生活をしてればともかく、普通に飲む程度で重大な問題など起こりようがないって考えるのが、常識ってもんである(関連サイト)。

一方であれだけ反GMで騒いだ陣営は、この有害説にはだんまりを決め込んでいる。主張するのは、UHT殺菌の問題性を批判するだけ。牛乳有害説って牛乳そのものの否定なんだよ。ま、低温での殺菌の方がマシってニュアンスはあるんだけど。ところで僕は低温殺菌の牛乳の方がずっと美味しいとは思っている。ただそれは嗜好の問題とより良い原乳でなければ製品化できない(関連サイト)という付加価値を買ってるだけで、UHTが偽者だなんだという議論には組しないよ。
ひどいのになると「アメリカ、イギリス、オーストラリア、北欧など酪農先進国では一般には売られていない牛乳のカスを日本では栄養価が高く体に良いと学校給食や病院食で出しています」なんて記述まである(牛乳の熱処理問題)。
冗談じゃあない!UHT牛乳が主流の日本は異常だって、よく否定派は言うけど、ヨーロッパの主流はパスチャライズド・ミルクとロングライフ・ミルクなんだよ(より安全な殺菌技術の進歩)。その辺の間違いがなぜ起こったかについてはここを参照。
繰り返すけど、僕は低温殺菌牛乳に味と品質に優位性を認めるって立場(異論は当然ありうる)。だけど、自己の主張を正当化するためにご都合主義の言いまわしをして良いわけがない。その点で「牛乳有害説」も一部の「UHT批判」も変わるところがないように思えるんだ。
前に変成するしないとかもありましたけど、科学的にはそれほど変わるものでもないのですが。
でも、一番怖いのは衛生管理ですね。蛋白質の腐ったものはとんでもないリスクがありますから。低温を売っていたところの衛生管理も衛生管理面で見れば、ちょっと疑問がありましたから、そういうリスクには目をつぶるのかな?衛生管理面ではこの手の業者は大手には勝てないレベルですから心配です。
衛生管理が一番しっかりしてるのは、当然大手でしょうね。そう思います。
>>搾乳後直ちに菌の検査を行い
これは「搾乳後」にその乳を検査したということで、最終製品ビン詰めのものを検査したというものではないような気がします。
搾乳後直ちに菌の検査を行っているなら、ほぼきれいなのが当たり前で、雑菌による汚染はその後の牛乳の充填までの間によく起こります。
充填の写真も大手ではない光景ですね。大手では無人の仕切部屋になっています。ビンの洗浄も一個でも出来てなければ無殺菌のままですので、非常に怖いものです。色んなところで菌は入ってきますし、人には失敗が付き物ですから、それを考慮して消費期限2日ぐらいならいいのかな?というより、直接フレッシュを飲みましょうと言いたい。
乳酸菌も一定の数がいないと雑菌の抑制の効果は低いものです。乳酸菌はそれが出す酸で他の雑菌を駆逐しますので、十分な量がなければいけませんし、その条件でも生き残る菌は実はいるのです・・・
中小業者にはそういう点で、生育については饒舌でも、製品化のプロセスへの説明が不足しているように感じられます。確かに。
「どんな食品においても、天然物が一番である」(↓)それは違うと思います。
http://www.takuhai-gyunyu.com/knowledge/nutrition/
「最後に人間にしろ、動物にしろ、母乳は加熱しないでそのまま赤ちゃんに飲ますが普通である。」・・・低温加熱処理もせんでしょ。自己矛盾???