本格的な受験シーズンを迎え、宮城県南三陸町の「入谷Yes工房」で、地元特産のタコをかたどった合格祈願の文鎮「ゆめ多幸鎮(たこちん) オクトパス君」の制作がピークを迎えている。
タコを意味する英語「オクトパス」と、「置くとパス(合格)」をかけて験を担いだグッズで、受験生の人気を集めている。高さ5センチの鉄製で、重さは約600グラム。2009年に制作が始まり、11年の東日本大震災の後は、東北地方の復興の願いも込められているという。
工房のスタッフ大森丈広さん(30)は、「合格した方からお礼のコメントも多くいただいています。オクトパス君を通して南三陸の魅力も知ってもらえればうれしい」と話している。工房(0226・46・5153)。(読売)
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