2003 年 平成15年 6月 38歳
さっき、神経科の外来で病院に行ったばかりなのに・・・スーパーで買い物をして家に帰ると、留守電に「緊急の要件がありますので直に病院に連絡してください。」とのメッセ―ジが主治医のH医師より、入っていました。
この様な事は初めての事だったので(何だろう?)と言う不安な気持ちを抱えながら妻と二人タクシ―に乗り都立大塚病院に急ぎました。
人気も疎らに外来で待っている間も(また梗塞ができたのかなぁ?)とか悪い事ばかり考えてしまい、30分位待ち名前を呼ばれ脳外科の外来に入りました。O医師と内科のH医師が待っていました。
O医師より「左脳の眼の後側に未破裂動脈瘤があります。サイズは1,5cm位の大きさです。開頭手術をしてクリップで瘤を止めて破裂しないように手術も可能ですが、血栓化されているので、このままほっといても破裂する可能性は1%以下です。僕の同期の医師で血管内手術を専門医としているHと言う医師が東京医大にいますので血管内手術が可能か診察を受けてみますか?」と、とても誠意を持って紹介状を書いてくれました。そして、1週間後、妻と母と3人で画像写真を持ち新宿にある東京医科大学のH医師を尋ねました。H医師もO医師同様温和な方で、じっくり写真を見ると「形的に血管内手術は不可能ですね。投薬で様子を見ていった方が良いと思います。O医師にもその様に連絡しておきます。」と話してくれた。一安心したのは僕だけで、病院の帰り道に寄ったロイヤルホストで「他の先生にも診て貰った方が良いですよね。お母さん・・・。」と一人不満げな納得のいかない妻だった。今思い返してみても(先生を全国から探して良かった。)と思える私でした。そして、妻の友人に知り合いで日医大北総病院のK教授を知っている。と言う事で、O医師に紹介状を書いて貰い診察を受けるため巣鴨―印旛日医大間の遠い道のりを電車に揺れながらやっと辿り着いた。日医大北総病院は田舎にあった。(ここの庭先で歩行の為のリハビリをやる人は回復が早いだろうな・・・。)そんな事を思いながら、待つ事一時間。やっと名前が呼ばれ、先生のお話は・・
「開頭手術も可能だし、腕の血管を持ってきて行うバイパス手術というのもあるんだよ。こういう事を話すと患者さんも怖がっちゃうからね。やめておこう。この大きさなら放って置いても破裂する可能性は1%以下だからそんなに難しく考えないで・・・。」と話してくれた。病院の帰り道、梅雨空でシーンと静まり返った駅のホームに別れを告げ帰京した。
結局、3人の先生に診て頂いたが、3人共答えは同じで、“血栓化されているので、破裂する確立は1%ですから、大丈夫ですよ”
の答えでした。一先ず、投薬で様子を見る事にした。
またまた新たに今度は脳動脈瘤が発見されてしまったのです。
でも、3人の先生方に診て頂きましたが、「血栓化されているので、破裂する確立は1%ですから大丈夫ですよ!」と診断されたので、一先ず命には差し支えなさそうだから、よかった~
でも、破裂したら、最悪は死。よくて、半身不随になってしまうかも?知れない?今は先生を信じるしかない!と僕は思った。
さっき、神経科の外来で病院に行ったばかりなのに・・・スーパーで買い物をして家に帰ると、留守電に「緊急の要件がありますので直に病院に連絡してください。」とのメッセ―ジが主治医のH医師より、入っていました。
この様な事は初めての事だったので(何だろう?)と言う不安な気持ちを抱えながら妻と二人タクシ―に乗り都立大塚病院に急ぎました。
人気も疎らに外来で待っている間も(また梗塞ができたのかなぁ?)とか悪い事ばかり考えてしまい、30分位待ち名前を呼ばれ脳外科の外来に入りました。O医師と内科のH医師が待っていました。
O医師より「左脳の眼の後側に未破裂動脈瘤があります。サイズは1,5cm位の大きさです。開頭手術をしてクリップで瘤を止めて破裂しないように手術も可能ですが、血栓化されているので、このままほっといても破裂する可能性は1%以下です。僕の同期の医師で血管内手術を専門医としているHと言う医師が東京医大にいますので血管内手術が可能か診察を受けてみますか?」と、とても誠意を持って紹介状を書いてくれました。そして、1週間後、妻と母と3人で画像写真を持ち新宿にある東京医科大学のH医師を尋ねました。H医師もO医師同様温和な方で、じっくり写真を見ると「形的に血管内手術は不可能ですね。投薬で様子を見ていった方が良いと思います。O医師にもその様に連絡しておきます。」と話してくれた。一安心したのは僕だけで、病院の帰り道に寄ったロイヤルホストで「他の先生にも診て貰った方が良いですよね。お母さん・・・。」と一人不満げな納得のいかない妻だった。今思い返してみても(先生を全国から探して良かった。)と思える私でした。そして、妻の友人に知り合いで日医大北総病院のK教授を知っている。と言う事で、O医師に紹介状を書いて貰い診察を受けるため巣鴨―印旛日医大間の遠い道のりを電車に揺れながらやっと辿り着いた。日医大北総病院は田舎にあった。(ここの庭先で歩行の為のリハビリをやる人は回復が早いだろうな・・・。)そんな事を思いながら、待つ事一時間。やっと名前が呼ばれ、先生のお話は・・
「開頭手術も可能だし、腕の血管を持ってきて行うバイパス手術というのもあるんだよ。こういう事を話すと患者さんも怖がっちゃうからね。やめておこう。この大きさなら放って置いても破裂する可能性は1%以下だからそんなに難しく考えないで・・・。」と話してくれた。病院の帰り道、梅雨空でシーンと静まり返った駅のホームに別れを告げ帰京した。
結局、3人の先生に診て頂いたが、3人共答えは同じで、“血栓化されているので、破裂する確立は1%ですから、大丈夫ですよ”
の答えでした。一先ず、投薬で様子を見る事にした。
またまた新たに今度は脳動脈瘤が発見されてしまったのです。
でも、3人の先生方に診て頂きましたが、「血栓化されているので、破裂する確立は1%ですから大丈夫ですよ!」と診断されたので、一先ず命には差し支えなさそうだから、よかった~
でも、破裂したら、最悪は死。よくて、半身不随になってしまうかも?知れない?今は先生を信じるしかない!と僕は思った。