エンゼルスの大谷翔平投手(27)が10日(日本時間11日)、シアトルでのマリナーズ戦前の全体練習中にイチロー会長付特別補佐兼インストラクター(47)とグラウンドで再会した。
【写真】18年5月4日のマリナーズ―エンゼルス戦の前の練習中で握手する笑顔の大谷とイチロー
打撃練習中に右翼で守っていたイチロー氏のもとに大谷が駆け寄った。約3分間ほど談笑し、記念撮影に収まるなど和やかな雰囲気に包まれた。
マ軍の公式ツイッターは2人の写真を添え「Game recognaize game.(一流は一流を知る)」と投稿した。 9日の同戦で2試合連発の33号を放った大谷は同戦に「2番・DH」で出場する。相手先発の左腕フレクセンからは4月30日の初対戦で本塁打を放っており、3戦連発に期待がかかる。 (WEB参照)
メジャーリーグの人気スターたちが一堂に会し、しのぎを削り合うオールスターゲーム。新型コロナウイルスの影響によって2年ぶりの開催となる今季は、全世界から熱視線を送られる男が参戦予定だ。大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)である。
【動画】「ゴジラ越え」の圧巻アーチ! 大谷翔平の日本人史上最多のホームランはこちら
今季の大谷は開幕から怒涛の快進撃を披露。打っては本塁打32本、打点69、OPS(出塁率+長打率)1.064といずれもハイアベレージをマーク。ピッチングでも防御率3.49ながら、奪三振率11.69と高水準の数字を出し、自身のメジャーキャリアでは最高となる6度のQS(6回以上を投げて3失点以内)を達成している。
オールスターの前日に開催されるホームラン・ダービーへの参戦も決意した偉才には、周囲からの注目度も日増しに高まっている。
一方で大谷のコンディションを懸念する声も上がっている。米メディア『Inside Hook』は、「デグロムが参加しないように、ショウヘイ・オオタニもそうすべきだ」と指摘。今月7日の登板後に「僕にとって有益ではない」とオールスター参加を辞退した剛腕ジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)を引き合いに出し、「オオタニにとってもメリットはない」と主張した。
「オールスターゲームを辞退する決断は、おそらくMLBとファンから少なからず反感を買い、無礼だと見なされる可能性がある。だが、一時的に集まる多くのスポットライトとわずかなボーナスを得ること以外のメリットはない。だからこそ、オオタニのような過去に故障で苦しんできた選手は出るべきではないだろう」
さらに「ジョー・マッドン(エンジェルス指揮官)が常々言っている『ショウヘイのための最適な起用法』とは、彼をオールスター期間中に家に留まらせることだ」と断言した同メディアは、「オールスターやホームラン・ダービーへの参戦による余分な消耗に価値はない」と切り捨てている。 (WEB引用)
同感である。今は自分の成績-人気をより、チームの成績を上げるのが先ではないだろうか。人気にとらわれる事なく正々堂々とチームに答える成績を残して初めてオールスターに参加する権利を取得しても遅くないのではないか。DHで有りながらホームランだけを狙っているかのように見える大谷翔平の姿は見たくない。体力を温存し適時敵打で勝ち抜く大谷翔平を望みたい。
本国ではコロナとオリンピックで四苦八苦していることも配慮する必要があろう。
エンゼルスの大谷投手は24日(日本時間25日)、敵地でのアストロズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。8回にはDHを解除しメジャー初となる左翼の守備についた。公式戦での外野守備は2014年7月13日のソフトバンク戦以来、2478日ぶり
マドン監督が“リアル二刀流”に続き秘策を繰り出した。「2番・DH」でスタメン出場していた大谷を8回に左翼のポジションに配置しDHを解除。1死からストローが放った左翼線二塁打を無難に処理するなど守備機会も訪れた。 大谷は日本ハム1年目の2013年3月29日の西武との開幕戦(西武ドーム)で「8番・右翼」でプロデビュー。同年は左翼手で4試合先発、右翼手で45試合先発出場していた。途中出場などを含めると計54試合で外野手として出場し、7補殺を記録。2014年には左翼手で2試合先発、右翼手で6試合先発出場。公式戦では同年7月13日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で「3番・左翼」でスタメン出場したのが最後。
敵地でのアストロズ戦に「2番・DH」で出場し3試合ぶりの一発となる6号ソロを放ち、4打数1安打1打点。8回にはメジャー初の左翼の守備についたが、敵地ファンも感激する微笑ましい光景が起こっていた (WEB抜粋引用)
◇ア・リーグ エンゼルス4―7レンジャーズ(2021年4月21日 アナハイム) エンゼルスの大谷翔平投手(26)は21日(日本時間22日)、本距離アナハイムでのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回に日米通算100号本塁打となる5号ソロを放つなど3打数1安打1打点で、打率は・310となった。チームは終盤に逆転され4―7で敗れた。
3回2死からの第2打席、2ボール2ストライクからレ軍の先発右腕・フォルタネビッチの投球をとらえて右中間に5号ソロ。打球速度は107・2マイル(約172・5キロ)で、飛距離は402フィート(約122・5メートル)。13日(同14日)のロイヤルズ戦の5回に右中間に4号ソロを叩き込んで以来4試合ぶりの本塁打となった。
初回1死からの第1打席は見逃し三振、5回1死からの第3打席も見逃し三振。左腕キングと対戦した7回2死一、三塁からの第4打席は死球だった。 前日20日(同21日)のレンジャーズ戦には投手として先発し、4回を1安打無失点、7三振7四死球で勝敗は付かなかった。右手中指のまめの影響で4日以来の登板となり、打者出場はなかった。
打者としての前回出場となった19日(同20日)のレンジャーズ戦は「2番・DH」で、有原航平投手(28)に2打数無安打に抑えられるなど4打数無安打2三振。通算打撃成績は14試合55打数17安打12打点、4本塁打、2盗塁で打率・309となっていた。 (WEB抜粋引用)
■エンゼルス ー Wソックス(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、開幕4戦目の本拠地・ホワイトソックス戦で「2番・投手」で出場する。スタメンが発表され、大谷の今季初登板は渡米後初の投打同時出場となる。投手では今季初先発初勝利、打者では2試合ぶりの2号本塁打が飛び出すか注目される。
大谷が公式戦でリアル二刀流で出場するのはNPB時代の2017年10月4日以来1278日ぶりだ。NPB時代、投打同時で計14試合出場。投手では9勝1敗、防御率1.36。計86回1/3で110奪三振、33四死球と抜群の成績を残し、打者としても打率.289(38打数11安打)、1本塁打、5打点をマークしている。
3月のオープン戦では21日のパドレス戦で「1番・投手」、29日のドジャース戦で「2番・投手」とDHを解除して出場している。今季はここまで打者として3試合に出場し、打率.154(13打数2安打)、1本塁打、2打点。この日、本塁打を放てば、メジャー通算49本塁打。城島健司を抜いて日本人単独3位となる。
メジャー公式戦でのDH解除は2016年6月30日のジャイアンツ・バムガーナー(現ダイヤモンドバックス)以来1739日ぶりだ。球団によると、「2番・投手」は1902年9月1日のワッティー・リー(セネタース)、1903年9月7日のジャック・ダンリービー(カージナルス)以来118年ぶり史上3人目。投手、野手として3シーズンプレーしたのはボビー・レイス(1935年ドジャース、36、38年ボストン・ビーズ)以来83年ぶりだという。
この試合は米スポーツ局「ESPN」で全米中継される。登板前日、大谷は「自分で打って得点が入った時はアグレッシブにマウンドで攻めていける。守りに入ることなく常に攻める気持ちでマウンドにいける」と語っていた。歴史的な1日となりそうだ。 (WEB引用投稿)