癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

▲教育関係者全員承知の必修科目の履修漏れ!

2006年11月05日 16時38分44秒 | ニュース

    
必修科目の履修漏れの理由が段々明らかになって来た。受験のためには仕方がない。履修漏れ問題が発覚した高校の教諭らの多くは、受験重視によるひずみが教育内容に及んだと打ち明けていることに対して国は乗り出したが、文部科学省も知っていながら黙認していたのではとの疑問もぬぐいきれない。 真面目に守ってきた学校・学生はやれ切れないのでは・・・・・・犠牲になった生徒が気の毒である。

▲知りつつ続けた。

1 履修漏れがあった高校で社会を教える男性教諭は、受験に直接関係ない科目に力を入れることについては生徒からの不満も大きかった。

2 週5日制のもと、「総合的な学習の時間、学校行事などで授業時間が減る一方、生徒の進路も保証してやらねばならならなかった。

3 履修漏れが分かったいた。時間割りが指導要領に沿っていないことを自覚していた。決裁する校長も当然「違反」を承知していた。

4 「初めは必修科目を知りつつ「受験指導に追われるうち、職場で問題にする雰囲気はなくなった」

▲受験のためにやった。

5 「悪いことをやっている意識はなかった」

6 週2時間ある必修科目の「情報」のうち1時間を数学にあてていた。年度末に生徒に通知表を渡すと、「どうして授業時間数と単位数が違うのか」という質問を、生徒や保護者から毎年受けていた。

7  「進学指導も大きな役割。しかし、指導要領を守る学校とそうでない学校があるのはやはりおかしい。

8 「進学校はどこでもやっていることじゃないか。情報や総合理科でももっとあるはず。校長は全部明らかにすべきだ」

9 「名の知れた大学を目指すなら、いまの文科省のカリキュラムでは不可能。

▲校長や副校長も知っていた。

1
 対象校を指定し、県の予算で予備校講師を招いたセミナーを開いている。それと引き換えに求められるのは「難関大学の合格者数」だった。

2 「何とか進学させたいという思いでやっている」。「予備校がないため、学校ですべてみないといけな     い」「予備校があれば、学校で指導要領をこなし、あとは予備校で受験対策が強化できる。

憲法から始めとして、関係規則等を教えるべき学校が、校長以下、必修科目の履修漏れというより規則違反をやっていたのでは、国旗・国歌に対して教員処罰どうのこうのとは言えないだろう。

やるべきことはやって、初めて校長等の強制力も生まれ健全な学校・健全な生徒が生まれるのではないだろうか。

学校が荒廃化していると言われるのも・こうした規則違反の積み重ねも要因の一つに見えてならない・・・・・教育改革の徹底を望みたいと思いながら・・・・




 ☆童謡詩人「金子みすず」の詩画集から・・・

2006年11月05日 16時03分27秒 | 癒  し

                          


 
お花がちって 
実がうれて、

その実が落ちて
葉が落ちて、


それから芽が出て
花がさく。


そうして何べん
まわったら、
この木はご用が
すむかしら。
                                                             

    あるきっかけで「みすず「詩画集」を知り、つれあいが借りてきてくれたのが「春・夏・秋・冬」の4冊と「みすずさん」2冊の全6冊。
理由は知る由もないが、26歳で自らの命を絶ったという「金子みすず゛」の詩集。

こんな、可愛い詩を作りながら自ら命を絶った「金子みすず」の気持ちが理解しにくい。
あるブログに「健全な身体に健やかなる魂宿る。」
 という記事が載っていた。                

 「金子みすず」の人生観が、この詩の中に詰めこめられているような気がして抜粋してみたが・・・

親子や兄弟けんかをしたときに、どんなに嫌いと、思っていても、直ぐに思いやる気持ちが「再生力」=安らぎ、癒しとなるのかも...と
「押し花」のさし絵を挿入した「栗原佳子」が言っていたが、正に我が人生をかいま見る思いがした詩であった。