ソフトバンク vs KDDI いよいよ始まった「iPhone 4S」の販売競争

本日、いよいよアップルの通信端末
「iPhone 4S 」の販売が始まりました。

ソフトバンクショップ表参道店とKDDIのデザイニングスタジオでは、
朝7時50分よりそれぞれソフトバンク孫正義社長、
KDDI田中孝司社長が登場してオープニングセレモニー
が実施されて8時から販売がスタートしています。

やはり、注目度がこれだけ高いのは、
今回はソフトバンクのみならず、auからも発売される
ということが要因として挙げられるのではないでしょうか。

KDDIデザイニングスタジオ。
ビデオカメラで撮影する報道陣も訪れていた


ソフトバンクショップ表参道店。
歩道左には購買を待つ長い列が

ソフトバンクの孫正義社長は先だって、
「亡くなったスティーブ・ジョブズ氏の想いを
一緒に届けられるのは素晴らしいこと」という
コメントを残しています。
しかし、そこは競合する事業者同士。
端末価格やパケット料金などで
これからの差別化に注目が集まります。

まず、ネットワークの信頼度ではKDDIに
軍配が上がるのではないでしょうか。
ユーザーの満足度調査ではNTTドコモと首位争いをしているだけに、
この部分でソフトバンクよりも優位性があるかもしれません。

また、ソフトバンクには孫社長が話すように
「これまでiPhoneを出してきた実績がある」わけです。
この点ではやはりKDDIよりも優位です。

加えて、両社のパケット料金プランを比較すると、
ソフトバンクは4410円、auが4980円となっており
こちらについても差別化を図ることができると考えられます。

いよいよ始まった、「iPhone 4S」の販売競争。
第1ラウンドの幕はいよいよ切って落とされました。
その動向に関心が集まっています。

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（山下雄太郎）