衆院へサイバー攻撃

どうやら朝日のスクープ記事のようです。

衆院にサイバー攻撃　議員のパスワード盗まれる
（朝日新聞　2011年10月25日）
メールに添付されたファイルを開くとウイルスが起動、
強制的に中国内にあるサーバへ接続されて情報が盗み出された模様です。

感染したのが今年（2011年）の7月末。
衆院サーバへの攻撃について、発覚直後からの対応など、
衆議院とそのほかの機関で情報共有がどれだけなされていたかは不明です。

情報セキュリティを考えるにあたって、サイバー攻撃を受けた際は
感染の事実を速やかに関係機関へ公表、善後策を練るのが妥当と思われます。

被害状況が知られないままでは、攻撃情報を共有し、
後の被害を食い止めることができません。

セキュリティ関連の講演で聞いたことがありますが、
やはりウイルス感染してしまった当の本人は、
“ヤバい”と思ってなかなか事実を知らせないのもよくある話だそうで…。

しかし、もはやそんなことを言っている場合ではありません。
感染の疑いがあったら即通報！

こういう心掛けで行きましょうよ。

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(中西 啓)