29日、2015年に静岡県浜松市で信号無視して交差点に進入し、5人を殺傷した籍の女(36)に、逆転無罪判決が出たことに怒りの声が相次いでいる。
事故は2015年5月に発生。女の運転する車が赤信号を無視して進入すると、青信号のため横断歩道を渡っていた人を次々と跳ね、当時31歳の主婦を脳挫傷で死亡させた。青信号を横断するなんの罪もない人々を殺傷した罪は非常に重く、遺族の無念も相当なものがあったと思われる。
1審の静岡地裁浜松支部の裁判員裁判で、被告側は統合失調症による心神喪失を主張。判決は殺意や完全責任能力を認め、懲役8年を言い渡していた。29日の控訴審判決で、朝山芳史裁判長は、一審の判決を全面的に破棄し、「事故当日、統合失調症の症状が悪化した状態にあった」「行為に一貫性がなく理解不能な興奮状態だった」などとして、心神喪失状態を認定し、逆転無罪を言い渡した。この判決に、ネットユーザーからは「遺族が浮かばれない。心神喪失だから無罪というのは法律が間違っている」「車に乗っている時点で交通ルールを守る責任を負う。心神喪失なら車に乗れないはずだ」「それなら刑事責任のない病気持は免許を剥奪するべきだ」と怒りの声が上がる。
写真イメージ
本当に統合失調症によるであるなら「刑事責任のない病気持ちは、免許を剥奪する事を判決文の中に明記するべきだ」というのが筋だろう・・・