日産自動車が、前会長のカルロス・ゴーン被告が実質的な専用機として独占していたビジネスジェットを売却したことがわかった。特徴的な機体番号を持ち、ゴーン被告が2018年11月に同機で羽田空港に到着した直後に逮捕されたことで注目を浴びた。
処分したのは、「NISSAN」とも読めるよう「N155AN」の機体番号で登録していた、米航空機大手ガルフストリーム・エアロスペース社の最高級機だ。関係者によると、座席数は最大約20でベッドやソファを備えており、新たに購入すれば70億円以上かかるという。日産は16年、関連会社を通じて米国で登録・保有しており、航空関係者の間では、「ゴーンのニッサン号」として有名だった。 (WEB抜粋引用)