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へろへろ3

へろへろですぅ

チンケパッド T42p の SXGA+ 化

2010年10月26日 15時35分23秒 | PC
 T60 に UXGA を取られた残骸だった T42p ですが、下記の仮説の元、
無事に SXGA+ 化に成功した。

◎ 前提条件
1)T4n シリーズは基本的に上半身のユニット交換で無問題で起動する
  T43 に T42 の 14.1吋 SXGA+ パネルを装着しても表示が出ない
  相性問題は周知の事実としてある
2)上半身にパネルサイズの情報がある

◎ 仮説
1)液晶フレキには、パネルの解像度によって FRU が割り振られている
2)解像度により、フレキの設計を個別に行っていては生産性が悪い
3)以上より、同一のフレキから解像度の違うフレキを加工により製造している

 ちゅーわけで、フレキをしげしげと眺めると、以下の差異を見つけた

1)15.0吋 のフレキには、パンチ穴で導通を切断している箇所が見られた
2)15.0吋 のフレキには、チップ抵抗で導通を付加している箇所が見られた

 個々の手持ちのフレキの導通状況を確認してみると下記の結果が得られた
…って何台手持ちがあるんだ…(ヲイ)

◎ 結果(○:close,×:open)
 アルコヲルで腐った頭で懐石間違っていたら指摘して…
 (等幅フォントに投影し直してね)

[15.0吋]
pin………12345
UXGA……○××○○
SXGA+…○○×○×
XGA………○○××○

[14.1吋]
SXGA+…○○○○×
XGA………○○○×○
※ 14.1吋のフレキ左端から2ヶ所のランドは不明

◎ 考察
1)pin1 はシグナルコモンと考えられる
2)pin3 はパネルサイズを表す?
  (15.0吋:open,14.1吋:close)
3)pin2,3,5 の一ヶ所を open にする事で画面解像度を決定する
  (UXGA:pin2,SXGA+:pin5,XGA:pin4)

 という事で、この部分の接続を変更して、無事に SXGA+ 表示が可能になった(了)