京都府綾部市七百石町の岩王寺(しゃくおうじ)で14日、
「萩まつりと筆供養」が開かれた。参拝者は風情ある「かやぶきの山寺」で、美しいハギの花などを楽しんだ
同寺は、949年創建とされる真言宗の古刹(こさつ)。
かやぶきの本堂と仁王門が残る。
まつりは、寺の知名度向上を目指して10年以
上前から開催。
近くの石で作った硯(すずり)が嵯峨天皇に
愛用されたとの伝承にちなみ、使い古した筆や鉛筆も
供養している。 参拝者は境内の一画にある
ピンクや白色に咲く一群のハギの花を観賞。
本堂で松井真海住職らによる筆供養の儀式を見学し、庫裏で琴の音を聞きながら抹茶を味わっていた。 切り絵やふすま絵、あい染めの服の展示もあり、境内で楽しいひとときを過ごした。【京都新聞】
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