望遠レンズのキャップを紛失して3年ほどが過ぎた。
これまでも複数のレンズキャップを何度となく見失ったことがある。
しかし それらはバックの底とか、普段使わない洋服のポケットから偶然見つけ出すことができた。
そして、今日、くだんの望遠レンズキャップが、畑の隅から半ば土に埋もれた状態で現れた。
歯ブラシを使って丁寧に洗浄するとOlympusのロゴが輝く。
キャップロック機構のスプリングも健在で、指への感触は紛失前と全く変わらない。
ノビルの花は初めて見る花だ。
紫色の零余子の間から花茎を伸ばし、線香花火のように咲いた
雪の下
山法師