高齢者検診の結果PSA(前立腺腫瘍マーカー)値が高いので専門医療機関で検査を受けるように勧められた。
知り合いの泌尿器科で受診した結果、更に規模の大きな病院でMRI検査を受けることになった。
それは 癌の特定には組織病理検査を行うのが確実だけれど、組織採取には身体的負担もかかるので、癌の確率を更に絞り込むための検査である。
だからMR検査の結果、癌の可能性が低ければ吉であり、高ければ当然組織検査に進むのが順当だ。
まだら紅葉
しかし私は組織検査を受けないつもりだ。
医療機器を扱っているとついつい耳学問が累積される。
古いかもしれないが、前立腺癌は穏やかな性格を持ち、特に80才代では2.5人に一人が前立線癌を抱えている。
穏やかなこの癌の性格ゆえに、この癌持ちの人間の多くの死因は老衰であるという。
吉祥草
私は高齢者に対する、とにかく生かし置く医療には賛同できない。