
読み終えた『手術は、しません』を返しに夕方、図書館に行く


時間も少しあったし、本を返したついでに、本の寄贈について聞いてみる

本は、『軍艦島実測調査資料集』。この本は、1974年に閉山になった炭鉱の島「軍艦島」(端島)をその後、徹底調査。ありし日の軍艦島の豊富な写真や、建造物の構造図とかを収録した軍艦島を研究するには誰もが挙げる決定版の大著


理由があって、2005年の最新版(新刊)と1984年の初版(古書)の2つ持っていて、本が本だけにかなりの希少品。最新版の方に、初版以降の研究の進展が追加されてるのが違うんだけど、2冊同じ本があるのは無駄でもあるし、図書館という公共の場所で、多くの人に見て貰えれば・・・って思って、寄贈を申し出たんだけど・・・。
結論から言うと断られたんだ

資料的な価値は高い。最新版だったら欲しいけれども、初版はダメだっていうんだな。ちなみに最新版は、アマゾンのマーケットプレイスで、79,500~98,000円、ヤフーオークションで、40、000(中古)~78、000円(新刊)。

初版は、38,000~40,000円。それだけの値打ちはあるんだけど、資料的なものでも、最新のものを揃えるのが図書館のルールだっていうわけ。
古い資料集を置いたとして、それを読んだ利用者が、新刊を入れて欲しいってリクエストされた時に、高い本だし、限られた予算で、対処出来ない・・・。
別に怒ってはいないけど、市立図書館にも、県立図書館にもない資料なんだから、利用者のことを考えて、置いてくれても良いんじゃないかなぁ、って思うんだ。
予算がなければ、断れば良いじゃないかって思うけど


ま、しょうがないから、しばらく置いておくか、古書店に売るか、考えよう。本当に大切にしてくれるマニアだったら、タダで譲っても良いと思ってるんだけどね

さて、明日明後日は、カテーテルで入院。必要なものは全部バッグに詰めたし、準備万端。
別に“治療”には不安はないんだけど、病室で眠れるかが少々心配。消灯時間になって、なかなか眠れないのって苦痛だからねぇ。自分の部屋でもすぐに眠れる方じゃないし。
ツイッターは、入院中もやってるので、そっちを宜しくです。それじゃ、また。
★4月9日現在の処分数(216/300)

図書館では引き取ってくれないって?
そうだよねぇ。
新刊が欲しいって言われたら、断ればいいだけの話で、寄贈するのまで断らなくてもいいのにって思うよ。
だったら、ヤフオクとかで売れば?
そんなに価値があるんだったら、勿体ないもん。
古書だから、それ相応に劣化はしてるわけだから。まぁ、出せば売れるとは思うけどね。オークションって面倒くさくてさ。