春はあけぼの やうやうしろく成り行く山ぎは すこしあかりて むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる・・。そんなような朝ぼらけに月がぽっかり西空に浮かんでいた。冬季の冷たくさえた寒月より幾分やわらかで温かい感じの残月。
梅の花も満開である。 散りぬとも 香をだにのこせ 梅の花
こひしき時の 思いでにせん ( 古今和歌集 よみ人しらず )
季節に敏感に生きた古人(いにしえびと)にほんの少し思いをはせてみる。
E 3/4写
わがせごが 衣春雨 ふるごとに
野辺のみどりぞ 色まさりける
( 古今和歌集 紀 貫之 )
< わたしの夫の衣を洗い張りする春が来て、その春雨が降るごとに・・ >
3/4写
r
21度を超える四月末頃の暖かい陽気だった昨日と違って、今日は曇ったり小雨降る天気。昼前、土手を散歩していると野球の試合をしている。ベンチには応援らしい女性たちも座っている。会社で試合の様子を写しているようだが、平日だし何となく変。
近づいていくとそこに集まっている相当な数の人たち全員が映画かテレビの撮影をしている最中だったのだ。土手の上から、「よーい スタート!」と大きな声が下の選手たちに飛ぶ。紛れ込んだ見物客は自分一人で、まるでMr. ビーンのようだったから気まずいのでスナップして静かに通り過ぎた。変なおじさんの飛び入りエキストラじゃなし。また、映像の実習授業でもないようだ。何も聞けない。近くの駐車場を見るとトラックなど大きな車が7、8台停まっていた。そのうちこの場面を映画かドラマで見るのかな・・。
i i i 3/5写
DATA
CANON EOS kiss x7
canon zoom lens 55~250mm E 印の写真1枚
〃 18~55mm 無印の写真
CANON IXY i 印の写真3枚
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます