郵政国会で誕生した「造反組」は復党願と誓約書の提出で、平沼元経済産業相を除く11人が自民党に復党へ。あの選挙は何だったのか。復党は誰にとって、何のために必要なのか。 自民党役員会に臨む、左から中川秀直幹事長、安倍晋三首相、丹羽雄哉総務会長、青木幹雄参院議員会長、片山虎之助参院幹事長。
全国電話世論調査で、郵政民営化関連法案に反対して自民党離党を強いられた造反組の復党について、「反対」と回答した人が59・3%に上り、「賛成」の28・5%を大きく上回った。復党問題に対する世論の厳しさが浮き彫りになり、自民党執行部と造反組の混乱振り見え隠れする。
小泉劇場の反動で当の前小泉首相は「政治家は常に、使い捨てにされることを覚悟しなければならない」。昨年の総選挙で当選した自民党の新人議員に訓示したと言う。「選ばれたことに喜びを感じて全力を尽くせ」という。反対組とライバル関係にある議員らは「微妙な言い回し」「誤解されやすい言い方だ」と困惑気味だつたと言われる。。
新人議員らに対し、小泉氏は「使い捨てを嫌がってはいけない。総理大臣だって使い捨てだ。甘えちゃだめだ」と叱咤(しった)した後、「敵はあまたいる。しかし、勇みて行かん、という気持ちで頑張って欲しい」と激励したと言う。現役を離れるとこれまで余りにも自分勝手な言い分に終始するのかと怒りさえ感じる。
人気取りだけを考えた小泉首相の政策としか考えられない。これで真の改革が進むのだろうか。もう俺の時代は終わった後は自分達が考えろと言わんばかりに聞こえる。
復党を、あくまで理を貫き通した平沼さんが本の政治家であるのではないかと思えてならない。
党首が変われば、政策も変わる。安倍手首相の顔が見えないと、テレビではやし立てられているが、国民はリーダーシップ不足を感じ始めているの気がしてならない・・・・・・・・今後の政局・来年の参議院議員選挙はどうなるのか・・・・