癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

■JR東日本が年末年始「休日1000円高速」対応・・・東京-盛岡間を往復2万900円。約25%引き

2009年12月07日 18時35分49秒 | 社 会

ETC(自動料金収受システム)搭載車による「休日1000円高速」に対抗して、JR東日本が年末年始の帰省客を当て込んだ割引切符の販売を始めた。人気を集めている高速バスも年末年始は増便体制で、繁忙期にしてはお得な商品も。帰省客にとって選択の幅が増え、どれを選べばお得?

 ≪元日に乗り放題≫

 「お正月は列車でふるさとへ」。こんなうたい文句でJR東日本が11月26日から、帰省客向けに往復割引切符「ふるさと行きの乗車券」の販売を始めた(12月20日まで)。

年末年始の超繁忙期にこうした割引切符の発売は初めて。「帰省しない“巣ごもり”の若者にも列車での帰省をPRしたい。目標は4万枚」と、JR東日本の岩見成晃(しげあき)鉄道事業本部営業戦略課長。発売1週間で約2万枚の売れ行きだ。

 割引率は行き先によって異なり、遠方へ行くほどお得だ。例えば、44%と最も割引率の高い東京-盛岡間は往復普通運賃(1万6380円)が9200円(特急料金は別)。これで年末年始に東京-盛岡間を新幹線で往復すると計2万900円。従来と比較すると、約25%の節約になる。

 JR東海も元日のみ有効の「新春こだま&ワイドビューフリーきっぷ」(大人1万3000円)を発売中。東京-新大阪間の「こだま」と、名古屋-新大阪間の「ひかり」自由席が乗り放題のほか、JR東海エリアの在来線特急の利用も可能だ。新年最初の日に何回でも好きなだけ乗り降りできるのが魅力だ。

≪渋滞遅れは覚悟≫

 当初は年末年始の土日に行う予定だった。しかし、物流への影響を考慮して年末は行わず、元日から1月5日までの5日間実施。つまり、高速1000円の恩恵を受けられるのは、多くがUターンというケースになる。

 高速バス。高速ツアーバスの大手、ウィラートラベル(本社・大阪)は年末年始、利用客の需要に応じて増便対応をする。東京-盛岡間を12月29日東京発、1月3日盛岡発で利用すると、往復で最も安くて1万3800円と、うれしい低料金だ。

  高級感のあるシートや女性客限定の専用バスも人気で、いずれもリーズナブルな価格だ。ただ、渋滞による遅れはある程度覚悟しておいた方がいい。バス会社によっては、遅延による保証(一部、払い戻し)を行う会社と、一切応じない会社もあり、あらかじめ確認しておくことが大事。帰省でがっかりしないように-。 【産経ニュース】

                  


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