癒(IYASHI)

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■第81回アカデミー賞・・「おくりびと」54年ぶり・「つみきのいえ」受賞・・・おめでとう!

2009年02月23日 14時42分28秒 | 癒  し

            

映画界最大の祭典、第81回アカデミー賞の発表・授賞式が22日午後5時30分(日本時間23日午前10時30分)から、ロサンゼルス・ハリウッドのコダックシアターで始まり、外国語映画部門で滝田洋二郎監督(53)の「おくりびと」、短編アニメーション部門で加藤久仁生(くにお)監督(31)の「つみきのいえ」がそれぞれ受賞する快挙となった。

 日本映画が外国語映画賞を受賞したのは、特別名誉賞と呼ばれていた1955年の「宮本武蔵」(稲垣浩監督)以来54年ぶりで、独立した部門となってからは初めて。また長編アニメ部門は2003年に宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が獲得しているが、短編部門では初の栄冠に輝いた。

 「おくりびと」の授賞の舞台には、滝田監督と主演の本木雅弘さんらが登壇。滝田監督は満面の笑みを浮かべ、「私がここまでこられたのも映画のおかげです。また新たな旅立ちが始まります。再び戻ってくることを期待しています」と英語であいさつ。「つみきのいえ」の加藤監督はオスカー像を受け取ると、英語で「重いですね。サンキュー・ベリーマッチ」と喜びを語った。

 「おくりびと」は、遺体を棺に納める納棺師が、人間の生死をみつめる姿を、ユーモアをまじえて描いた作品。納棺師を演じる本木さんが10年以上前から映画化を目指していた企画で、自ら、本物の納棺師のもとで納棺の技術の指導を受け、遺体の顔をふいたり、着衣を着替えさせたりする動きを演じた。

 この作品は日本で昨年9月に公開され、報知映画賞、日本アカデミー賞など国内の映画賞を総なめにし、第32回モントリオール世界映画祭ではグランプリを受賞している。

 「つみきのいえ」は、海面が上昇するため、積み木のように建て増しし続ける家に住む老人が主人公の作品。12分の短編だが、手描きの繊細なタッチを生かし、制作には約7か月を費やした。 【YOMIURI ONLIN】 

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2 コメント

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おくりびと (風来遊人)
2009-02-25 09:23:22
おくりびとは山形県鶴岡市で撮影され
県内で多く撮影されました
葬儀を題材にした映画ながら
交えてありナカナカとは思いました
チャンバラ以外での受賞は大きいですね
さて 葬儀と言えば
私以前ある会の会長をしてたことあり
その分 葬儀に参列したり
手伝いをしたりしてました
多い年は年間18回あり
葬儀が終わり礼服をクリーニングに出したら
連チャンで葬儀が入りクリーニングを取りやめなんて事もありました
そんなんで葬儀の手順も熟知し
手伝っていたら
葬儀屋と間違われる事態に
あまり馴れたく無い事ですが。・・・
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山形の風 (こつこつ)
2009-02-25 15:43:50
風来遊人さん
日本の美しい葬儀風習が審査員の心を打ったのが受賞に繋がったのでしょう。
何回か納棺のを経験しましたが、外国の納棺は棺に花さえ飾れない国が有りますよ。

撮影地が東北の山形と聞き驚きましたが、納棺は家族が行うもので、葬儀屋さんが指導師ながら行うものだと思っていましたが、納棺師がほとんどやってくれるようになったのも核家族・知っている若い者がいなくなったためにできた葬儀屋の外国にない人間の尊厳を仕事を捉えたテーマが良かったのが賞に繋がったような気がします。
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