カラスが事務所にやってきた

　出勤して朝の作業を前に休憩を取っていたら、「センターの屋根にカラスが挟まってる」と同じ支部の進君に言われて見に行くと、ものの見事に挟まっていて激しく暴れ回り、そこら中に羽が散乱している。ま、放っておけないと二人で引き出そうとしてもどうやって入ったのか分からないほど狭いところに嵌っている上、暴れること暴れること。仕方がないのでボルトをはずしてスペースを作るしかないとペンチを持ち出したら、鋭利なクチバシで僕の手をところかまわず刺しまくる。いていていて・・。この野郎！こっちが助けてやろうとしてるのに敵意と憎悪をたぎらせた目で見やがって。外野は無責任にも「おとなしくさせるのにこれを使え」と金槌を差し出す。あのな、助ける前に殺してどうする！手を傷だらけにして悪戦苦闘の末、強引に引っ張り出して放ったところ、元気よくカラスは空に舞い、一声「アホーアホー」。最後までおちょくりやがって。誰のおかげで自由の身になったと思ってるんだ！ってカラス相手に怒っても仕方ないのでその生態を調べてたら面白いサイトに出会いました。カラスの生態や飼育されたカラスの寿命は２０年（野生のものはもっと短い）、カラスのことわざ、カラス対策など見ていて“なるほど”と思えるネタ満載、一読をおすすめします。