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日日不穏日記gooブログ版

ティーカップ版で18年続けてきましたが、サービス終了に伴い、移転しました。

20年前の浜省の “DANCE”

2005-09-02 06:47:47 | 歴史
 毎日遅いんで、今日が今週初めてのアートコーヒー。受付やってる馴染みの組合員さんから、「共済入りたいんだけど」・・・簡単にポイントだけご案内。夜9:30過ぎだし、やっとくつろげると思って来たんで、もう共済の話は止めてくれぇぇ。帰り道に“8.28PRIDE・GP”を特集したNumberの臨時増刊「覇王降臨。」と「週刊ファイト」を買う。ぼんやりとしながら、先日届いた浜省のDVD<ON THE ROAD “Films”>を観ながら晩酌~♪。これ確か、昔ビデオで観たことあるな。若い若い・・・大学時代に見たころの姿そのもの。その浜省が明日明後日、ビッグハットに「SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2005」で長野にやってくる。一時はキャンセルチケットが手に入るかな・・・って期待もあったんだけど、残念ながら紙一重でダメであった。時間的にもちょっと厳しい事情もあったんでしゃあないんだけど。代わりにDVDで思いっきり愉しもう。 【 "マレーの虎の埋蔵金" ― 山下財宝は実在するか フィリピン】「言い伝えによれば、埋蔵された財宝は、総額で時価数兆円にも上るものであるという。金の延べ棒やアジア諸国から集められた貴重な財宝の数々、それらが 1945年、第二次世界大戦の終結と共に、旧日本軍によってフィリピンのどこか、その地中奥深くに隠されたというのである」←そんなものあるわけない。記憶に新しい“元日本兵生存情報”同様都市伝説の類だろうけど、その辺の謎解きも書かれてて面白い記事。山下財宝だけで1冊の本が書かれてるくらいだしね

廃墟映像から、生き延びる思想まで

2005-08-29 21:04:18 | 歴史
 ウチへ帰るとアタマがボ~。月曜日からそんなことでどうするんだ!先週届いたDVD「廃墟ロマネスク」をぼんやり観る・・・廃墟映像の美しさということだったら、「廃墟巡礼」の方が数段上。収録時間は倍以上でそれなりに楽しめるんだけど、余計な効果音やイメージ映像(施設の中で物を燃やしたり、ネコを持ち込んで歩かせるとか・・・)を挿入する演出はちょっと興醒め。元の映像は良いんだからサ。廃墟が好き!ってのは自分の周囲にもいないし、本や映像を買い揃えてるヤツは相当な変わりもん。ま、そりゃ自覚してるよ。人気のないところだから犯罪の温床にもなる・・・そうだね、確かに。群馬県の小串鉱山に何度も去年行った時に、お袋に「そんなクマの出るとこに行くなんて・・・」って呆れられたし。最近公開された小串を撮ったサイトにはこんなんありました(こういう感性もちょっと)。【戦前の対日協力者3千人のリスト発表 韓国の民間団体】「本格的な親日リスト公表は初めて。90年代末から「親日清算」を訴えてきた同研究所が、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の「歴史見直し」路線の追い風を受けて、調査した。追加リストも公表し、07年ごろに「親日人名辞典」にまとめる計画だという」←ちょっと病理的じゃないか、それ。対象になるのは当然その時代の為政者や、その周辺にいた人だろう。それを戦後60年も経って現代の基準で裁くというのは。それにその時代<親日>だったということがそれほど犯罪的なことだったのか?なんて思ってたら、石原都知事が特攻映画の製作・総指揮をするのだという。タイトルは「俺は、君のためにこそ死ににいく」・・・すげえな、それ。タイトルだけで判断してはいけないな・・・ただ、こういうモノ言い聞くと「国家とか民族とかという価値は、生命を賭しても守るべきだと信じたい人たちがいる。自分ででっち上げた価値のために勝手に自滅するのだから、男同士殺し合いやってろ」(「At」0号、特別インタビュー 生き延びるための思想)という上野千鶴子さんの言葉がすぐ浮かぶ。やっぱオレは<理念に殉じる死>より、見っともなく<生き延びる道>を選ぶ卑怯者になりたいのだ。

<顕彰>も<蔑み>も生者の驕り

2005-08-14 10:16:09 | 歴史
 ついさっきまで近くで盆踊りをやってたのが突然の雨で中止になってしまったみたいだ。朝は多少寒いから、コーヒーはホットを飲む。お盆を過ぎれば秋の気配になるけど、その前兆かな。もう蒸し暑いのはたくさんだ。【杉田かおる、厚労省にも捨てられる!?】「杉田は同省所管の財団法人が作製した禁煙ポスターに登場、「セレブは、吸わない。」と訴えている。テレビなどで夫の悪口を言い続けた末の泥沼離婚に、厚労省関係者からは「禁煙運動のイメージが悪くなる」との声も上がっている」←わははははは。“禁煙運動のイメージが悪くなる”かぁ。「セレブが・・・」というセンス自体でイメージ低下してるんじゃ?厚労省の役人もこのブログを読んでれば、迂闊に依頼をしなかったのでは・・・と思うけど。人を食ったデザイン缶が通販されてタンで思わずリンク。<サバイバルドリンク>(さいとうたかを)“生き残る為の1本!”<ヤッターマンドリンク>“マンゴー果汁20%”ってのも笑わせるけど<目玉のおやじ汁(ドリンク)>“ゆず(果汁4%未満)”<ねずみ男汁(ドリンク)>“夏みかん&はっさく(果汁30%)”っていうのはどうか?おいしきゃ頼んで周囲に配りたい気もするんだけどねぇ。昨日から読んでた『「特攻」と日本人』(講談社新書)読了。“英霊・人柱論”も“犬死論”も生者の驕りだってのが、読んでてひしひしと伝わってくる。多くの特攻隊員を送り出し、死地に追いやった指揮官たちが、その後を追ったとは聞かない。本書でも取り上げられた富永恭次中将(1892~1960)は特攻作戦を続けながら、勝手に台湾に逃亡。菅原道大中将のように「自分も最後に出撃する」と言いつつ、「あと始末が大事、死ぬばかりが責任をはたすことにはならない。それよりはあとの始末を」と逃げ、戦後四十年近くも生きたというのは、無責任の極みではなかろうか(関連リンク)。そして死者を“平和の守護神”として“顕彰”するってのは正しいことなのだろうか。死に直面させられた彼らが本当に望んだことなのか。特攻隊員を国家に殉じた英雄として祭り上げることにも犬死と蔑むことにもオレは反対だ。その時代の理不尽、特攻隊員の苦悩、見通しのない戦争を継続した指導者の責任を問うことなしに、「特攻」を論じること自体おかしいと思う。そんな思いを巡らせつつ、『廃墟本』に目を通しながら、DVD「廃墟巡礼」を眺めている。滅びていくものの美の魅力に酔いしれ、ついつい「本やタウン」にDVD「廃墟ロマネスク」をオーダー。裏のウチも廃墟だし、近くの土産物屋も廃墟。東信のある村にあった廃墟の分校は今どうなってるだろう・・・小串鉱山と併せ、1日廃墟撮影の旅に出かけたい。見ていてそんな気持ちになってきた。

盆休みは読書三昧

2005-08-13 07:11:06 | 歴史
 お盆っていうものが、ここ10年ほどずっと定曜日配送ってことで全然感覚がなくなってきている。3連休になったことが一回あったかなぁって思うくらいで、あとは土日のみの休み。寿司買いにスーパーに行ったけど(時間の関係で生協の店舗に行く時間がなかったのだ)、元旦営業が常態化してる流通業の中にいるんだから<宿命>ではあるんだけどね。墓参りの合間に中野の接骨院で治療したり、注文した本買いに平安堂行ったり、一日中ドタバタ。と学会メンバーによる座談『『トンデモUFO入門』、に『廃墟本』という楽しみな2冊に「敗戦60年特集 “この国のゆくえ”」と題した[週刊金曜日]、「グローバリズムを遠く離れて」という特集を創刊号とした[at(あっと)]は民衆交易(フェアトレード)に取り組むオルター・トレード・ジャパン(ATJ)の編集で柄谷行人上野千鶴子という現代思想の書き手にATJの現在、市民バンク、イギリスのフェアトレード、時事問題の対話とてんこ盛りの内容。積読がどんどん増えるのに苛立ちながら、まとめ買い。ヒトラー本に保阪正康氏の『「特攻」と日本人』を読み耽る。この時期ということもあってついつい歴史問題に関する本に手が伸びてしまう。歴史問題といえば【<外務省>「歴史問題Q&A」をホームページに掲載】「外務省は第二次世界大戦についての日本政府の立場や歴史認識を質問形式でまとめた「歴史問題Q&A」を外務省ホームページに掲載した。歴史問題をめぐって日中、日韓関係が悪化していることなどを受け、日本の考え方に対する国内外の理解を深めようと、戦後60年の特集の一環として計10項目を取り上げた」←外務省のページはここ【歴史問題Q& A】。戦後補償や教科書問題、従軍慰安婦、南京大虐殺に関する“対外的な日本の見解”がコンパクトにまとまってるからこれは便利。まぁ、内向きのナショナリズムと外向きの国際協調の共存、というバランスが崩れた今となっては左右というか右から徹底に叩かれるだろうけどね、<基本見解>が出たってことは歴史問題を考えるいい材料になる。判断材料と言えば【2005夏衆院総選挙まとめブログ】という便利なブログが出現。膨大にリンクがあるので情報収集には格好かも。【テレビ界を席巻しそうな“キモかわ”芸人】「。“キモかわ君”とは気持ち悪いけれども、かわいくも見える男の略語。特にF1、2層の圧倒的支持を得ていて、女性の視聴率が確実に見込めるのが彼らの強みだ」←早くもそんな名前が付けられるとは。人気があって、ギャラが安い。ある種、お笑い界の派遣社員みたいなもんだな。

横浜から北海道まで脱税アザラシを追跡?見上げた根性だ!

2005-08-07 06:43:35 | 歴史
 昨日書いたように、この日記の更新だけで手一杯。他のコンテンツの運営は相当きついんだけど、“生協商品の紹介”と<ライブラリー>だけは書き続けようとは思ってるわけ。瀬口晴義『人間機雷「伏龍」特攻隊』(講談社)の紹介文を何とか書く。 「国(公)のために死ぬ覚悟」という類のタカ派言論への違和感は結局、「戦争への想像力」を言ってる側が持ち合わせてないんじゃないかということ。で、自分が戦争に行くと思ってない二世・三世の世襲議員が<歴史観>を云々することへの嫌悪感がそれに加わる。良くも悪くも戦争を経験した長老がいた頃は歯止めが利いていたわけだし。ついでに言えば、韓国の<反日>ってのもさ、戦後になってからの教育で刷り込まれて、より<純化>された側面があると思う。「日韓併合の植民地統治が近代化をもたらした」こと自体は歴史的な事実であるわけで(欧米列強の植民地支配とは違う面を持つとは言っても、それをありがたく思えという気は毛頭ないし、当事者の“主観”はともかく侵略であることは疑いない)、そうした時代を知ってる人は<反日一色>じゃない。過去の歴史への想像力を欠いた言い回しが、若い世代に歪められて純化して刷り込まれる・・・それは日本に限ったことじゃない、と思ってるのだ。【戦後60年 李登輝前台湾総統インタビュー ≪「首相はきちっと靖国参拝すればよい」≫】「小泉首相が参拝を取りやめても何の解決にもならず、中韓は別の問題を持ち出す。小泉首相はきちっと時間通りに(参拝を)やればよい。靖国神社を他国がうんぬんする資格などない。私の実兄も祭られており、東京に行く機会があれば参拝したいと思っている」と語った。李氏は日本統治時代の台湾で生まれ育ったが、日本の台湾統治について「日本統治は台湾にとって大きな転換期。日本が残した教育と人材は、戦後の台湾工業化の基礎になった」と高く評価した」←台湾は「反日国家」ではないものの、評価は割れてて、李前総統は日本最大の理解者。むろん、中国を牽制するという老練な政治家としての計算もあるのだろうけど。【虻田のアザラシはタマちゃん!? ネットで反響、DNA鑑定も 【写真】】「【虻田】胆振管内虻田町の虻田漁港に出没しているアザラシが、国民的アイドルだった「タマちゃん」ではないか-とタマちゃんファンが色めき立っている。表情やしぐさが、昨年四月に姿を消したタマちゃんとそっくりだといい、首都圏のグループはDNA鑑定も検討している」←わはははは、DNA鑑定してどうする?住民票発行したから、納税の義務あり?ってことか