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英国ボーディングスクール&ティーンエイジャー&お菓子教室

長女の英国ボーディングスクール留学準備に奔走中。自宅で開いている小さなお菓子教室、子供、愛犬のあれこれも綴ります。

意外と面白かった、オーディション2次審査

2013-08-18 23:29:06 | 教育
今日、長女の劇団のオーディションの2次審査に行って来ました。12時に集合だったのですが、受け付け順に審査をするということだったので、早めに帰れるように、家を早目に出ました。駅から劇団までは街路樹が茂り、センスのいいお店が並ぶ、歩いているだけでも楽しい通りでした。途中、2軒も気になるケーキ屋を発見。帰りに覗いてみようと思いました。劇団に着くと、私たちが言われた集合時間のグループでは2番目でした。開始時間まで控室となっているスタジオで劇団のPRのビデオを見ました。いよいよ事務の方が来て、今日の流れを説明。芸能界を志す者として大事なのは①挨拶がきちんとできること②相手の目を見て話せること③相手の話を聞けること、といういい話を聞きました。今「WOMAN」に青柳小春の子供役で弟君のほうを演じているお子さんも、劇団のクラスでは優等生だったわけではなかったけど、とにかく素直なところにかけて現場に送り出し、けっか、スタッフの方にとてもかわいがられて現場でいろいろと親切に指導してもらっています、という話も聞きました。これは劇団に限らず、どの社会でも通用する話だなと納得。次に今日は簡単なセリフのテストがあります、と言われ、事務の方がセリフの読み方を見本で見せてくれたのですが・・・事務とはいえ、以前は劇団員だったな、と思わせるほど見事な読み振りでした。ダンスのレクチャーになったら私は隣の控室に移されてしまったので、どんなダンスかわからなかったのですが、今日の課題となっているダンスのレクチャーが終わったらいよいよオーディション会場です。5人ずつまとめてよばれてステージのようなところに親子で座ります。子供たちはまず5人でダンスを踊り、次は1人ずつセリフと自己PRか歌を歌い、付添の大人からの一言を添え、最後にまた5人でお気に入りのポーズをとって終わりです。この一部始終はずっとカメラで撮影されており、モニターで自分がどう映るか見られました。ステージに座り、審査員の方々と向き合ってみると・・・プロダクションやテレビ局のプロデューサーやら広告代理店のキャスティング部の人などが来ていていかにもギョーカイ、でした。娘の出来栄えと言えば・・・説明の時に言われた「お芝居は入団してから勉強してもらうので、今日はセリフが大きな声で元気よく言えれば大丈夫です」という基準に照らせば、上出来だったのです。自己PRでも2年間中国にいたことを言い、中国語で自己紹介をしていました。(私たちの2番後の方が中国とのハーフちゃんでお母さんが中国人!そんな人の前でつたない中国語を披露してしまいました・・・)とにかく娘は堂々たるもので、これで不合格通知が来てあきらめてくれるかな、という期待がちょっと外されてしまうような予感。オーディションに集まっていた子は意外と普通の子ばかりで「いかにも」という子はほとんど見ませんでした。歌がうまいというほどでもなく、ダンスも普通。となると誰が受かっても落ちても不思議ではない感じでした。一説には劇団の講習料が大きな収益の柱だから結局は誰でも入れるのよ、ということも聞かれますし、そうなんだろう、とも思います。不合格通知が来なかったときの娘の説得のストーリーを練り直さなくてはいけません。帰りに気になっていたケーキ屋にはしっかり寄りました。パリのお店のようなシックな構えでした。お味も上々でした。