航空自衛隊のイラク支援活動を違憲とした名古屋高裁の判決について、「関係ない」と現場隊員の心情を代弁し、話題を呼んだ航空自衛隊の田母神俊雄航空幕僚長が24日午後1時過ぎ、「東大五月祭」のイベントで講演を行った。
制服自衛官が同大安田講堂で講演するのは「東大の長い歴史でも恐らく初めてではないか」(主催者・東大国家安全保障研究会)。1000人収容可能な同講堂は2階席を含めほぼ満員となった。
「極東の軍事情勢と21世紀における我が国の針路」というテーマでの講演だけに、会場には東大生に加えて防衛大学校学生、防衛問題に関心を持つ一般市民、そして防衛省・自衛隊関係者、報道陣もたくさん詰めかけた。
このため、田母神空幕長は講演の冒頭、「最近の東大生は年寄りが多いですね」とまず笑いを誘った。続いて、「マスコミは爆弾発言を期待しないように。これから防衛白書を読みます。副官、白書は持ってきたか。忘れたそうです」、「拍手してくれた方にのみ感謝します」などと持ち前の“田母神節”を次々と炸裂(さくれつ)。固い雰囲気だった会場は一気にリラックスし、聴衆をぐっとひきつけた。
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名古屋高裁の判決について、「関係ない」と現場隊員の心情を代弁し、話題を呼んだと言うが当然の発言に思えてならない。
東大生は何を目的に何を肌で感じ取ったかの?