伊豆沼・内沼は、宮城県の北部、栗原市の築館・若柳と登米市にまたがり場所にある、渡り鳥の飛来地として有名な場所です。国際的に重要な湖沼を保護するラムサール条約の登録地で、毎年、何万羽というマガンやハクチョウなどの渡り鳥の群れがやってきます。
「伊豆沼・内沼の鳥類およびその生息地」として国の天然記念物に指定されており、平成21年からは自然再生事業など、地域全体で自然環境の保全にも取り組んでいます。また、この地域では、稲刈りの終わった田に水を張って野鳥のエサとなる動植物を増やす活動にも取り組んでいます。
日の出と共に、エサを求めて一斉に渡り鳥は飛び立つ姿は、朝日に照らされとても幻想的です。渡り鳥の飛び立つ羽音により、伊豆沼・内沼は日本の音風景100選にも選定されています。(wev)
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